ブラック企業で自殺しなかったワケ

こんばんは。鈴木です。
牛丼の記事とは打って変わって重い話題です。
牛丼は胃に重いですけどね。

【自殺念慮を抱えていた数年前】

『自殺念慮』とは、自殺願望の中でも特に重く、具体的な方法などを考えている状態の事です。
当時の私の考えていた具体的な方法はこれ。

①電車に飛び込む

え、すっくな(笑)
自殺念慮舐めてんの(笑)
そんなんじゃ、この業界やってけないよ(笑)

とか言われそうなんですが、まじでこれだけです。

ぶっちゃけると、思考能力が落ちていたのでそれしか思いつきませんでした。

【ボーっと線路を見つめている】

マジで特に考えもなく、見つめてたのを記憶しております。
周囲の皆がスマホを見ている最中、私は線路を見ていました。
会社に行く時の電車が主です。
『ここで死んだら会社行かなくて済むんだなぁ』
そんなことを考えていました。

しかし、この記事があるということは死んでいません。当たり前ですが。

【どうやって自殺念慮から生還したか】

周囲にサポートはいません。
一部を除いて、すべて敵という思考でした。
友人に「辞めたい」と言ったことはありましたが…言っただけという感じです。
ヘラヘラして誤魔化しちゃったんですよね。
やっぱり、周囲に迷惑かけたくないんですよね基本。
「じゃあ電車で死のうとしているのは矛盾してる💢」
そう思うじゃないですか?
実際矛盾しているのですが、自殺を考えている時は周囲の事を考える余裕なんて無いんです。


でも、自殺なんかしたら仕事ができないんです。
怒られるんです。
暴力を浴びせられるんです。
セクハラされるんです。
パワハラされるんです。


では、周囲にサポートがいない自分はどう乗り切ったか。


たくさん泣きました。

【退職を決意した日】

昼休みのトイレで一人
自宅に帰って部屋で一人
泣きまくりました。

20歳超えた男が一人で泣きました。
人間、泣くとスッキリするものです。
全員これが当てはまるか分かりません。
少なくとも私は泣いて決意しました。
昔っから泣き虫の自分だったけど、ここ数ヶ月泣いていなかった。

洗脳が解けたように決意しました。
ここにいたらヤバい。

上司に言われました。
「石の上にも三年…というが、お前は辞めるのか?逃げるのか?」
『はい』
「後輩に迷惑をかけるぞ」
『そうですね』
「いいのか?」
『はい』

tips:ブラック企業は『石の上にも三年』を使うぞ!

これでいい。
この会社には後輩を入れたくない。

【退職した日】

退職日。
有給消化で一カ月近く休んでいました。
職場の人は気持ち悪い程に優しく接してくれました。
「お世話になりましたって…お世話した覚えはないけど」
そう言って、門出を祝ってくれました。

『こんな楽しい日があるんだ。』と思いました。
やっと終わった。
人間的に欠如した人が殆どの部署だった。

数日後

心が浄化されたので”前職”となった職場の情報を掲示板で見てみました。
そこには…



病む奴めちゃくちゃ多い、自〇者あり、労〇隠し、サービス出勤、ここ数年で〇人タヒんで〇人ほど鬱になった

今年はまだタヒんでないらしい。

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