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「モノより思い出」にはモノが必要

モノあまりの時代に経験の価値が叫ばれて久しいが、経験はモノなしでは得られないという話。

無駄遣いしてるとお金が貯まらず、経験にお金が回らない、ということには賛成だが、もっとモノの価値を見直してもいい。

何が無駄遣い、あるいは浪費になるかは人それぞれで、よく言われがちなコンビニ消費とかギャンブルは、ある人には浪費だけどある人には人生に不可欠なモノだったりする。

だからモノより経験に重きを置くのも一つの考え方だし、何をするかより何を買うか、を大切にするのもまた正解。

なんなら何を買うかという購買行動そのものがとても楽しい経験だったりするので、広義ではなんでも「経験」であるとも言える。

とはいえ一般には特に「(無駄な)買い物」は経験の対に位置するものとされがちなので、この記事では買い物は「モノ」消費としておく。

個人的に買い物はとてもコスパがいいモノだと考えている。

気分を変えたいときにはスッキリするし、アイテムによっては生活環境が大きく変わることだってある。

運が良ければ買ったもので人生が好転するかもしれない。

ファッションがその最たるもので、シャツ一枚、バッグ一つで印象が変わる。

それによって自分の気分や周りからの印象が変われば人生が変わることだってあり得る。

浪費に思われる買い物でも、その後の生き方、言うなれば「経験」につながっていく。

モノ単体でできる「経験」は微々たるものかもしれないが、巡り巡って大きな(しかも継続的な)経験につながることはないとは言えない。

なので、私は浪費自体を肯定的に捉えるところがあるし、個人的に上記の理由からファッションにお金を使いたい。

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