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やりたいことを実現するために、僕は福岡に30万円を置いてきた【お金の話】

こんにちは。ライフキャリアコーチMasakiです。

大手人材会社で働きながら、副業でコーチングをしています。
(来年6月独立予定)


僕は社会人になってから、

常に「自分が一番やりたいことをやり続ける」

心に刻みながら生きてきました。


それまで人に誇れるものもなく、毎日をなんとなく生きていた僕が

やりたいことを見つけたのは、就職活動のとき。


当時の僕は人よりも自信がないタイプで、

面接で自己PRがうまくできず1年間内定が出ず落ち続けました。

(社会に求められていないと泣いたこともある)


その後大学4年の10月にやっと得た内定先も、

内定が出た2か月後に不祥事で倒産。。。

再度就活をして、何とか人事として雇ってくれる会社を見つけました。


そんなこんなで苦労しましたが、同時にやりたいことを見つけたのです。

それが、自分のような

「自分らしい人生を生きたいけど、何をどうやったらいいか分からない」

と悩んでいる人のきっかけになる、というものです。


それが社会人としての軸になりました。

30歳まで人事として採用側の経験を積んで、

30歳で人材紹介会社(転職エージェント)へ転職。

キャリアアドバイザーとして、

転職を考える若者のために尽力しました。


36歳となった現在は、本気で個人に向き合って寄り添うなら

やはり個人からお金をもらわないとダメだ!

という想いから、独立して個人向けのコーチングを

生業としていくことを決心しました。

※来年春頃に独立予定。


今はその準備を進めているところですが、

もちろん個人でビジネスをするのも初めて、

数十万円を個人からもらうという経験もないので、

そこに対するメンタルブロック(心の壁)を

どう打ち破っていくか、という課題感も持っています。


前置きが長くなりましたが、

今日はその壁を打ち破るために僕が何をやったか、

(もうタイトルに答え書いてるんですが笑)

それをどんな思いでやったか、などをお伝えします。


同じ悩みを持っている人の、

小さなきっかけになれば嬉しいです。


福岡のコーチが教えてくれた、お金の受け取り方

先週末、僕は「コーチングの売り方」を発信している

あるコーチに会うため、福岡へ飛びました。


そのコーチは、初めてのコーチング契約を45万円で締結したり、

個人事業主で月の売上200万円を超えたりしている、

いわば「コーチングビジネスに成功した人」。


福岡にあるコメダ珈琲で待ち合わせをして、

3時間以上に渡って色々な話をしました。

その中でも、やはりメインのテーマは「お金」について。


僕は現在副業でコーチングをしていますが、

契約は数万円がほとんど。

(それでも、5万円の振り込みを頂いたときは震えましたが)


ゆくゆくコーチングで独立することを考えると、

とても食える額ではありません。


いつかは超えなければならない金額の壁。

そんな僕を見透かすように、コーチは言いました。


「お金を払わせるのも、愛なんですよ。」


一瞬頭の中が「??」となりました。


・・・愛?


「僕の単価は高いですが、いつも考えているんです。
50万円を払わせてあげた未来と、払わせなかった未来、
どっちがクライアントにとって幸せかって。
僕はなんの迷いもなく、
『僕に払わせてあげた方が、いい使い方になる』
って言い切れるんです。
コーチングを通して、この人をプラスにする自信があるから。
逆に言い切れない人に、大金払おうって思います?」


「なるほど・・・。確かにそうだ。」

薄々気づいてはいたんです。


「まだ副業だから」

「コーチング経験を積みたいから、最初は安く」

などそれらしいことを言ってはいたけど、

単価を上げないのは、本当は自信がないからだってことを。


「30万円なんて払ってくれるはずがない」

「自分に30万円払わせるなんて、申し訳ない」

そんなメンタルブロックが、ありました。


それは僕が、

「お金を受け取るのは悪いことだ」

「なるべくお金を使わずに生きていきたい」

というマインドを持っているからでもありました。


お金についての考え方については、

20代の頃から色々と勉強もしてきました。

お金の受け取り方も、学習をした記憶があります。

稼ぎ方より使い方が大事だ、

自分に投資するのが一番リターンが高い、

という考え方も、沢山聞いていました。


それでも、未だにお金に対してのイメージが、

僕は昔のままだったのです。


お金のメンタルブロックを壊すためにやったこと

その後コーチは、予定にはなかった

「販売戦略を一緒に考える」

ことも一緒にやってくれました。


一通りやった後に、コーチがおもむろに言いました。

「今日無料でやるって言ったんですけど、お金受け取った方がいいのかなーって悩んでます、いま。」


実は僕も思ってたんです。

話の流れとは言え、普段高額で行っているコンサルを受けたのに、何も差し出さずに帰っていいのだろうか?

そして、「やった方がいいよ」と言ってもらったことをこのままタダで持って帰ったら、おそらく僕はそれをやらないんじゃないか?というもことも。


コーチの今の時給は10万円ということを、直前に聞いていました。

僕は、自分から言いました。


「お金、置いてきます。3時間分、30万円。

正直、自分の人生のなかで3時間30万円なんて

一番高い買い物ですけど、今日教えてもらったことを

僕は絶対にやり遂げたいんです。

自分の本気を証明するために、30万円置いていきます。」


僕は、自分のメンタルブロックを乗り越えたかったんです。

痛い思いをして空けた30万円分の空間に、

確かに何かが入ってきそうな予感がありました。

そして僕は、自分の人生が前に進む音を聞きました。


本当に欲しいものを得るために、何を賭けるか

思えばあの就職活動のときから、

「やらざるを得ない環境」をつくることで

僕は何かを実現させてきたような気がします。


●就活で1年間面接に落ちたとき、「もうこのままでは何も変わらない」と思い、住んでいた大阪から「内定出るまで帰ってこない」と宣言して、親から10万円を借りて一人で東京に行った。その結果半月で内定獲得。残念ながらそこは倒産してしまったが、再度東京に行き今度は1週間で内定獲得。

●最初に入った会社を辞める決意がつかなかったとき、40万円を払ってカウンセラーとキャリアコンサルタントの資格を取った。半年間の講義を経て自分の心の整理がつき転職活動をして、個人のために働くことができた。

●昨年、今の仕事の限界を感じてモヤモヤしていたとき、36万円を払ってコーチングを受けた。話しているうちに「僕は100%純粋に目の前の人の為だけに仕事をしたい」という気持ちが固まり、独立を決意することができた。


そして今回、独立するうえで最大のメンタルブロックとなっていた

「お金を受け取れるマインド」をつくるために、

僕は3時間のコンサルティングに30万円を支払ってきました。


もちろん、お金を払うことがすべてではないし、

お金さえ払えばいい未来がやってくるということでもありません。


ただ、今回のことで僕はこんな言葉を思い出しました。

「やり切れる人は、やらざるを得ない環境を作れる人。」


それが僕の場合は、「お金を払うこと」だったわけで。

ただ必死になるために賭けるものとしては、

分かりやすいひとつの指標なのだと思います。


その投資は、今のところ功を奏しています。

ひとつは、あの日以来自分の心の中に火が付き続けていること。

そして大きなお金を受け取ることへの抵抗が、

少し減ったと思えること。


「お金を払わせることが、愛」


僭越ながら、自分のコーチングスキルには自信があります。

そして、お金を払うことで目標達成にエンジンをかけることができる、

本気になることができる、ということを実感することもできました。


あとは、コーチとして独立をして、

成功(という言葉は嫌いですが)し続けていくことで、

この決断は間違いじゃなかったと証明するだけです。


今回の投稿はまだ説得力の欠片もない状態ではありますが、

いつか説得力の塊になった時に細かく振り返れるように

書き残しました。


この決断が、僕をどんな未来に運んでくれるんだろう。

そんなワクワクした気持ちで、今は日々を過ごしています。


Masaki




★50日後の後日談

まさかこんなに早く、その「未来」が見られるとは思わなかった。
それも、とんでもなくドラマチックな展開で。。。(本文より)



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