わたしが ぎょうざ になった日
わたしはよくネット上のユーザー名?を
ぎょうざ
と設定します。
Twitterもインスタもマッチングアプリも
ぎょうざ
と設定したことがあります。
なぜわたしが
ぎょうざ
をニックネームとして使うようになったのか。
noteの初投稿は
ぎょうざ
について書こうかなとトイレで思いつきました。
高校2年生の4月
新クラスになったとき、わたしの人生で初めて名前が同じ子と同じクラスになりました。
新学期なので、自己紹介カードを書きます。
そこに「○○って呼んでね」の枠がありました。
これまでの人生、名前で呼ばれることがほとんどだったわたしですが、
自分と同じ名前の子の方が
その名前らしさ みたいなものを感じました。
わたしは当時specというドラマにどハマりしていて、餃子が大好きになっていたんです。
「○○って呼んでね」の枠
ぎょうざ
って書いちゃおうかな、きっと誰も真面目に見ないだろうし、呼ばないだろう。自己紹介カードに個性を出すにはちょうどいいかも。
なんて思って書いたんですね。
ある日、話したことのないクラスメイトから
ぎょうざ
と呼ばれました。
わたしはシカトしちゃったんですね。書いたことも忘れてました。
ぎょうざ
再び呼ばれてやっと気づきました。
そうだわたしは
ぎょうざ
になったんだ、そうだそうだ。それから他のクラスメイトも声をかけてくれました。
ぎょうざ
のおかげで繋がれる人が増えたと感じて嬉しかったのです。
25歳になった今でも、高校2年のときの友達は
ぎょうざ
と呼んでくれます。
特段仲良しというわけでもないけど、いまだにその呼び方で繋がれるのはなんだか嬉しい。
わたしにとって
ぎょうざ
は人と繋がる名前だと今は思っています。
これからも人と繋がれますように…