「穴の空いたバケツ」とはよく言ったもので

注げども注げども満たされない。

私、今さみしいんだと気がつきました。

主人とふたりの飲食店自営業、
例外なく新型コロナの影響を受けています。
お客様とのコミュニケーションが
減ったのはもちろん、
休日もなるべく遊びに行かないようにしているから
ここ数日ならほんと主人と母親としか喋っていません。

でもさみしさの原因はそこではなくて。

人と会ってないから、会話してないからじゃなく
「必要とされていない感」で
孤独を感じてしまう。

誰も私を見ていない必要とされてない
こんなんじゃいてもいなくても変わらない

「そんなことないよ。俺は必要としてるし、
必要だって人はたくさんいるよ」

主人は一生懸命繰り返し伝えてくれます。

なのに満たされないのは
私の心に穴が空いていて
言葉や実感がスルスル抜けていくから。

機能不全家庭育ちで
安心感がきちんと育たなかった
境界性パーソナリティ障害やその他の精神障害。

人から受けたものを入れる容れものに
穴が空いている。

突然襲ってくる強烈な孤独感、
枯渇に近い飢餓感、虚無、寂しさ。

これをやり過ごす術を持たなければいけない。

寂しいから誰かに解消してもらう、じゃ
根本的な解決にはならないのです。

容れものの穴を塞ぐか、
新しいものを用意するかのどちらか。

人から受けた優しさや思いを
疑わず信じ、大事にしまって留めておく
この訓練をしなければなりません。

主人と過ごして
穴も塞がったと思っていたけど
まだまだ甘かったみたい。訓練不足。

早くこのさみしさが過ぎ去っていきますように。

みんながさみしい夜を過ごしませんように。

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