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「相手の可能性を信じてコミュニケーションする」コーチングライフメンバーインタビューNo.2ライミスさん

-最初に自己紹介をお願いします。今やってることなど、自由に教えてください。
自己紹介、何を喋るべきなんでしょうね(笑)ライミスといいます。23歳です。今は大学を休学して、個人事業主という形で色んな会社と仕事をさせていただいています。拠点は東京が中心ですが、最近はタイに行ったり名古屋に居たり、色んなところをフラフラして楽しく生きています。

-コーチングライフはいつごろから関わりを持っていますか?
コーチングライフセミナー(※)の2期から参加しています。代表のりょっちさんが大学の先輩で、面白そうなことやってるなと思い参加しました。コーチングという単語自体、コーチングライフに入るまではほぼ聞いたことなかったです。
コーチングライフで実施しているコーチングのセミナー。

相手の可能性を信じてコミュニケーションする、それだけで十分。

-コーチングライフに参加してみてどうでしたか?
最初は普段取るコミュニケーションとの違いや、こんなこと聞いていいんだ、と言うようなコーチの振る舞いが新鮮だった記憶があります。
今はセミナーでやった質問のスキルはあまり意識していなくて、どちらかと言えばスタンスの部分を大事にしています。相手の可能性を信じてコミュニケーションする、それだけで十分だと思います。極端な話をすれば、本当に相手を信頼していて相手を思って投げる質問だったらなんでもいいんじゃない、と思いますね。
特に最近は、言葉として何を話すかよりも自分と相手がどういう状態でいるか、という観点でコミュニケーションを取ることが多いです。

-自分の生活や人との関わり方に変化はありましたか?
コミュニケーションの中で対話の時間が増え、そこに面白さを見出すようになりました。コーチングの場だとコーチとクライアントという関係があると思いますが、より日常に近い場面で、自分や相手の価値観を発見できるような対話の機会が増えましたね。この対話をできるのはコーチングのスキルやマインドがベースにあるからだなと思います。

-コーチングの時間と言うよりは日常での対話として溶け込んでるような感じなんですね。コーチングと対話の違いはライミスくんの中でなんでしょう?
コーチングはこういうものが欲しい、見つけたいというような目指すべきゴールがあり、そこに対してシビアになります。対話よりも狭く尖っているイメージがありますね。
対話はどこに行ってもいいし、何が見つかっても嬉しいし、見つかるその過程が楽しいと思っていて、人と話すこと自体を目的としている感じがします。

ルーレット回してじゃあタイに行きましょう、みたいなことができたのはあの場だったから。

-コーチングライフでの印象的な出来事はありますか?
やっぱりあの江の島でのミート(※)ですね。自分の行動が一番変わった、変わらざるを得なかったと思います。4月の1ヶ月間、どこかに行こうと考えていて、最初は沖縄か北海道が候補でした。
ただ、ミートの中でどこに行こうかと話しているうちにもっと面白い機会にしたいと感じて、選択肢は海外にも広がってきました。最終的には行き先をルーレットで決めることにしたんです。そしてタイ行きが決定しました。ルーレットでタイに行くことを決める、なんてことができたのはあの場だったからだなと思うし、それがきっかけの変化が今も僕の中で続いています。

どこに着地するのか分からない、それをその場の期待に身を任せて決めていく。この時間自体がすごく面白い時間で、今後にも繋がる時間。こういうあり方を大事にしたいと思い出させてくれる出来事でした。
※コーチングライフで実施しているオリジナルのワークショップ。

タイの都市、チェンマイ

-タイでの生活はライミスくんに何をもたらしてくれましたか?
ちょっとゴールデンウイークの話からしますね。ゴールデンウイークの間、僕はめちゃくちゃ幸せだったんですよ。風が気持ちよく吹いてそこに居るだけで幸せ、みたいな。なんで今年の自分は幸せだったんだろうかと考えると、タイでの学びのおかげかなと思います。タイに居る期間、自分の感情や体の感覚を見つめる時間が多くて。お寺に籠って瞑想をしたり、ゲストハウスで朝、パンを食べて紅茶を飲みながらぼーっとする時間があったり。こういう時間があったから自分の状態に目を向け、感じられる余白が大事だなと思ったし、大切にしていきたいと思いました。ゴールデンウイークの間、僕の視点はそこにあって、幸せを感じられたと思います。

タイでは生きることに直結することが多かったです。例えばオフィスで働いてると目の前の仕事は自分にとってとても重要なことに感じるけれど、タイに居たら地理的に離れているせいでどうでもいいことのように感じるんですよね。今日を生きることに対して、仕事はそんなに重要ではない。逆に食べることは生きることに近くて幸せな行為だなと。タイでの時間は、今日を幸せに生きることの優先順位があがった時間でした。

自分の中で生まれた感情を見過ごさないで大事にしてあげる。

-タイでの時間も踏まえてこれからこういう風に生きていきたい、という思いはありますか?
自分の感情や体の感覚を大事にしてあげたいと思います。具体的には、やりたいと思ったことをちょっと手に取ってみることや、この時間幸せだったなと思ったらそんな時間を積極的に作りに行くことですね。そういった感情や感覚を感じ取れる機会を作り出したいし、受け取れる状態でありたいです。

タイの朝何度も飲んだ普通の紅茶

-ありがとうございました。余談ですが、前回インタビューさせていただいた記事(※)と全然違うものが出来上がりそうだなと思いました。
人生の中で、昨日と違うことを言いたいとずっと思っていますね。一貫性がないことはネガティブに捉えられがちですけど、自分の気持ちや考えが昨日と同じなわけがないし、昨日と変化があったら違うこと言ってもいいと思います。むしろ前回のインタビューと違うことが言えてたらいいなと思います。

※前回のインタビューは以下

コーチングライフは、日本の若者がコーチングを学び、日常に活かしていけることを目指して発足したコミュニティです。コーチングの基礎が学べる初学者向けのプログラムを開催していますので、ご興味持っていただきましたら、ぜひ一度無料の説明会にお越しください。


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