#箕輪飲み ④ 常に次を見ろ。優秀な起業家の「無関心」。
*これは静岡での箕輪さんの講演会後に開かれた、打ち上げの飲み会の様子を書き起こしたものです。数回に渡ってお送り致します!
彰:今ここにいるのは僕以外大学生なんですけど、「これはやっておいたほうがいい!」っていうの、ありますか?
箕輪:それはもうほんと好きに邁進することじゃない?
佑介:そうですよね!で、そういう学生が今いないんですよ。
箕輪:いいじゃん別に。そういうことを言うのは素晴らしいことだと思うんだけど、俺他人に興味ないから、別にそのままでいいじゃんって思うよ。
佑介:ここにいるメンバーは割と自分の好きなことを口に出してやるメンバーなのですが、静岡だとメンバー探しに悪戦苦闘している部分もありまして。
箕輪:それでいいと思うよ。ようはさ、何かを啓蒙しようとしても仕方がなくて、いかに自分たちが楽しくやって、周りを勝手に巻き込むんだよね。
彰:その巻き込む時に何か考えてますか?
箕輪:楽しそうだったらみんな参加したいって思うんじゃない?
帆南:箕輪編集室もそういう感じで?
箕輪:そう、どんなにハードルが高くても参加したいと思う人がいるわけじゃん。それでいいんだよ。変にハードル下げて勧誘しようとして、わけわかんないやつなんていらないわけだから。
何だっけ?「何とかのペンキ」みたいな。楽しそうにペンキ塗ってたら、自然と人が集まるやつ。
「楽しい」って言っても誰も興味持たないけど、楽しそうにやってたら行きたいと思うもん。
美帆:人に興味持たないって大事ですよね。人って、他人とか。
箕輪:ああ、嫉妬とか?
美帆:そうです。嫉妬する人って、他人にすごく興味があるじゃないですか。
箕輪:それ面白いのが、編集者ってまあ作家と揉めることがあるのね。でも俺が、こんな雑な生き方してるのに揉めないのは、起業家って他人に興味がないからなんだよ。常に次を見てるから、他人に関心を持ってる時間がない。普通の人って、過去に戻るのよ。「え?あの件おかしくなかったですか?」みたいな。
でも本当に優秀な起業家とかは、みんな忙しくて次!次!だから、おかしかったとしても関係ないのよ。
佑介:そんなところに使っている時間がもったいないみたいな?
箕輪:そう、その犯人探しみたいの超もったいない。もう終わったから次行きましょうって。俺はそういう人としか付き合ってないから、非常に気持ちが良い。
矛盾なんて、しないわけないもん。「箕輪さん、こう言ってたじゃないですか」みたいなことを言われることあるけど、そんな矛盾なんていくらでもあるわけ。この時代の流れの変化の速い中で、言うことなんて変わるじゃん。それが前提。
だから「あの時こう言ってたじゃないですか」なんてNGワードだよね、そりゃ決まってるじゃんって。
一同:間違いない!
佑介:それ言っても何も生まれないですもんね。
箕輪:生まれない。だってそもそもこっち記憶無いからね。
一同:(笑)それ強いですね!
箕輪:常に次、次だよ。
(⑤に続きます。)
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ライター 田中真愛
編集 齊藤帆南