システムの落とし込み方(モーションオフェンス)①

こんにちは!吉永です。

みなさんシステムってどうやってチームに落とし込んでいますか?
今回はシステムの中でもハーフコートオフェンスについて、僕のやり方を説明したいと思います。

モーションオフェンスとは?

モーションオフェンスとは

決まったルールの中で動いて、得点のチャンスを探るオフェンス

です。
システムと何が違うの?
そう思う人もいますよね。
答えは「一緒です」
僕は、システムの中でもハーフコートオフェンスをモーションオフェンスと言っているだけです。
ややこしくしてすみません😅
ハーフコートオフェンスといっても、コールプレーは違いますからね!
以前の記事「システムって?②」で説明したように、僕はパスしたらリムカット、もしくはアウェイスクリーンを行うというルールを取り入れています。

モーションオフェンスはいつやるの?

タイミングはいくつかありますが
その中の1つに

コールプレーの後

があります。
モーションオフェンスの落とし込みかたを説明する前に、今回はコールプレーの後にモーションオフェンスに入る流れを説明します。

僕のオフェンスシステムは
トランジション → コールプレー → モーションオフェンス
という流れになっています。
なので、トランジションのスピードのままコールプレーに入れるように、システムブレイクを使っています。
言葉では分かりづらいので写真を載せておきますね。

トランジション
①ディフェンスからオフェンスに切り替わった状態です。上に向かって攻めます。

画像1

②2番ポジションは右コーナー,3番ポジションは左コーナーを埋めます。

画像2

③4番ポジションはフリースローレーンの左サイドを走り、フロントコートのエルボー付近で方向転換して、右サイドのブロックを埋めます。

画像3

④1番ポジションはバックコートの右サイドのエルボー付近でボールを受け、そのままボールプッシュします。
5番ポジションは1番ポジションにパスした後、1番とは反対側のフリースローレーンを走ります。

画像4

⑤オフェンスは毎回この形にセットされ、そのままコールプレーに入ります。

画像5


*今回はシステムブレイクの説明ではないので、ざっくりと書きました。

このままフレックスカット、ハイピックのコールプレーに入ります。
(実際に僕が使っているプレーではありません😁よく目にするプレーの方がわかりやすいと思ってこのプレーにしました。)

コールプレー
①1番が5番にパスした後、4番は2番にフレックススクリーンをセット。2番は4番のスクリーンを使ってフレックスカット。

画像6

②5番は3番にパスした後、1番にスクリーンをセット。1番は5番のスクリーンを使ってツーガードポジションへ移動し、ボールを受ける。

画像7

③5番は4番にスクリーンをセット。4番は5番のスクリーンを使い、そのまま1番にハイピック。

画像8

まずはコールプレーで得点チャンスを探します。しかし、上手くチャンスを作れなかった場合は、このままモーションオフェンスに入ります。

モーションオフェンス
①コールプレーが成功しなかったときのポジション。

画像9

②5番は4番にスクリーンセット。4番は5番のスクリーンを使ってウイングに移動。
3番は2番にスクリーンをセット。2番は3番のスクリーンを使ってツーガードポジションに移動し、ボールを受ける。
1番は2番にパスした後

「リムカット」

パスした後にリムカットというルールに沿った動きですね。

画像10

③4番ポジションは1番にスクリーンセット。1番は4番のスクリーンを使ってツーガードポジションへ移動しボールを受ける。
2番は1番にパスした後

「アウェイスクリーン」

パスした後にアウェイスクリーンというルールに沿った動きです。

画像11


どうですか?言葉だけの説明より、少しはイメージできましたか?
このような流れでモーションオフェンスに繋げていきます。

もちろんモーションオフェンスに入るタイミングはこれだけではありません。
そのタイミングはコーチが決めればいいことなので、ここでは説明を省かさせてもらいますね。

あとがき

今回はモーションオフェンスの説明だけで終わってしまいました。。。これ以上書くと長くなってしまうので😅
次回はどうやってチームに落とし込んでいくのかを説明して行きます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
これを読んでくれた人で

僕は、私はこんなモーションオフェンスしている!!

そのようなお話も是非聞かせてください!
それではまた次回に!

*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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