秋田の大雨で被災しました ~床下点検口の作業記録④ バキュームクリーナーをゲットする~
スポンジで泥水を掬ってバケツで絞る。
これを延々とし続けました。
洗車用のスポンジを使っていたのですが、だんだんと握力がなくなっていきます。
なかなかきりがないのですが、徐々にやったところはきれいになっていくで、やりがいはあります。
台所の床下の半分くらいをやって初日を終え、2日目にもう半分くらいをやりました。
床下は障害物だらけです。
所々が鉄の棒のようなもので区切られています。
方向転換がなかなかうまく行きません。
車が鉄の棒に引っかかります。
初号機は、方向転換の度に、鉄の棒にぶつかり、徐々に破壊されていきました。
それでも作業はこの車のお陰でだいぶ進んだのですが、これでは毎日やっても1か月はかかるんじゃないかと思いました。
この泥水を掬う掃除機のような機械はないのだろうか。
するとバキュームクリーナーというものが存在していることを知りました。
妻が、こどもを歯医者に連れて行ったとき、歯医者さんが自分の床下をバキュームクリーナーで掃除したというのです。
ホームセンターでの最後の1つだったとか。
これを買って効率よくなるのなら、買おうと思っていろいろと調べるのですが、いまいちどれを買っていいのかわかりません。
何せ床下は45センチしかないので、床下に入れることができる高さのものとなるとなかなかないのです。
床下中を掃除するには、長いコンセントか、長いホースが必要になります。
ちゃんと掃除できるものはどれなのかを見つけるのはなかなか難しい。
そこでFacebookやLINEのグループなどで声を掛けてみたところ、うちの会社のでよければ貸すよ、と貸してくれる先輩が現れました(有難い)。
貸した頂いたのは、「マキタ集じん機(乾湿両用)15L VC1520」です。
ただ、難点もあります。
結構大きいので、床下には絶対に入りません。
ホースも短いので、床下の入り口くらいまでしか届きません。
そこで工夫が必要になりました。
ホームセンターで水道のホースをつなぐプラグとダクトテープを買ってきました。(この日、旧マックスバリューのとこのホーマックが復旧しました)。
実家のゴミの方付けをしていたときに出てきた使っていないホースをもらってきました。
水道用のホースをバキュームクリーナーの太いホースとつなぎます。
しっかりとつながらないので、ダクトテープでぐるぐる巻きにします。
ホースも長いままだと吸い込まなかったので、程よい長さに切ります。
ホースとバキュームクリーナーの吸い込み口をダクトテープでつなぎます。
これで試してみたら、きちんと吸ってくれました。
ただ、完璧ではありません。
まず、バキュームクリーナーの吸入口を泥水に付けたくても、45センチの壁にぶつかり、接することができないので吸えません。
いろいろと考えた結果、スポンジに水を吸わせ、スポンジをバキュームクリーナーに吸わせたところ上手く吸ってくれました。
スポンジ大活躍です。
水が多いところは、吸わせている間は、吸入口を持って寝ていればいいので、とても楽になりました。
そして、思っていた以上に水の量が大量にあることにも気が付きました。
ごくごく吸っていくのを見ながら、これを手作業でスポンジでやるのは、やっぱ無理だわ、と思いました。
娘の部屋をきれいにするところまで行きたかったのですが、ホースの長さが足りず、娘の部屋の入口までしか到達できませんでした。
初号機と2号機は、ほぼ壊れてしまいました。
やはり、真ん中にタイヤがないので割れやすい構造になっています。
今日の作業終了後、娘の部屋に到達すべく、長いのホースを準備し、ホーマックでホースをつなぐプラグを買い、ダイソーでカラーボードを3枚追加購入しました。
明日は、いよいよ娘の部屋をきれいにしてあげる予定です。
つづく
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