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作る・味わう、小豆島の糀 イベントレポート#2 (2023.04.21開催)

こんにちは!もしくは、こんばんは!co-ba takamatsu NEWインターンの
ひなです!
4月21日に開催となった、「作る・味わう、小豆島の糀」のイベントの様子をお届けいたします!

主催者の左:櫻木さんと右:波多さん

はじめに

皆さんは、”こうじ” を示す漢字が「麹」と「糀」の2種類あることをご存知ですか?読み方は同じ"こうじ"なのに一体何が違うのでしょうか??

一言で言うと、「麹」は中国から伝来した漢字で、「糀」は明治時代に日本で作られた国字です。

中国では麹をつくる際、主に“麦”を用いていました。麦の粒が、麹菌などのカビによって包まれている様子を表していると言われ「麹」と漢字表記されました。

一方、日本では麹をつくる際、“米”を用いていました。蒸した米に麹菌の白いふわふわの菌糸が生えている様子が、米に花が咲いているように見え、「糀」と漢字表記されるようにっなったそうです。

今回はその2種のうち、米糀を使用して作られた味噌「 米味噌 」をメインにしたイベントとなりました!


米味噌(こめみそ)とは

米味噌は、大豆に米麹を加えて作られた味噌です。
大豆、米麹、塩を原料として、6ヶ月前後の熟成期間を経て作られる、
全国各地で最も生産されている代表的味噌です。
栄養素も豊富で、疲労やストレスを軽減したり抗酸化作用も期待できる。

今回は、東かがわ市にある「橋本こうじ店(はしもとこうじてん)」さんの糀を使用した糀味噌作りワークショップを、リトマリメンバーの方たちに行っていただきました。

リトマリメンバー紹介

・波多信治【アクティビティ担当】
 Oni SUP Tours(女木島)
 RisingSunゲストハウス(小豆島にオープン予定)

・櫻木快乃子【リトめし担当】
 ゲストハウスにて甘酒や味噌など糀を使った料理を提供

・河西瞳【健康・美容担当】
 美容カイロプラクティックおん(高松)

つくる・味わう、小豆島の糀 イベント

【タイムスケジュール】
19:00~19:15 お店・ゲストハウスの紹介
19:15~19:35 糀マシマシ味噌のワークショップ(お土産として持ち帰り可)
19:35~19:50 糀9:00~19:15 味噌をアレンジしたナッツ味噌やカレー味噌の試食
19:50~20:00 記念撮影後終了

波多さんにお借しいただいた本

準備
まずは、会場の準備に入ります。
前回の麹イベント同様、カウンター形式で椅子や机を設置しました。
イベントの流れとしては、説明 → ワークショップ → 試食 という流れです。イベント時間が近づくにつれ、会場が普段と違う雰囲気に包まれ、ドキドキしました🤭

開始
時間になり全員集合したところで、いよいよイベントスタート!!
2名のメンバー様より、小豆島の魅力やリトマリの活動についてのご説明です。

小豆島には、「森整麹所(もりせいこうじょ)」さんという小豆島にしかない麹屋さんがあるそうです👀
下記の写真は、メンバーの櫻木さんが、小豆島が誇る「森整麹所(もりせいこうじょ)」さんが新酒祭りに参加し、日本酒で小豆島の魅力を発信していることを伝えている写真です。

リトマリとは

瀬戸内の島々を舞台にリトリートな体験をナビゲートするガイドチーム。
リトマリのやど(小豆島のゲストハウス)と発酵食品を中心にしたリトめしプロジェクトを立ち上げた。
リトリートとは、日常を離れてリフレッシュし、本来の自分の取り戻すことを目的としている。
海辺でのお昼寝や、SUPやサイクリング、テントサウナ、ヨガや瞑想、エステなど様々なアクティビティ体験をしたり、反対に何もしない贅沢な時間を過ごすことも魅力。
今回はリトマリの活動の一つでもある、身体の内側を整える、糀のワークショップを企画!

リトマリのアカウントはこちら⤵︎⤵︎

その後、リトマリの活動内容とリトマリプレゼンツ リトめしプロジェクトのご説明がありました。
小豆島を舞台に、リトリートな体験が満喫できる事や、リトめしプロジェクトによる、小豆島の幸をふんだんに使った、身体に良い食の提案をしていることを報告していただきました。
今回のワークショップも、そのプロジェクトの一環だそうです。

また、出張ワークショップも承っているそうなので、興味のある方はぜひご利用ください!!

ワークショップ

ワークショップでは、美肌・ダイエット、リラックス、快腸、など様々なステキな効果もたらす、糀味噌を作るワークショップを、実施していただきました。

そして、イベントに参加された方で何人か、気づかれた方もいたかもしれません。
今回は、ただの糀味噌作りではなく「糀マシマシ味噌作り」なんです!
通常の糀味噌だと、大豆 1  :  糀 1 の分量なのですが、今回は、糀マシマシということで大豆 1 : 糀 5 と糀の量が多いんです!
糀の量が増えると、米味噌の効能も強く出る上に、通常の糀味噌より早く出来上がるんだそうです。
最短でだいたい2週間程度。夏ならもっと早いそうですよ!!

手元に材料が配られたら、早速ワークショップ開始!!
糀味噌の材料は、とってもシンプル!
米麹500g、大豆100g、塩75g 
以上!!

米糀と味噌

早速、容器の中に糀と塩を出して揉み込んでいきます。
最初は、「結構独特な香りだなぁ」と思っていたのですが、私の手の温度なのか、はたまた話しかけ続けていたこうじ菌が応えてくれたのか、活性化して徐々にフルーティな良い香りが漂ってきました。
この時点で私は、こうじ菌が我が子のように結構可愛く思えてきました(笑)

耳たぶほどの硬さに揉み込む

揉み込んだ米糀に味噌を投入後、大豆の煮汁を加え、耳たぶほどの固さに調整します。
その後、ピンポン玉くらいの大きさに丸めて行きます。
手に張り付く糀味噌をきれいに丸めるのは、なかなか難しかったです😅

ピンポン玉ほどの大きさにこねる

ピンポン玉くらいに丸めれたら、用意されたジップロックに、なるべく隙間なく詰めて行きます。

全てのタネを詰めたら、ジップロックの側面を観察し、隙間があれば上から指で押してなるべく空気を抜くようにします。

空気を抜くように詰めていく

しっかりと密閉できたら、自宅の日光が当たらない場所に置いて発酵・熟成させます。
発酵・熟成期間は、だいたい2週間が目安だそうです!
味噌自体最初は、白っぽいですが室内に置いておくと発光が進んで、色が濃くなってきます。
好みの熟成度になったら発光速度を落とすために冷蔵庫で保管しましょう!
ちなみに私の味噌は現在、自宅の食器棚で発酵・熟成させてます。
毎日の声がけも忘れません!美味しくなりますように!!

糀味噌を試食

糀味噌のワークショップを終えたところで、本日の主役ワクワク試食会が始まりました。

米糀味噌を使用したお料理をお持ちいただき、みなさんに行き渡ったところで試食開始!!

今回は、ナッツ味噌とチーズ味噌の2種類がありました。
まずは、ナッツ味噌から✨
この味噌は、含まれる米麹が味噌の甘さを引き立たせ、加えてナッツの歯応えもあり「なんてクセになる味と食感なんだ!」とすごく感動しました。
この味噌は、野菜にディップしても美味しいけれど、単体でおつまみとして食べれるほど最高に美味しいです!

試食したお味噌と野菜

続いてチーズ味噌は、口に入れた瞬間から「甘い✨」と感じ、どちらかといえばチーズ味が強い味噌でした。
この味噌は、野菜スティックやクラッカーと相性抜群で、「いくらでも食べられる!」と思いました。
甘くて、後味もスッキリしてるので、夏にも野菜と一緒に食べれる味噌ですね。
私は、野菜やクラッカーにつけて食べていたので、「お腹に溜まるのも早いな」と感じました。

チーズ味噌をクラッカーにつけている

試食しながら、甘酒の試飲も行いました。
私は、米麹で作られた甘酒が大好きで、「そんなの絶対美味しいに決まってる!」と思い、甘酒を口にしてみました。
飲んでみると、、、案の定美味しかったです(笑)
米麹の自然な甘みが出ていて、甘ったるくないスッキリした味わいでした。

そして、甘酒をリンゴジュースで割るという飲み方があると知りびっくりしました!
「甘酒をリンゴジュースで割る?」「さらに甘くなるのでは・・?」と恐る恐る飲んでみると、、、

「あれ?めちゃくちゃ美味しい!」と感動しました。
リンゴジュースに含まれる酸味が、相乗効果で糀の甘さをさらに引き立たせ、けれど甘ったるくはなくスッキリとしたまとまりのある味わい。
限りがなければ、何杯でも飲める代物でした。

甘酒を注ぐ波多さん

最後に

最後は、写真撮影をして終了です。
ワークショップがあり、試食もできて、甘酒の新しい飲み方も知れた、このイベントがとても楽しく、あっという間の60分間となりました。

イベントを通じて糀をより身近に感じれる、素晴らしい体験ができたなと思いました。私はすっかり、甘酒にハマったので、色々な飲み合わせを試してみようと思います。
自分なりの一杯を見つけてみるのもいいかもしれませんね。

次回は、2023年7月21日(金)に第三回を開催することになりました。
内容は、米糀甘酒(ノンアルコール)つくりだそうです✨
お楽しみに!!

前回の麹イベントのnoteは、こちら⤵︎

イベントの詳細、お申し込みはホームページまたはpeatixから⤵︎⤵︎


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