グリルが改善されたらいいのにと思うこと。

　魚を食べる機会が少なくなったなあ……。

　そんなことがふと頭の中によぎったので書いてみた。
　基本的に魚が好きなのに、あまり魚を食べる機会がない。

　とか言って、先日はマグロの記事を上げてみたりしたのだけど……

　ただね。
　やっぱり魚って食べる機会、あまりない。

　なんでだろ？
　ちょっと原因を考えてみるのだけど、やっぱり魚は高いのだ。そして鮮度的にも早く食べてしまう必要があるからたくさん買っておいて作り置きして、ゆっくり食べていくということにはあまり向かないのかもしれない。
　だったら干物買えばいいじゃんって話になるのだけど、結局、魚食べたい時って基本的にはお刺身が食べたいものだから、干物に手が伸びることってあまりない。

　あ、美味しそう。

　そう思って購入してきた干物が冷凍庫の肥やしになっていることなどそう珍しくもないのだ。
　でもたまに干物を焼いて食べるとやっぱり美味しかったりもする。

　ただやっぱりそれは『たまに』でありそうしょっちゅう焼いて食べるものでもないのだ。

　そんなことを言いながらも、魚が好きなボクはなんだかんだ、たまに魚を購入して食べたりもする。
　また釣りに行って釣ってきた魚もきちんと捌いて美味しくいただく。

　魚は美味しいし、何よりもお酒が進むのだ。

　刺身が好きという方が数多くいると思う。
　魚料理を出してくれるお店に行くとどうしても海鮮丼とか刺身定食とかを食べたくなるものだ。

　しかし……
　最近は刺身も好きなのだけど、もっと好きなものが出てきた。
　刺身は素材の味を殺さないように変に手を加えずに食べるやり方で、引き算の料理。
　これはこれで繊細だし、やっぱり美味しい。

　でも最近は焼き魚が美味しいと思うようになってきたのだ。

　焼き魚は焼くことによって、風味が増す。
　あれ？
　さっき干物はごくたまにしか焼いて食べないって書いてたじゃん。
　懸命な読者の皆さんはそんなふうに感じたことだと思う。

　そう。

　確かにそう書いた。
　冷凍庫の肥やしになってしまうことも珍しくないとも書いた。
　でもそれはあまり好きで食べないからではないのだ。

　じゃあ、なんで食べないのか……

　それは調理をした後の片付けに手間がかかるのだ。
　調理に手間がかかるというのは平気なのだ。
　でも調理には手間はかからない。
　だって焼くだけなのだから。
　グリルに入れて火をつけて、焦げないように火加減を調整しながら焼けばいいだけだ。

　問題はその後。

　グリルを洗うのがひと手間なのだ。
　フライパンを洗うよりもはるかに手間がかかる。なんであれはあんなに面倒くさいのか、こうやって改めて書いてみてもよくわからなかったりする。

　グリルを洗う手間さえなければ焼き魚はもっと身近なものになるような気がする。

　なんとかならないものだろうか……。