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「素直に、しなやかに生きる。」コーチングライフメンバーインタビューNo.4 河野 巧さん


自己紹介

‐それではさっそく自己紹介をお願いしてもいいですか?
河野巧といいます。26歳になりました。プラスチックの物流機器を設計する仕事で、図面をかいたり3Dモデルをつくったりしています。生まれは愛知、就職を機に岐阜に引っ越してきました。

ランニングが趣味で、今年(※)横浜マラソンを完走しました!!(おととしは怪我でスタート直前に無念のリタイアをしている河野さん)
※インタビュー時2023年

横浜フルマラソン完走!

最近、紅茶に凝っていて、お茶を使ったワークショップや合宿、『バーチャル喫茶「無重力」』という活動をおこなっています。コーチングライフメンバーのライミスとりゅうちゃんと一緒に主催しています。

※”余白”を再び日常に取り戻す、再構築することを目指したコミュニティ。”余白”すなわち「現代の私たちに求められるものを脇へおいておくことが出来る時空」を日々の生活の中で余白を大切にすることを掲げている。仕事を頑張りたい、自分の時間も充実させたい、だらだら過ごすことに罪悪感を感じてしまう、そんな人たちで集まって、すこし自分のネジを緩めてみる
―――そんな活動をしております。

2月3-4日にも京都で「無重力ミート」をやるので気になる方はぜひご参加ください!

お申込みはこちらから:https://forms.gle/vpQp53SDHdveQMXQ7

他にはキャリアコンサルタントの資格を取得しました。毎週日曜日8時間、全12回の座学と面接の練習をして...。ただあまり活かせていないのでどうしようかなあと考えている今日この頃です。

コーチングとの出会い、感動。

‐多趣味というか、多才ですよね...。ちなみにコーチンライフに出会ったきっかけはなんだったんでしょうか?
代表のりょっちと同じ学生団体に所属していたことがあって、Twitter(現X)でたまたまセミナー(※)の告知をみかけたんです。3年前の11月かな。内容をみたら「相手の話を聞いて引き出します」というじゃないですか。

それって僕が大学4年間塾講師をしていて、辿り着いたことと全く同じだったんですよ。
相手の言うことを一切否定せずに全部聞いて、「じゃあ、どうする?」と。人を変えようなんて傲慢な話だし、人は自分が変わりたいようにしか変わらないから、そこに至るまでの道のりを見守って伴走することが大切なんだ、と確信していました。

なのでその投稿をみた時は「間違っていなかったんだ、これって体系化されていたんだ!」という感動が大きかったですね。本当に嬉しかったです。

コーチングライフで実施しているコーチングのセミナー。

-実際に学んでみてどうでしたか?
感覚的に知っていたものがはまったような、「そう、これこれ!」みたいな。
一方で承認(※)の回は気付きが大きかったですね。りょっちがお世話になっている稲垣陽子さんという方が当時ゲストでいらっしゃっていて、言われたことがすごく印象に残っています。それは「承認は100%でなくても受け取ってOK。」という言葉です。例えば、真面目で優しい人だと感じました、と言われたら、「いやいやそんなことない、優しくないしなあ」と思うことがあっても、相手からそう見えたということは、その要素を持ち合わせているということ。「そういうところもあるんだ、と受け取っていいんですよ。」と。

※承認とは、相手の変化や成長、存在を認め、それを言葉や態度によって伝えること。

自分の人生を大きく動かす瞬間

‐コーチングライフは河野さんにとってどんな場所ですか?
う~~ん、、新幹線や飛行機のような場所かな...?
ある程度安全は確保されていながらスピードがビュンビュンでてる、みたいな。安心と挑戦が備わっているんですよね。参加して、気付いたら遠くまで行っちゃってた、みたいなことが結構あって。快適で猛スピードがでる乗り物です(笑)

‐何がそうさせてくれるんでしょうか?
そうだなあ。まず、今感じていることを丁寧に取り扱ってくれること。次にその感覚が表出したところで、「じゃあどうする」という先の話も逃がさずできる関係性ですかね。

加えて、リソース(※)がたくさんあるようなイメージです。何かやってみようという時に、絶対誰かが助けてくれて、一緒に挑戦してくれます。それによってどんどん加速していくんです。例えば冒頭で紹介した「無重力ミート」も、コーチングライフのslackで告知をしたらすぐに反応や申込みがあって、とても勇気をもらえるんですよね。

※リソースとは、自身の行動や目標達成・課題解決に向けて活用できる資源のこと。基本的な考え方は「人・モノ・金・情報」で、ここではメンバーの知見や後押しなどを指す。

‐リソースがたくさん!素敵な表現ですね。特に印象的だったエピソードがあればお伺いしたいです。
やっぱりミート(※)ですかね。マラソンを走ることになったのもミートが発端だったんですよ。有松の時かな。「ずっとやってみたいと思っていたけどまだできていないこと」をテーマに話したことがあって。
その時、寛人くんというメンバーが、「フルマラソンに出たい」っていったんです。
僕は心の中でね、「できたらかっこいいよね、母親が毎年フルマラソンに出ていて本当にすごいんだよな〜。でも42.195キロはさすがに無理だよ...」なんて考えていました。
そうしたら次にりょっちが「僕も出たい」と言い出して、そして僕に顔を向けて「河野さんも走りますよね?」って。

「え~~??」なんて言ったけどもうその時に心の中では「出たい出たい!」ってなっちゃってたんです。この時「走る」という選択に舵をきれたのも、そこにやる気満々のふたりがいるから。エネルギーというリソースをもらったエピソードのひとつです。

有松ミートのお宿

日常から離れた”非日常”だからこそ思い切って踏み出せることってあるな〜と思います。

ミートはみんなドラマをもっているなと思います。ライミスが仕事を辞めてタイに行くのを決めた(※)のもミートでしたね。自分で人生を動かすということもそうだし、人の人生がぐーっと大きく動く瞬間に立ち会うと、もっとやっていいんだ、とリミッターが外れたり、思いもよらない事が起きていきます。

※コーチングライフで実施しているオリジナルのリトリートプログラム。
※タイ行きを決めたライミスの話はぜひこちらのインタビューをご覧ください。

エネルギーをまっすぐ、やりたいことに使っていく

‐ライミスの話はたしかに衝撃的でした...!河野さんもミートにそんなドラマを持っていたのですね。コーチングライフと出会ったことで河野さんの中で起こった変化はありますか?
新しいことに対するハードルが低くなりました。いろんなことをやりましたね。オンラインでダンスを習ったり、カリンバという民間楽器を弾いて動画をSNSに載せてみたり、紅茶や「無重力」プログラムもそうですよね。ほんとに退屈しないですよ(笑)

これがカリンバ。ピアノの要領でオルゴールの音色を奏でられる癒しの楽器です。

キャリアコンサルタントの資格を取ったのも、そのフットワークの軽さみたいなものが後押ししてくれたなと思います。周りでお世話になっている方が何人か取得しており、挑戦してみようかな、という時に、人材紹介企業に勤めている友人もちょうど取ろうとしていて「じゃあやろう!」と。ここで迷わず「やる」という選択がとれたのは、今までコーチングライフで誰かの「やろう」に手を挙げたり、自分が何かやるという時に背中を押してもらえたりした経験があったからこそだなと感じました。

‐今後河野さんの人生をどのように進めていこうと考えていますか?
素直にしなやかに生きたいですね。
素直に、とはすなわち見栄を張らないということです。。生来の僕の性格ってものすごくプライドが高いんですよ。「できないやつだ」とか「使えないな」と思われたら終わりだ、みたいな感覚が自分のなかにあって、「わかります、できます」と咄嗟に言ってしまう。これで上司に怒られることもあったりして...。

しなやかさについては、トライ&エラーを繰り返していくことです。前に進んでいくとうまくいかないことがたくさんあります。仕事でも「これは絶対うまくいくぞ」と思って設計して実際に形状をつくってみると「全然ダメじゃん...」みたいな。で、僕はひとつダメだと「ああぁ...」ってなるんですけど、1回1回の結果に捉われずに「次はこうして、次はこうしてみよう」とできるまでやってみようと思ってどんどん試していくのを大事にしたいです。

コーチングライフと関わってから、見栄を張らずに今の自分をそのまま伝えたり、間違えながらも進んでいくのってすごく自然体なんだろうなって感じるんです。それができると、今まで見栄を張ることや落ち込むことに使っていたエネルギーを本来やるべきこと、やりたいことに回せるんですよ。
虚像を見せることではなく、前に進むことにもっともっと力を使っていきたいです。

今改めて俯瞰してみると、コーチングを通して身につけていくマインドと、今の自分の仕事で必要とされるマインドがすごく近いな、と最近思います。
なので、僕は素直にしなやかに、仕事も頑張りながら過ごしていきたいですね。


コーチングライフは、日本の若者がコーチングを学び、日常に活かしていけることを目指して発足したコミュニティです。コーチングの基礎が学べる初学者向けのプログラムを開催していますので、ご興味持っていただきましたら、ぜひ一度無料の説明会にお越しください。

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