④叶わなかった切ない恋〜Rの場合〜
それから一年くらい経ったある日、
急にRからの電話😳📲
なんだろう⁉️
あれからずっと連絡を取り合っていなかったし、
驚いたし、電話に出るのを迷った私もいた。
R『じゅりさん、オレ、わかる⁉️Rだよ‼️』
私『うん、わかるよ…』
R『久しぶりだね😃前はせっかく誘ってくれてたのに本当にごめんね🙏🏻』
私『しょうがないよ…』
R『前の彼女のことやっと吹っ切れたからじゅりさんに連絡したよ‼️どっか行かない⁉️』
私『ごめん…ちょっと、今、無理なんだ…』
R『どうしたの⁉️そういえばずっと元気ないけど‼️なんかあった⁉️』
私『うん…』
R『オレで良かったら話聞くよ‼️』
私『ありがとう…今ね、外出られるような状態じゃないんだ…』
R『じゃあ、オレが家まで迎えに行く🚗』
私『ごめん、今、笑えなくて…そんな私と一緒にいても楽しくないと思うから…』
R『それでもいいよ‼️どんなじゅりさんでもいいよ‼️オレが笑わせるから‼️気分転換に出かけようよ🎵』
私『嬉しいんだけど、本当にごめん…』
なぜかRは引き下がらず、こんなやり取りをずっとして
驚くほどしつこく会いたがってくれて
ずっと電話を切らなかった。
笑えなくてもいい、ただ一緒にいてくれるだけでいい、無理もしなくていい
とまで言ってくれたのに
嫌われるのが怖くて、
愛想尽かされるのが怖くて、
何よりそんな自分を見られたくなくて、知られたくなくて
当時の私は、なんとか生きることだけで精一杯で
誰かと会う気力なんてなくて
結局、Rには会わなかった。
うつ病、パニック障害。
(この話はまた別の機会に書きます)
私は家の自分の部屋に引きこもっていた真っ只中だった。
仕事も休養していた。
タイミングだったのか、
今度は私が断った。
あの時、ほんの少し勇気を出して
泣き顔のままの私でも
Rに逢いに行っていたら
きっと運命は大きく変わっていたことを
後から知ることになる。
今日も最後まで読んで下さいまして
ありがとうございました😃✨
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