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半農半Xという生き方−都市から島に移住して3ヶ月目


コロナの影響で働き方、強いては生き方まで見直している人を多く見受けます。今がまさしく変化の年だと多くの方が認識されているんではないでしょうか。

僕はそんな中、2020年3月から、

―会社を退職
―独立起業
―大阪から淡路島に移住
―離婚
―肉食アルコール中心から菜食天然食中心

といった、なんだか大きめの変化をしてきました。

「え、まって、変化しすぎでついていけない」と友達からも言われますが、笑

この根底にある考えは、「自分の幸せを生きる」という考え方でした。
ここを突き詰めていくと、衣食住、すべてを見直すこととなり、先述のような変化に至りました。

見直す際に、自分に問いかけた言葉は、

「それで自分は心から幸せか?」

でした。

今の会社に行くことは幸せか?
どんな結婚生活が幸せか?
どんな食べ物が自分を幸せにしてくれるか?
とかとか。

一つ一つ、丁寧に自分に問いかけていきました。
そして、自分の感情をヒントに、答えを探していきました。

これまでの考え方がどうしても染み付いているので、
「本当に会社に行かなくて大丈夫か?」
「大阪から出て大丈夫か?」
「離婚して大丈夫か?」
とかそんな不安からの言葉が出てくることもありました。

もちろん、それも心の声なので、自分の正解にし、それらの不安を動力に歩むこともできました。

けれど、僕が選んだ答えたちは、心の中に答えが浮かんだときに、
自分の心が軽やかだったり、ワクワクしていたり、ウキウキしている方向を正解としました。

つまり、「自分の心(感情)が喜んでいる」こと。
それが指針でした。

人からよく言われがちな、「よくそんな決断ができるね」という言葉の中には、

純粋に、
「どうやったらそんな生き方ができるのか?」という手法への問い合わせ
&
「自分のやりたいように生きているね」という呆れにも似た感情の吐露

を含んでいると思います。

前者の問い合わせに対して、
僕の中で答えはすごくシンプルで、

『「〇〇を選んで自分は幸せか?」という問いをたて、
それに対して、答えて行く際に、心が喜ぶ方向に舵を切る』

ただそれを、できるだけ多くの判断や決断に対してやっていくことです。

後者の感情の吐露に対しては、
これもすごくシンプルで、

『自分が幸せな分、周りの人を幸せにできる』

と思っているので、周りを幸せにしたかったら自分を幸せにしたいと思っています。


そして、このように、ただ純粋に、「自分の幸せ」を指針に生きていく際には、もちろん、不安も出てきます。

お金とか、実現可能性とか、周りの目とか、色々。

正直、僕も不安です。

けど、「なんとかなる」と教えてくれた人がいました。
そして、「過程を楽しむ」ということを教わりました。

もしかすると、お金で苦しむかもしれない。
もしかすると、できないかもしれない。
もしかすると、周りに反対されるかもしれない。

もちろん起こり得ます。

けれど、それは、「自分を幸せにするための前進」をしない理由にはならないと思います。

だって、

もしかすると、思ってもいなかったような素晴らしい生活ができるかもしれない。
もしかすると、全部うまくいくかもしれない。
もしかすると、周りに良い影響が行くかもしれない。

じゃないですか。どっちでも良いと思いますが、
僕は「自分を幸せにする」ために、決断をして生きています。

そうやって、島に移住してきました。

そして、今、移住して2ヶ月がすぎ、島の中で生きていて芽生えてくる感情は、「感謝」だから不思議なもんです。(そして、不安が少なくなっている!!)

人・時間・食べ物・生き物・環境、いろいろなものに感謝の感情が生まれてくるようになりました。(大阪にいたときにはそんな余裕がなかったのかもしれません)

そうすると、「還元」に気持ちがいくようになりました。
自分がしてもらっている分、人や自分以外のものに何かしたいという気持ちですね。

そうやって、還元が回る社会があるべき姿だなぁと思うようになり、
たどり着くのは“循環”というワードでした。

感謝→還元→循環。

なので、今の目標は、
―島の循環に参加して生きる
ということです。

島の循環とは、
自然の恩恵を受けて、作物を作り、食べ、肥やしにし、また育てる。
それをコミュニティで分け与え、感謝し支え合うこと。

そんな循環。

それを当たり前に生きたいと思うようになりたい。

それを実現するために、半分は農業、半分は事業という、半農半Xという生き方に憧れを持っています。農業は自立のため、事業は貢献のため。

そうやって、生きていくことで、島の循環に根ざしていきたい。

これが今から島でやっていきたい循環型の生き方です。

読んでいただき、ありがとうございます。

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