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みんなで作り上げよう、中日ドラゴンズピッチャー根尾昂

コブ山田です。

ようこそいらっしゃいました。

今回は、プロ野球中日ドラゴンズ根尾昂選手について、記します。

今回こそこれで決まりなんだろうな!
と、このニュースを見て思ったのでした。中日ドラゴンズ根尾昂、ピッチャーに転向します。

大阪桐蔭高校時代にピッチャーはやっていたので無経験を最初からではありませんが、ただ、それまでの過程が理解しがたいものでした。
2022年シーズンは外野手登録で進めると言いながら京田陽太の不調に伴いショートに転向。
またライトに戻り、次にはピッチャーです。

2022年のシーズン、06月までの間は新入社員研修の部署体験のような転々状態でしたが、それも勝負の場である1軍です。
注目度の高い場所で方向性が違うポジションを複数守っている日々に、一貫性がない、かわいそうだという声は多く、私も一貫性のなさによる本人の精神面への悪影響を懸念していました。

さて、いざ投手登録になるといい直球を投げます。

巨人岡本和真、東京ヤクルト塩見泰隆を空振り三振にし、ピッチャーとして活躍できそうだと感じました。

整理してみると、以下の点が大きかったです。

肘の状態

中日にも在籍した松坂大輔は41歳までプレーしたものの、西武在籍時の若手時代に長いイニングを投げていました。
1999年が180イニング、2000年が167と2/3イニング、2001年が240と1/3イニングと長く投げています。
20年前なので同列には比較できない面もありますが、同じ年齢の時期に肘・肩をどんどん使うスタイルでした。

一方で、根尾はプロ入り後03年間登板がなく、投手特有の肘の消耗が相対的に少ない状態から始まります。
身体の傷・痛みが相対的に少ない状態から始められる、そう考えたら悪いことではありません。

現に、千葉ロッテ佐々木朗希のように肩肘傷めないようにチーム全体が慎重に運用していっている流れですし、投手の練習にしても、方法を間違えなければ期待できるものと思います。

努力の才能

これが大きいです。
努力しないプロ野球選手はほとんどいないでしょうが、彼の努力は中日ファンに広く知れ渡っています。
これのひとつの才能です。

根尾は春季キャンプにて、朝6:30から練習していました。

他、シーズン中にも月曜日に練習していたシーンもありました。

就職活動でも難関と称される試験に合格したことが証明できると、知識の所持証明だけでなくその試験合格に向けて努力できた、新しい仕事でも成果出せるようになるべく努力できるだろうという印象を持たれることがあります。
それと似ていて、量を重ねて実力つけようとバットを振りまくっていた姿があり、この取り組み具合はピッチャーでの練習にも適用できるはずだ。放っておいても野球の練習をするならば、実力もつく可能性が高い。

ピッチャー根尾として今後能力が伸びていくポイントは、相対的に消耗していない肘と本人の気質。
あとは、チームが適切なサポートをできるかです。変化球の練習どうやってやるつもりですか、とね。

もうピッチャーと決めて152km/hのストレートを投げたからには、あとはちょっと打たれただけでやっぱり野手というのはダメです。
方向性が違うポジションを複数務めたあとにたどり着いたピッチャーのマウンド。押せる直球を投げられます。熱心に練習に取り組むこともできます。

私たちの応援で活躍を後押しできれば、私たちの人生にも彩りがひとつできると確信しています。

ありがとうございました。


サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。