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hennanono
背中をさすってくれる歌【 #推し短歌 】
アイロンをかけながら聴く二十二時 背中さすってくれる歌あり
いつのまに来たのだろうか手のひらにバトンを持ってふと振り返る
割り切れぬ今日を生きろと君が言う頬に張りつく雨は過去なり
*
#推し短歌 参加、第六弾。どんどんいく。
音楽聴きながらアイロンかけてたら、推しの曲が流れて、そのままの気持ちでできた連作三首。
アイロンかけてたのは、小学校の給食当番のあれ。この行為をしてるの、なんだかすごく"バトン"だなぁと、思ったんですよね。
この曲を作った推しは当時、確かまだ30になるかならないか。なのにどうしてこんなにも、中年の気持ちがわかるのかしら。いつも感心しながら泣いてしまう曲です。
MVはすごくすごく青春してるんだけど(これもこれでめちゃくちゃ良いんだけど)、個人的には中年にこそ刺さる歌だと思っています。
聴いたことない人は良かったら聴いてみてね!(布教)
選べよ 変わりゆく時代を 割り切れなくとも
この瞬間この舞台を 生き抜くから
手応えのない 今日でさえも
繋ぐよ そのバトンを 静かに待ってる人がいる
雨燦々と悩ましく 生き惑う僕らの
悲しみさえも 水に流してゆく
子供の就寝後にリビングで書くことの多い私ですが、本当はカフェなんかに籠って美味しいコーヒーを飲みながら執筆したいのです。いただいたサポートは、そんなときのカフェ代にさせていただきます。粛々と書く…!