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【co-ba ebisu周年企画】コミュニティマネージャー編

こんにちは!
co-ba ebisuコミュニティマネージャーのグミ(@gumi_yoshida)です!

2021年2月は、オープン1周年記念企画month。
co-ba ebisuを構成する3つの属性(コミュニティマネージャー、グローサー、会員)の「軌跡とこれから」に関する企画を実施していきます。

コミュニティーマネージャー編は、この一年での活動とコミュニティへの影響・変化について綴っていきます!それでは、スタート!

軌跡〜オープン当初〜

co-ba ebisuを立ち上げたoggy(荻野)が運営周りを担当。

他コワーキングスペースと比べ、co-baがユニークな点の一つに、リファラルでの入居率が高いことが挙げられます。
下記は、メンバーインタビューにフォーカスを当てた、「恵比寿の食卓」と「個室群に集う気鋭のスタートアップ」の紹介記事。
こちらを皮切りに、会員さんが次の会員さんを呼び、仲間が徐々に集まってくる流れができて、熱量ある会員さんと共にスタートダッシュを切ることができました。

軌跡〜コロナ禍 春の緊急事態宣言編〜

2021年2月からは、daijin(大倉)がコミュニティマネージャーとして就任。
ちょうどこの頃から新型コロナウイルス感染症流行の煽りを受け始めます。

2020年4月に発布された緊急事態宣言。
対面でのサービスは、一時停止に。
これまでオフラインでのコミュニティに価値を感じ、大事に場を育んできた私たちでしたが、そうもいっていられない状況に。直接お会いする機会は減りますが、こんな時だからこそチャレンジしたい…!そう思いトライしたのが「Hello! co-ba Project」。通称ハロコバでした。

「Hello!co-ba Project」
自粛期間中でも、co-baに出会える、co-baで出会える、いつものオフラインのco-baらしい体験や新しいコミュニケーションを実験してみるプロジェクト。

co-ba shibuya・co-ba jinnan・co-ba ebisuの合同企画として、4月以降約3ヶ月間にわたり、全14コンテンツ35本のレポート記事をリリース。

「コミュニティ」と言っても多様な切り口の元に成り立っているものであり、一側面ではなかなか感じてもらいづらい。特に慣れないオンライン企画と言ったら尚更です。

なので、最初に企画チームで行ったのは「co-baのコミュニティとは?」の因数分解でした。目的毎にイベント設計を行い、オンラインでもco-baの持つコミュニティ感を立体的に感じてもらうことを目的に実施しました。加えて、社会状況の変化を受け入れながら、Season毎に企画の思考も変化させていったコミュニティ実験プロジェクトだったと思います。

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プロジェクト全体を通した実験の振り返りは、下記noteと、NPO法人シブヤ大学さんとの合同企画「公開振り返り会〜渋谷で場づくりをしてきた僕らが、オンラインで挑戦してみた!〜」の動画にて詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

軌跡〜コロナ禍 春の緊急事態宣言後編〜

緊急事態宣言の休業要請期間を経て、段階的にオフラインでの活動も再開してきた7月末頃に始めた企画が「Weekly Greeting!」です。

オープン直後のコロナ直撃とあって、偶発的に会員さんを知っていく機会が格段に減っているのが悩みでした。スタッフですらその状況なので、会員さん同士も同じ気持ちに違いない!もっとco-ba ebisuで顔の見える関係性を育もう!という目論見で始まったのがこの企画です。

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・for 会員さん
Member's Voiceを貼り出す事によって、会員同士の相互コミュニケーションが加速。特に会員さんから「この人どんな人?」と聞かれることが増え、そのままWeekly Greeting Lunchでご紹介する流れができてました。

・for 内覧者
入居検討者にとって、どんな会員さんと出会えるのかは大きなキーポイントです。Member's Voiceの可視化により、全体的な会員イメージ像が捉えやすくなったり、中には知り合いを発見した方は場への安心感が上がり、質の良いマッチングができるようになったと感じています。

などの効果がありました。
一方MOREとしては、250名を超える会員の日時調節等が難航し継続的にMember's Voiceを続けられず、Weekly Greeting Lunchだけが残る形になってしまったのは、今度に活かすべき反省点でした。

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軌跡 〜ハード面編〜

co-ba ebisuは、働き方解放"区"の名の通り、まるでひとつのまちのようだなぁと感じています。多様なプロフェッショナル・世代・国籍の会員さんは住民のようだし、のれんを遇らった個室は自分の自治区を表しているよう。

昨年大ヒットした「あつまれ!どうぶつの森」にco-ba ebisuを例えたとき、受付は案内所で、スタッフは「たぬきち」や「しずえさん」の役割を(一部)担っているのかもしれません。

そんなヒントを元に、困ったときにフラッと立ち寄れたり気軽に相談できる場所を作ろう!と、ebisuの受付を延長しインフォメーション的なデスクや、入り口付近の空間に向き合える机を配置してみました。

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すると、徐々に人が交わる場所になってきました。
(上:コミュニティマネージャーと会員さん、下:ボードゲームでコミュニケーションをと流、異なる企業に所属する会員さん)

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これをきっかけに、あたらめてハード面の仕掛けづくりをアップデートすべく、現在「co-ba ebisu Furniture Project」を水面下で進行中です!
玄関周りを、人・情報の交差点となる場所に変化していく予定ですので、どうぞお楽しみに◎

軌跡〜ワタリドリプランの登場〜

コロナ禍が長期戦となり、人々や社会の働く環境や場所に対する考え方が一変。そんな中で私たちも改めて「オフィスの意義」を考えてきました。
固定の場所に縛られない働き方は、どんな未来があるのだろう。
そんな想いから、co-ba ebisuは新たなプランをリリースしたのが、「ワタリドリプラン」です。

とても簡単にお伝えすると「co-baのコミュニティに参画しつつ、登記可能+月2回利用できる」プラン、つまり、co-ba ebisuを巣としながら、他/多拠点で活動する人向けのプランです。

このプランの登場は、co-ba ebisuコミュニティにも様々な変化を与えてくれました。

その中で取りあげたいのは、「コワーキングスペースには、まるで縁がなかった」といった、これまでリーチ出来ていなかった層へアプローチ出来たことです。
これまでのco-baは「意志あるチャレンジャーに寄り添う場づくり」を意識しており、面談ではコミュニティマッチングの高さを重視していました。そのため中には「自分には合っていないのかも…」と気が引けてしまう方もいらっしゃったかもしれません。一度輪に入ってしまえば問題なくても、過去にコワーキングスペース自体やそこに集まるユニークな人たちに接点がなかったばかりに、ここで働くイメージが湧かず、諦めてしまうというケースです。
月2回から小さく初めてみる、というステップは、そういった方々にとって最初の一歩の敷居を大きく下げることに繋がりました。私たちとしてもさらに多様性に飛んだco-ba ebisuのコミュニティをつくるため、歓迎すべき仲間が増えたと感じています。

ワタリドリプランを皮切りに、もっと会員さんが自分らしい働き方を解放できるようなプランはこれからも探究していきたいと考えています。

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軌跡〜Community Growth Member 制度(グローサー)編〜

co-ba ebisuは3つの属性のもと成り立っています。

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コミュニティマネージャーはいわばグローサーの並走役。
グローサーが自身の実証実験を行う一方で、コミュニティマネージャーは実験によるコミュニティへの影響や変化を認識し、次なる「働き方解放」につながるタネを探しています。こちらに関しては、企画毎にコミュニティ実験レポートをあげていますのでご覧ください。(※現在進行中のものもあり、随時更新予定)
また、本オープン1周年記念企画monthの中でもイベントを実施し、そこで振り返りを行う予定です。

▼現在グローサーシーズン2のメンバーも募集しております!(締め切り2/28)

これから〜アップデートし続けるコミュニティを目指して〜

「緩やかな右肩上がりし続けるコミュニティがいい」

コミュニティマネージャーを数年する中で感じていることです。右肩上がりの状態とは、つまり、変化と"共に"進んでいけるコミュニティのことです。

昨年は大きな変化がありました。

一つ目は、コミュニティマネージャーの代替わり。
oggyからdaijinへ、そしてdaijinからgumiへ。性格も思想も異なる3人がebisuに関わり、それぞれの視点からコミュニティに向き合い続けてきました。

二つ目は、会員層の変化。
社会状況の変化に伴う形で、リモートワークに切り替える会員が増加し、一時期は解約が相次いだ時期がありました。一方でオフィス縮小や職住近接という形で新規契約やしてくださる方や、ワタリドリプランなど、会員層が広がった年でした。(現在ではありがたいことに満員御礼のプランも!)

三つ目は、コミュニケーションのオンライン化。
これまではオフラインファーストだった私たちですが、ハロコバの実証実験を通して、オンラインはオンラインの良さがあると感じ、ハイブリットにすることのメリットにも気づくことができました。

社会背景など様々な要因により、コワーキングスペースに対するニーズやそこに集まるメンバーは変化していきます。その変化を受容し、柔軟なアイディアで面白がりながら、次へのエネルギーに変換して進んでいけるコミュニティが強い、と私は思っています。なので、この1年間はco-ba ebisuにとって試練の年であり、一段とコミュニティの在り方を強くさせてくれた年だったと言えるのかもしれません。

2年目を迎えた今こそ、コミュニティとしての進化や姿勢が試されている、と感じています。

「働き方解放」とはなんでしょうか。
それはきっと答えのない、問いなんだと思います。
人それぞれ違っていい。だから、面白い。だから、難しい。
それでも、co-ba ebisuに関わってくれる方の一人でも多くが、自分らしい働き方に出会い、チャレンジできる場所にしていきたい。

"意志あるチャレンジャーを応援する"co-baに置いて、何よりもコミュニティマネージャー自身が一番チャレンジングじゃなくてはいけない。

来年の今頃は「一人でも多くのチャレンジが生まれた」「自分らしい働き方解放に出会えた人が増えた」と胸を張っていえるようなco-ba ebisuを目指して参ります。

2年目のco-ba ebisuもどうぞよろしくお願い致します!

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