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ご飯は食べないけど、賢くて天使な愛亀

愛亀は、ご飯を食べない時がある。気分が乗らないのか、お腹が減っていないのか、右前足で、高速「いらない。いらない。」を繰り返して、ふやけたカメプロス(餌)に背を向けて、走り去っていく。

夜になれば、お腹も減ってくると思うが、寝る前の、代謝が落ちているときに、ご飯をあげると危険。消化不良を起こしてしまう可能性がある。

飼い主は、断腸な思いで、はらぺこあおむし、ならぬ、はらぺこカブトニオイガメに、ご飯を与えないようにしている。某芸人の、あるある言いたい並みに、飼い主は、とにかく、ご飯をあげたいのに。

そんな中、自分への褒美と題して、巨大かぼちゃモンブランプリンを、コソコソ頬張る飼い主は、実に罪深い。水槽の端から、愛亀が、こちらをじっと見ている気がする。どうか、卑しき、モンブラン飼い主を許しておくれ。

昨日から、会社のパソコンがアップデート祭りで、2時間近く、画面が真っ暗闇と化してしまった。メカニックは、ヒト属ヒトのように、調和・博愛・ピースみたいな世界を生きていないのだから、突然、やる気をなくされては困る。そして、怒りのやり場がなくて辛い。

パソコンで出来ることは、パソコンに任せた方がいいに決まっている。ヒト属ヒトの海馬で記憶するよりも、「名前を付けて保存」の方が、圧倒的にコスパが良い。

知識不足と、実力不足は全然違う。知識と経験は、いくらでも後付け可能なのに、それが足りない相手の主張は、取るに足りない、はい論破。みたいな、人間性がニュートリノサイズのご婦人が、意外とたくさんいる。

愛亀の、あの可愛いサイズの脳ミソでも、飼い主の顔を覚えるし、甲羅を洗う用の容器に移すと、まさに妖気を感じて、必死に抵抗を示す。

ヒト属ヒトの脳ミソでしか、出来ないことに、大切なニューロンを使ってほしい。そんなことを伝えたら、たちまち、ニュートリノご婦人は、風神雷神ご婦人に、転生して、スーパーカミオカンデを破壊する恐れがある。

賢い愛亀と、愚かなる飼い主は、世間の喧騒から少し離れたところで、そっと、人間界を見守って生きていこう。

きっと、愛亀は、可愛い顔でこちらを見つめていれば、そのうち、夜食がもらえると思っている。チョロい飼い主は、震える手で、カメプロス(餌)を握りしめることなく、noteを書いている(大げさ)

今日は、懺悔の気持ちで、眠ろう。明日はまだ、水曜日。アーメン。

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