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コーチングとWell-being

お目通しいただきありがとうございます!プロコーチの寅さんです。

「コーチングで世界を変える」
が私の仕事のミッションです。

少しかみ砕きます。
「コーチングで世界中の人々をWell-beingにします。」

ウチの会社が懇意にさせていただいている
前野 隆司 教授の
「Well-Being~幸福の4因子~ | TEDxShintomi」
を拝聴しました。

Well-beingを辞書で調べると、「健康」「幸せ」「福祉」だそうです。
健康=体がよいあり方
幸せ=心がよい状態
福祉=社会がよい状態
とのこと。
前野教授は、この中の「幸せ」の研究をされています。
心理学をベースにした「サイエンス」とのことです。

私も理系出身なこともあって、
「サイエンス」という言葉に惹かれます。

動画では、
幸せの四因子が人をWell-beingな状態にする
と提唱されていらっしゃいます。
四つの因子は
「やってみよう」因子、
「ありがとう」因子、
「なんとかなる」因子、
「あなたらしく」因子
です。
それぞれの因子がなぜ「幸せ」に結びつくのかは、
動画を視聴していただければわかるので割愛しますね。

この動画を拝聴して、
「コーチングでは常にこの四因子を扱っている」
と私は思いました。

コーチィ(=クライアント)さんに対して、
背中を押して、「やってみよう」と応援したり、

悩みの根源は最終的に人間関係。
周りの人に対して「ありがとう」という感謝の念を
持つことが大事とコーチィ自身が気がつく場面に出会ったり、

行動が止まってしまう心の要因を一緒に深堀りすると、
要因の正体が見えた瞬間に、一気に心が解放され、
「なんとかなる」という楽観性が出てきたり、

本人の中に生まれながらにして存在している
「あなたらしさ」
を引き出すことを誘う場面もあります。

誰もが求める状態を一言でいうと、
「幸せ」
なのではないでしょうか。

世界中の人々が「健康」で「幸せ」になれば、
「福祉」に昇華、つまり、「社会がよい状態になる」ので、

結果、世界を変えることになりますよね。

だから、
「コーチングで世界は変えられる」
と思うのです。

前野先生は動画の中で次のようなこともおっしゃっています。
「幸せ=俯瞰」
幸せとは俯瞰的な視野である。広い視野と関係しているとのこと。

悩んでいるときは、その悩みに意識が集中してしまう。
「ああ(-_-;)、なんで失敗しちゃったんだろう...」
頭がいっぱいになってしまう。
こればっかりやっていては幸福度も下がる。

人間の脳は「悩み」を解決しなければいけないので、
「悩み」に集中するようにできている。

つまり、不幸せな状態は『部分』に着目してしまうこと。

一方で幸せな状態は、楽観的で『全体』が俯瞰できていること。
「嗚呼、失敗しちゃったな。 でもいいか。次に行こう。」

コーチングセッションの中でもこのようなシーンに度々出会います。

「失敗したけど、次に行こう!」
「だめだこりゃ!次、行ってみよう!」
(いかりや長介さんの名台詞(笑))
という言葉を出して、肩の荷を一瞬にして下ろすコーチィもいます。

失敗を放っておくだけではダメ。
俯瞰的に見れば、
他にも解決策はあるし、相談する人もいるし、
その人に謝りに行けばいいし、
俯瞰的にみると解決策はいっぱいある。

楽観的であれば、俯瞰的になり、幸せになり、問題も解決できる。
問題が解決できれば、世の中も良くなるという好循環を生む。

最後に
「Well-being first」
とおっしゃっています。

自分の幸せと世界の幸せを第一に考えることが出来たら、
世の中って捨てたもんじゃないぞ、
みんなで力を合わせれば絶対うまくいくはずだ
という発想になれるはず。

先が見えない世の中だからこそ、
まずは、
「Well-being first」
が大事だと思いました。


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