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「このどうしようもない好奇心を生かしたい」コーチングライフメンバーインタビューNo.5高沢 穂さん


自己紹介

-最初にみのりさんの自己紹介をお願いします。
高沢 穂です。 現在名古屋大学教育学部の4年生です。心理学を勉強しており、その延長線上でコーチングも勉強していました。今はコーチングライフコミュニティにゆるくいつつ、就活や長期インターンをしています。インターンでは、大学生のキャリア支援に関わる事業をやっています。情報社会でいくらでも就活に関する情報はありますが、やっぱり常識らしきものに巻かれてるなと就活前から思っていて。1回立ち止まって「いや本当にそれ自分がしたいことなんだっけ?」と問い直す事業に携わっています。

下北で長期インターン生として働いています。 思い出深い下北ごはんたち。


-みのりさんがコーチングを知った経緯やコーチングライフに入ったきっかけを教えてください。
私は大学1年生の秋にコーチングライフに入りました。当時は学生団体(TEDxNagoyaU)に入っていて、そこで「話が合うな~興味関心の領域が近いな~」と思っていた先輩のほむらさんから、「みのりんにコーチング絶対合うよ。勉強してみたら面白いかもね」という風に言ってもらえて、じゃあ行ってみようかと思ったのがきっかけです。

-なるほど。そこら辺は心理学の興味に近かったりとか?
そうですね。最初コーチングの概念を知った時に「え、それめちゃめちゃ良くない?なんで広まってないの?」と思いました。だって自分も含め、みんなモヤモヤから離れられなくて結構悩んでぐるぐるしてるなと思っていて。自分も問題がどこにあるかわからなかったりしてたけど、それが整理できるようになって、しかもそれで人を助けられたら、めっちゃ良い、そんなコミュニケーションがあるんだ、と思いました。


純度高いあったかい人たちの集まり

-コーチングライフに入ってみてどうですか?
そうですね、私の参加した4期はめちゃめちゃ人数が多くて、しかも愛知だけじゃなかったから、こんなに色んなとこからコーチングがやりたい人が集まってきてて、純度高いあったかい人たちの集まりというイメージを持ちました。実践の場面ではやっぱみんな初心者だったから緊張していましたが、「お互い初心者だからなんでもやってみようか」みたいな思い切りがあって良かったなって。緊張してても楽しくやれるのがいいな、と思って1回目のセミナー※を終えた気がします。

コーチングライフで実施しているコーチングのセミナー。

-セミナーを学んでみてざっくりとしてどんなものが手に入ったとかどんな特が良かったとか
2つあって、1つは一緒にコーチングしてた人たちとの繋がりができたことですね。りっきーさんとかひなさんとか、セミナーで毎週会っていたような人達と今でも話したりとか、お互いに「こんなことやってて〜」「新しいことやりたいね」とか言えるような仲になっていて、そんな関係性が大切だなと感じています。コーチングをしていると、お互いの理解が進んでいくんですよね。そうして、深いことも話せるような繋がりになっていったことも良かったです。

2つ目は、今では当たり前になっちゃっているんですけど、セルフコーチングが結構楽になりました。心が乱れている時に「今こうなんだよな。でも本当はこうしたくて。。何が足りなかったんだろう?まあ、じゃあ、こうするか!」みたいな思考が当たり前になっています。悩みが多く、多分これからもいろんなこと悩むので、この思考が身についたのは人生において本当に良かったなと思いますね。
今思うと、元々この思考は勝手に自分でやってたので、それを体系的に学べたのが良かったんだと思います。ずっと感情のコントロールが難しいなと感じていて、そういう時に整理する方法と(コーチングライフで)学んだ方法が一緒って気づいた時は、「革命が起きた!自分でやってたけどこれで良かったんだ。これで問題解決できるんだ!」って驚きました。


自分の人生のことだけど、自分だけで抱えなくていい

-セミナーが終わってからのコミュニティとの関わりを振り返ってみるとどんなことが思い出されますか?
セミナーが終わってからも、コミュニティ内のプログラムに入ったりして、新しく社会人の方とお話する機会があったり、近い温度感を持つ学生と一緒に過ごせたり、充実していますね。

また、毎週月曜日に開催される振り返り会にはずっと参加していて、これが本当に良くて!1週間の振り返りと翌週の目標を立てて、これが週のペースメーカーになっているんですよね。なんとなく過ごしてしまう、毎日ひたすら頑張って1週間終わってしまうといったことがなくなって、今週これ達成できたら自分のこと褒めようという基準ができています。ほぼ毎週会ったり、新たな試みを皆で企てる中で、気付いたら今の自分には必要不可欠な拠りどころになっていますね、ありがたい。

あと大きかったのは、ミート※の運営をちょっとやらせてもらったことですね。その時興味関心があることにダイブできるので、何やりたい?って言ってくれて、それでトライできたのはめちゃめちゃ良かったです。

コーチングライフで実施しているオリジナルのリトリートプログラム。

-ちょっとだけミートの魅力を伝えるとすれとどんなとこが良かった?
みんなそれぞれの人生で色んな経験してきて、その中の一時点で持っている問いを開示し合って対話する所ですね。

目の前ですぐに解決できるものでもないし、その問いについて対話するにはお互いの価値観を知らないと難しくて。ただ、その問いをお互い開示して、価値観を共有して、一緒に考えていくことがすごく楽しいですね。
いや、これ文面で伝わるかな?と思うので、来てもらうのが1番いいと思います。毎回趣旨とか変わるけど、みんな問いを持っていることは一緒なので、人生に詰まった時にも詰まっていなくても学びがある場だなと思いますね。

-コーチングライフのイベントやセミナーで一番印象的だった出来事はなんですか?

思い出したらちょっと感動してきちゃった。ちょっと待ってね。
どれもちょこちょこ印象的なんですけど、1番なんだろうって思った時に、(2022年)12月にひなさん清水君りょっちさんとご飯行った時です。
あれがめちゃめちゃいい時間だった。多分ミートもああいうことなんだろうなと思います。自分の状態としては結構モヤモヤしていて、「これから何を大事に生きよう」「何を頑張っていけばいいんだろう」とか、「そもそも今の状態の自分ってどうなんだろう?どういう方向に行きたいんだっけ」といった具合に、もう本当に路頭に迷い中で。その時、そこにいた3人は私がそういう自分のモヤモヤを吐きたい、開示したい相手だった。開示してなんと言ってくれるのかすごく気になるし、自分にとっていいアドバイスがもらえそうだなって思う3人がたまたま集まってくれて。
別に自分のための会じゃないし、「これからこうするんだ」という明確な答えが出たわけではないんです。だけど、いつでもそうやって相談できて、その問いに対して同じ目線で考えてくれて、「自分の人生のことだけど、自分だけで抱えなくていいんだな」なんて初めて感じたし、「そんな風に考えてくれる人って貴重じゃん。尊いな」と思いました。
すごいマイナスな状態だったけど、そうじゃないなって今は思えるので、前に進むきっかけをくれたなっていう時間でした。アツい〜!!!アツいですね。

その時のありのままを開示できた、心に残るごはん会でした。


このどうしようもない好奇心を生かしたい

-これからこういう風に進んでいきたい、こういうことをやっていきたいというような想像があれば教えてください。
やっていきたいことは色々あるんですけど、今ラジオをやっていて、これはちょっと地味に、末長く盛り上げてやりたいなって思っています。
このラジオもコーチングライフで「一緒にやりたい人がいるなら、その人ととりあえずやろうよって言えばいいじゃん」と言われて、そこから始まってできたことだったりするんですよね。

人のキラキラした部分ではなく、 自分のどうしようもなさや、やらかしちゃったことなど、 愛すべき人間らしさをネタに、お酒を飲んで喋るだけの 「ヤワなふたりのだだもれラジオ」やってます。

あとは就活していて、「ちゃんと自分の感情のモヤモヤに気づく」とか「それを言語化して整理して次の日に繋げる」といったスタンスを褒めてもらうことが多くて。全然意識してなかったけど、実は当たり前じゃないんだなと気づきました。この気づく性質とか、本質を頑張って考えようとする姿勢はずっと持ち続けていたいなあと思っています。相手のことも知りたいし、背景も知りたいという、この自他へのどうしようもない好奇心ってもっと生かせないかなと考えていて、それが生かせることを見つけたい、もしくは作りたいなと構想中です。
あとは1回がっつり働きたいですね。コーチングライフにいると、いろんな社会人の方と触れる機会が多くて...。大学生活で社会人とフラットに関わったのはコーチングライフが初めてで、働く話とか先の話を等身大でみんなしてたりすると自分もその話をしたいなと思います。

- みんなどんな話してるの?
あやさんやぽんさんが「仕事の職場でこういうことがあってちょっとモヤモヤしてたんですけど」みたいな。あと長期インターンをするなかで、働いて価値提供をすることが楽しい感覚がある反面、また色々モヤモヤが出てきたりとか、将来どうしようかなとか少しずつ出てきて。前はそれで焦ってたけど、それを考えることや自分の変化をを楽しみたい、という思いが直近はありますね。
(その後もコミュニティマネージャー、スナックやバーのママ、仲良い人の家を泊まり歩きたい、将来的には実家の長野に帰りたいなどと話していました。)

コーチングライフメンバーで開催した「語らいバー春燈」
今後の開催でもカウンター越しのコミュニケーションを楽しみたいです🌸

-いい妄想が膨らんでますね
あと、最近はもう子供が可愛すぎて好きすぎて、だから子供を育てられて、自分で自分をだいたい満たせる1人前の大人にまずはなりたいなと。やっぱり遠くを描いて逆算でコツコツ頑張るタイプではないので、山頂を目指すというよりは、トレッキングのイメージで、その時の興味を追っていけたら嬉しい。

-みのりさんの「こんな大人になりたい」はどんな感じなの?
まず自分自身の可能性とか、ありのままの自分が持っている資質をめちゃめちゃ信じていたいです。
基本自信はあまりないんですけど、大事にしてくれる人たちの言葉を真正面から受け止めるなら、自分もそれなりに信じられるやつなのでは?って最近思います。あ、他者の可能性も信じていたい。

あと、軽やかにいたいなと思います。仕事とか家庭とか縛られることが増えてくると思うんですけど、でもそうじゃなくて「え、 ちょっとじゃあ休んで柔軟にやってみたら?」「やってみようよ海外行っちゃえ!」みたいな軽さを持っていたいなって思います。
今は大学生だから(その軽さが)ちょっとある気がしますが、元々の性質としてはあんまりない気がしていて、挑戦するのとか決断に勇気が必要だったりします。でも、もったいないなって思う時がやっぱあるので、その軽さは持ってたいなと思いますね。その2つ。あとは周りの人のことを大事に愛しながら生きたいなってずっとずっと思っています。


コーチングライフは、日本の若者がコーチングを学び、日常に活かしていけることを目指して発足したコミュニティです。コーチングの基礎が学べる初学者向けのプログラムを開催していますので、ご興味持っていただきましたら、ぜひ一度無料の説明会にお越しください。


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