見出し画像

学習習慣を確立するためには?

こんにちは。学習コーチのわくやです。私自身、教員として活動している際に、以下のような悩みをよく聞いてきました。

・何を言っても勉強しない。テストの点数が悪い。
・勉強習慣がついていないので進路・進学が不安  などなど。。

私が教師として活動していた際にも、「教員は学び続けなければならない」を意識していました。大人は子どもに対して、「勉強しなさい」と言いますが、大人のみなさんは何か勉強していますか?
子どもたちの気持ちを考えると理由もなく「やりなさい」というだけで子どもたちは勉強するのでしょうか? 純粋に人を動かすという点で難しいと感じますよね。
今回は、そういった子どもたちの置かれた環境等も踏まえたうえで、お話しできればと思います!!

勉強する習慣がつかない人にありがちな特徴について

以下のような子は、勉強が習慣化しないことが多く見られます。

  • 一気に全てを変えてしまおうという完璧主義

  • 学校や仕事で疲れている

  • テスト前にだけ勉強すればOKだと思っている、またはある程度点数が取れる

  • 勉強する意義がわからない。好きではない。

一気に全てを変えてしまおうという完璧主義

勉強の習慣化などで挫折しやすいのが、一気に全てを変えてしまおうとする完璧主義的な傾向です。気持ちはすごくわかるのです。意欲が高くなった際に、詳細に「〇時~▽時まで勉強時間」と予定を立てたものの、その時間に勉強ができなかった場合に「自分に習慣化は無理だ!」と、今まで積み上げてきた努力を投げ出しやすい傾向があります。わからない問題があるとすぐにあきらめてしまうのもこれに含みます。

学校や仕事で疲れてしまっている

学校や仕事などで疲れていると勉強する気になれませんよね。
学校や仕事で疲れるのは、体力的なものもありますがその場の人間関係など、セルフコントロールができていない場合は余計に消耗してしまいます。
マズローの欲求5段階説からも、「安全の欲求」のうえに自己実現・承認欲求のフェーズがあるため、学習習慣を身に着ける段階に達していない人もいます。

テスト前にだけ勉強すればOKだと考えている。ある程度点数が取れる

このような人は、普段の学習の目標が「テストでいい点数を取る」にしか無い傾向にあります。
その場しのぎの点数でよいと考えているため、知識の定着はしにくいと考えます。このように考えているので、勉強を習慣化することは難しいです。

勉強をする意義がわからない。好きではない。

勉強をすることが第一にはないため、自由時間の大半をスマホ・テレビ・ゲームに使う傾向にあります。また、スマホ・テレビ・ゲームを長時間使っていると、勉強する時間を捻出することに意味を見出せないため習慣化しにくいです。逆に、受験生のみなさんはチャンスではあるのですが。。

勉強する習慣をつけるコツ3つ

では、勉強する習慣をつけるコツを簡単に3つ紹介します。

  1. 時間と場所を決める

  2. はじめやすい教科/単元から始める

  3. 勉強記録をつける

1.時間と場所を決める

まずは勉強する時間と場所(環境)を決めましょう。

勉強する時間を決めることで、その時間になると「勉強しよう」と脳のスイッチが入れ替わりますこの場所では勉強しかしないという場所を決めておくとよいです。家で勉強できる人とどうしてもできない人はいます。

2.はじめやすい教科/単元から始める

勉強を始める上で一番重要なのは、成功体験をしっかりと重ねることです。
苦手な教科に取り組むことも非常に重要ですが、失敗体験を始めた早々に積むべきではありません。(近くに相談できるコーチや先生がいるなら別です)
まずは好きな教科や簡単な問題から勉強に取り組み、集中でき始めたら学習内容を広げていく方が良いです。
いきなり頑張りすぎないことがポイントですよ!

5.勉強記録を付ける

勉強スケジュールとともに、勉強記録も付けましょう。1週間の自分の頑張りが可視化できるのももちろんですが、自分はどのようなときに勉強をしないのかも明確になるため、PDCAサイクルを回すことができます。

さらにこの勉強記録をためて積み重ねていくと、自信にも繋がります。継続して「積み上げること」が大事です!

まとめ

簡単にコツを述べました。しかし、一番重要なことは勉強の目標設定です。具体的な目標を立てる(状態目標でもOK)ことで、習慣を身につけるモチベーションにつながります。その人が考える目標を否定できる人はどこにいもいません。それを伴奏し、導くのがコーチなのです!!

私自身、現在学習コーチとして活動しております。学習計画が上手くいかずに悩んでいる人や、勉強する習慣が全くない人等々、様々なお悩みに対するアドバイスをお伝えしています。
ご相談はメール、オンラインでも受け付けておりますので、お気軽にご連下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?