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世界観が足りない

先日見ていたYouTubeから。
バッグ職人の社長が他社ブランドのバッグをフィードバックするという
番組です。カバン好きの私はいつも楽しく視聴しています。

自社の仕事には絶対の自信と誇りがあり他社商品にもリスペクトをしつつ、毎回的確にフィードバックします。その社長の言葉が非常に印象的だったので要約してシェアします。(12:30以降に登場)

「(うちには)世界観を持ったデザイナーさんが圧倒的に足りない。
うちは技術には自信はある。けれど他社ブランドのデザイナーさんは、
バッグにまつわる世界を売ってるみたいな感じ。
これを持ったその姿を販売してるみたいな感じ。
写真とかもいい感じで全部揃えていく。
ほんとに表わしたい風景を作ってそれを販売しているような感じ。」

職人社長が自社のビジョンのあいまいさを振り返り、
世界観の大切さを説いています。こだわりの商品を作るだけでは広がりが
ないとの発言も。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

「自社のバッグを持っているシーンのイメージはあるけど、
そこから一歩引いた、持ってる人が話しているってところが見てない。」

そしてその解決策は
①デザイナーさんがパン!と絵を描く
②今の利用者さんたちの様子を見ながら、僕たちはこういう人たちに求められてるという風に紐解いていく。

①はビジョン、世界観を明らかにする
②は洞察から​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​物語を紡いでいく
変わるタイミング、広がるきっかけとなる上記2つのアプローチ。

これは自分の仕事や人生のターニングポイントにも生かせると感じました。

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