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“気の合うから友達”から、”面白い企みを仕掛ける仲間”へ | co-ba ebisu会員対談インタビュー

co-ba ebisuコミュニティマネージャーの本間です。今日は会員さんのインタビュー記事をお届けします!

普段は、co-ba ebisu(以下co-ba)に入居した背景などを伺うインタビューが多いですが、今回は会員さん同士の対談形式です。

なんと、その会員さん同士がco-ba ebisuで知り合い、協働でレストランをプロデュースし、11月30日にオープンされたとのこと!

今日は、それぞれ組織の代表である二人がどういった経緯で協業することになったのか?を突撃インタビューをしたいと思います!

プロフィール
Afro&Co. Inc. CEO アフロマンス
アイディアと実現力で、新しい体験をつくるクリエイター。クリエイティブカンパニー「Afro&Co.」代表。バーニングマンの日本リージョナルイベント「Burning Japan」Co-Founder。これまで泡にまみれる体験型イベント「泡パ」や、街中を300mの巨大スライダーで滑る「Slide the City JAPAN」の主催、120万枚の花びらに埋もれるチルアウトバー「SAKURA CHILL BAR by 佐賀」や、4万本の薔薇と血の美食を楽しむイマーシブレストラン「喰種レストラン」など、話題の企画を手がける。

プロフィール
株式会社いろは 代表取締役社長 長根汐理
大学卒業後、日本郵便株式会社に就職。3年で同社を退職し、WEBマーケティング支援を展開するIT企業の社員とフリーランスの地域活性プランナーという二足の草鞋を経て、「株式会社いろは」を設立。前職で培ったデジタルの知見と地方創生事業で培った0→1を創るノウハウを活かし、新規事業の立ち上げやWEB&映像制作、WEBマーケティング支援を展開。大手上場企業から個人事業主まで、幅広いクライアント様の「チャレンジ」を形にする。

日本で一番愛される北海道レストランをつくりたい

本間:
今日はよろしくお願いします!
co-ba ebisuで出会ったお二人が一緒にレストランをプロデュースすると聞いてびっくりしたんですが、今日はぜひその経緯やco-baを普段利用して感じることなど含めてお話聞かせてください。

まず、今回プロデュースされた木彫り熊レストラン「KIBORI」について教えてください。

アフロマンスさん(以下、アフロさん):

もともとは、有名飲食チェーンを展開する会社さんからの依頼で始まったんです。
場所は新宿で、監獄レストラン「ロックアップ」の跡地。「日帰り北海道体験」をテーマにレストランを作りたいというオーダーをもらいました。その背景には「日本で一番愛される北海道レストランにしたい」という核の想いがあったんですよ。

そこで、愛される場所には顔となる存在が必要だと思って、北海道土産でお馴染みの「木彫の熊」をモチーフにすることにしたんです。

個人的な話だけど、実は、僕が木彫の熊が好きで(笑)
最近アート文脈でも木彫の熊の特集本が出たり、昔ながらのお土産という印象だったものが、1周回って話題になることが増えていることも知っていたので”愛される象徴”になるんじゃないかと思ったんです。

そして、よりインパクトを出すために、木彫の熊を1000頭集めることにしたんですが、その集め方も全国のご家庭から木彫りの熊を募集する企画にしました。
最近家庭で見なくなった木彫りの熊たちが、実は北海道に里帰りし、魅力的な北海道の食をたくさん楽しんだグルメな熊たちになって、この美味しさを国内外へ伝えるため、世界とつながる街「新宿」へ集まってきたというストーリーで、非日常な北海道体験を味わえるレストランを目指して企画しました。

本間:
なるほど!キャッチーで、レストランに足を踏み入れるだけでワクワクしそうです♪
ちなみにどういった経緯でしおりさん(以降、しおりん)も関わることになったんですか?

アフロさん:
企画を受けることになった後に、チームを組もうとなって、アートディレクターはじめ各所に声をかけ始めるタイミングでしおりんに声をかけました。

しおりんは制作系のプロデュースをしてることは聞いてたし、しおりんからも「仕事があればやりますよ!」と以前声をかけてもらってたんですよ。
今回ちょうど一緒にやれるといいなという案件が出てきたので、「本当にやる?(笑)」とオファーしました。

その時、しおりんは実際どうだった?

しおりん:
嬉しかった!んだけど、、実は少し不安もあったんです。

もともと私の仕事の主戦場がウェブ領域で、企画の大枠が決まっているところから目的をどう実現するかを考える類の仕事がメインで。

一方で、アフロさんはリアルの領域で、無いものをゼロから作っていくスタイルの人。
ゼロイチの仕事にも、「人のワクワク・楽しい」体験を作り出す機会にも憧れてたから、話をもらった時はできるか不安だけどやってみたいです、と正直に話しちゃったんですよね(苦笑)。

アフロさん:
意外と控えめだったよね(笑)

本間:
二人の中でいつか一緒に働いてみたいという気持ちがタイミング的にも噛み合った時だったんですね。
といっても、二人が協業の話をしあえる関係性にいきなりなったわけじゃないと思うんですけど、どんな経緯があったんですか?

日常の交流を通じて「仕事を一緒にしてみたい」と思った

アフロさん:
最初は、完全に去年のco-ba忘年会!忘年会がなかったらKIBORI一緒にやってないかもしれない!

しおりん:
そうそう!忘年会で話さなかったら、同じ空間にいてもお互い挨拶もせずにそれぞれの仕事してたかもしれない。
私は入居して半年くらいの時で、アフロさんのことは認識してたけど話しかけるタイミングを逸してた感じですね。

アフロさん:
僕も認識してたけど、すごい真剣に仕事してるお姉さんいるなって思って声はかけづらかったね(笑)
でも、忘年会の時いきなりノリノリで「アフロさ〜ん!」ってからまれたからびっくりした。
それからは声をかけやすくなったし、卓球台(※フリー席の一角)で一緒に仕事するようになって、来るたびにちょこちょこ話すようになったよね。

僕らのチームが盛り上がってたら、しおりんが「何の話してるの?」って聞きに来たり。
そこから話す頻度も上がったし、僕が主催するイベントにもよく来てくれてグッと距離が縮まったね。

▲卓球台で談笑している様子

本間:
なるほど〜!
パーソナリティもよく理解していたから、タイミングが合えば一緒に仕事してみたいなとは思っていて、今回実現できたってことなんですね!

実際、入居される時って「繋がりとか仕事に繋がる仲間」とかって求めてましたか?
こうなることって想像してたのかなって(笑)

“ただ作業するスペース”から、”会いたい仲間がいる場所”になった

アフロさん:
想像はして・・なかったね!

イメージ、ここで働いてる時って周りの会員さんの邪魔をしちゃいけないっていう感覚の方が強かった。
僕らはコロナ禍で当時のオフィスを手放す時に、集まる場所を確保するためにco-baに入居したから、人との繋がりを得たいっていう積極的な動機は当時なかったね。

しおりん:
私も、前にいたコワーキングのスタッフさんから紹介してもらったんだけど決め手は「24時間365日使える」でしたね(苦笑)
ただ、最初は条件面で選んだけど、意外とスタートアップの人とか私と同じ境遇や同世代の人たちにも出会えたのが想定外によかったなと感じて。

本間:
今や、co-ba内で色んな人たちと繋がってる二人の最初の動機、リアルですね。
いまはco-baを使っていて、どうですか?

アフロさん:

忘年会までは”集中するスペース”という感覚で使ってたけど、気軽に話せる人が増えてくるとめちゃめちゃ楽しくなったんだよね。

そこからはただ作業する場所じゃなくなって、来る理由ができた。
話せるメンバーがいる場所としてもco-baが好きになったから、代えが効かなくなってくるんだよね。もちろんチームの仲間もいるんだけど、利害関係なく雑談ができる人がいるのっていうのも大きいよ。

しおりん:
私も、フラットな関係からスタートできるのがすごく良かった。
行けば誰かいるし、仕事の話もそれ以外の話もできて、仕事の後にサクッと飲みに行けたり。大人になって友達できることって多くないけど、気の合う友達がco-baにたくさんいることがいいなと思ってるところ。

仕事面でも、刺激をもらってて、自分に足りない視座やスキルを持ってる人や、自分もチャレンジしてみたいことをやってる人がたくさんいるんです。

今回のKIBORIプロデュースの話をもらえたのも、アフロさんと出会わなければやらなかったことだと思うし。

会社も仕事も違うけど、ロールモデルになるような人が周りにたくさんいるし、刺激しあえるのが有り難くて。
その人たちとも友達みたいに関係性を築けるのが嬉しいし、自分の幅が広がったと思います!

自分の世界を広げたい人に来てほしい

本間:
すごく嬉しい話ばかり・・
違う仕事をしているのに、刺激しあって相互に応援しあえる関係ってなかなかないよね。
co-baの空間の中でみんなにとって貴重な関係が築かれてるのが純粋に嬉しい。

では、最後に二人目線で”co-baに合いそうだなって思う人”はどんな人か教えてください!

アフロさん:

うーん、難しい(笑)難しいけど、、あ!「自分の世界を広げたい人」だと思う。
実はさ、人って、”人との繋がりを求めてる”って自覚することはあまりないと思うんだけど、自分の世界を広げたいって人は多いと思うんだよね。
僕の周りの会員さんでも、数人のメンバーで小さな事務所構えて仕事するよりも、ここで働きながら色んな人と関わりを適度に持つことで、世界が広がりそうと感じてここに居る気がする。

しおりん:

私もそうだったから共感できますね。
人との関わりから、自分への変化や新しい考えを知れることに前向きな人が合うと思う。

本間:
お二人とも素敵なお話をありがとうございました!!
11月30日オープンのKIBORIもco-ba会員のみんなで伺いますね。


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