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ビックマン!!⑥

こんにちは!吉永です。

今回はビックマンの2メンゲームについて書いていきます。

ポストムーブの2メンゲーム

これは2メンゲームというより、ポストムーブに合わせる動きですね!

下の写真は、5がボールを受けポストムーブを始めようとしています。4はボールとは逆サイドですのでフラットアウトした状態です。(フラットアウトについては前回の記事を読んでください😅)

下の写真のように5がミドル側にプレーした場合、4はベースライン側に動きます。5と4とで円を描くような感じです。

下の写真のように、4のディフェンスがヘルプにきたら4へパス。

下の写真のように、4のディフェンスが4の動きについていったら、そこにスペースが生まれるので、5はショット。

下の写真のように5がベースライン側にプレーした場合、4はミドル側に動きます。ミドル側にプレーしたときと同様に、5と4とで円を描くような感じです。


下の写真のように5の判断はミドル側にプレーしたときと一緒で、4のディフェンスがヘルプにきたら4へパス。

下の写真のように4のディフェンスが4の動きについていったらショットです。

これはおまけですが、4のディフェンスがヘルプ意識が強い場合、5がプレーする前から5に集中することが多々あります。この場合、下の写真のように4は4のディフェンスを下から押し上げるようにシールします。もちろん完全に前に入れる場合は前に入ります。しかし前に入るとパスの距離が近すぎて、パスが難しくなることもあるので注意してください。
明らかなミスマッチや、身体能力が高いビックマンの場合は、4の後ろでシールしてアリウープパスも狙えます。

下の写真のようにハイポストフラッシュという選択肢もあります。
(僕は5がミドル側にプレーするスペースや、アウトサイドからダイブするスペースを潰したくないので、ハイポストフラッシュはさせません。)

ハイポストでステイされると、5がミドルに攻めるスペースが潰れるので、4はハイポストで2秒数えてパスがこなかったら、ダイブorバナナカット。

ビックマン同士の合わせについて色々言ってきましたが、簡単に言うと、下の写真のように円を描くように動きなさい。ということです。
(赤ラインはミドル側にプレー、青ラインはベースライン側にプレー)

あとがき

今回はビックマン同士の合わせについて書きました。これもモーションオフェンスの中の1つです。
最も有効的なモーションオフェンスは、シンプルなルールが連動的に組み合ったオフェンスだと思っています。そのシンプルなルールがチームの共通意識になり、チームとしての動きは共通意識によって生まれると考えています。そしてルールを毎回遂行することで、最も有効的なモーションオフェンスが出来上がると僕は信じています。

いろんなコーチがいて、いろんなアイディアがあっていいと思います。ただ僕は、こういったルールは必要だと考えるタイプのコーチなだけです。

玉井ー!!!!!

バンビシャス奈良は週末に熊本とのゲームでした。
今節も応援ありがとうございました!
結果は1勝1敗となんとか連敗をストップすることはできました。とはいえ、苦しい状況は続いています。もっともっとみなさんに応援していただけるように、強くて見ていて楽しいチームに成長したいと思います。

今節は何と言っても

玉井選手!!

の活躍ですよね。

香川戦での活躍も盛り上がりましたが、ホームでの活躍はなおさら盛り上がりました!

3Q残り4分。19点のビハインドの状況で玉井が呼ばれました。

みんな玉井の背中を叩きながら、思いっきりやってこい!そう言っていました😁

玉井がボールに触れるたびに、ベンチも含め会場の人全員が
打てー!!!
と心の中で叫んでいましたよね😁
玉井がシュートを打つたびに
入れー!!!
って願っていましたよね😁
シュートが入ると。。。
全員が立ち上がり歓喜しましたよね😁

その結果。。。

14分のプレータイムで14点。
3P=4/6 2P=1/1

玉井は大活躍!

そんな玉井のおかげで19点差から一気に9点差まで追い上げ、会場の雰囲気もこのまま逆転!!という流れに。

結果としては負けてしまいましたが、玉井が出ている時間は間違いなく会場が1つになっていました。

ベンチで盛り上がっている選手たちにも、僕はすごく心を動かされました。

ベンチにいた選手の中には、試合に出れずに悔しい思いをしている選手もいます。試合に出たとしても、自分のプレーに納得できなかった選手もいます。いろんな想いのなか、全員が玉井のために大声援を送り続けました。

もちろんこれは当たり前のことです。でも、当たり前じゃないんです。

チーム内でも競争があります。玉井が活躍すれば、誰かのプレータイムが減るかもしれない。お互いがそういう関係なんです。だけど、みんなそんなことよりもチームの勝利のために、玉井のために大声援を送り続けた姿は、とてもかっこよかったです!

玉井の活躍について、ロー(西選手。現:佐賀)がTwitterで投稿していました。その投稿されていた内容の通り、昨シーズン玉井は純平(本多選手。現:福岡)と一緒に、練習前も練習後も毎日ワークアウトを続けました。

そういう日々の積み重ねが、1つの結果として出たんだと思います。

プレータイムが伸びずに苦しい時期がほとんどだけど、先輩たちからのアドバイスや、ブースターさんたちからの声援で、彼は努力を続けることができるんだと思います。

今後も玉井選手の応援よろしくお願いします!!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!

それではまた次回!!

質問などあれば、コメント、twitter、facebookでいつでもご連絡ください!

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*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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