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今回の評価査定を、笑神様に捧ぐ(僕の初恋をキミに捧ぐ風)

もうそろそろ、半年に一度の、評価査定がある。会社で、こんなことを頑張ったから、来年のお給料上げてちょうだい。っていうやつ。

そのためには、名前の書かれたタスキを掛けて、白い手袋と、マイク片手に、役員たちの前で、「どうして二番じゃいけないんですか?」と熱弁をふるうのではなく、A3サイズの、評価シートなる、SF大作を仕上げなければならない。(決して、サイエンスフィクションではいけない)

半年間で、具体的に、なにをして、どんな成果をもたらしたのか。昨日の晩御飯の記憶すらない飼い主は、ある意味、仮想空間をさまよいながら、記憶を呼び起こす。

noteを始めてから、文章を書くという作業が、今までよりも身近になった。今回の評価シートは、少し、ユーモラスに書いてみようという余裕さえ、生まれている。

最近、とてつもなく、他人に腹が立つことがあり、どうにも収まらなかったため、その後に送信したメールで、自称天才的な皮肉をお見舞いしてやった。

下品さは最小限に、ただし、現地の人しか知らない、どこぞのアジアンスパイスのような、エッジを効かせた皮肉が、すらすらと出てくることに、我ながら、ほれぼれした。これこそ、半年間の成果といえよう。

出世したい、昇給したい、栄転したい。と、対価を求めて、自分を売り込める人は、すごいと思う。このご時世、その売り込みは貴重で、重宝されやすい。

ただ、私は、いわゆるコミュ力高め人間には、わりと、結構、全然、魅力を感じない。(補足:圧倒されるほどの、素養は感じるが、それはトキメキではない。)むしろ、全く異なる、脳波を刻んでいると思っている。たぶん、脈拍も全然違うと思う。

亀になるか、人間を続けるか、迷いながら生きている飼い主は、人並み(以上)に湧き上げる醜い感情を、ダイレクトに示さずとも、鮮度の高い状態で、いかにして、笑神様に献上するかを、日々考えるようになった。笑えねぇって日もあるけど、むやみに、人を傷つけたくはない。

「これが、わたしの仕事」とアナザースカイ風にいうのは、正しいか、正しくないかでいえば、きっと正しくないと思うが、もれなくタグ付けしておこう。

先週、送ったメールも、節々の言い回しが、エッセイ風だった。この調子で、SF大作シートを仕上げて、早く、愛亀と鬼ごっこがしたい。


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