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「おかあさんはいつも怒ってる。」そんな息子の笑顔がたくさん見られるようになった今。

今年の4月。
無意識に、そして勝手に
「背負ってきた」と思っていたものを
いったん "よっこらしょ" とおろしました。

おろさざるをえない状況になったものもあれば、
自分からおろす選択をしたものもあったのだけど、

全てが私をつくってきてくれたもので
大切に守ってきたものでもあったから

それらが無くなるってことはとても怖かったし、
「この先、私はだいじょうぶなんだろうか」とも
正直思っていました。

ただ、

このタイミングで
いったん荷物をおろせたことは、
わたしたち家族にとっても
そしてこれからのコーチとしての人生にとっても
とてもとても大切なターニングポイントになったのだなぁと
今、とても感じています。

そして、

この大きな選択をして
いますごく変化を感じているのは、
以前よりも格段に「息子の笑顔がたくさん見られるようになったこと」
でした。

これまでも
マザーズティーチャーとして、
コーチとして、
一生懸命お仕事をさせていただいてきて、

コミュニケーションの大切さや
自己認識の大切さや
一番身近なひとたちを大切にすることの大事さを
分かっていたはず。でした。

自分なりに気を付けていたし
意識していたし
出来る限り行動してきたはず。

なのだけれど、

息子はある時期から

「おかあさんはいつも怒ってる」

と、言うようになりました。

たまたま息子と出かけた公園で
幼稚園のお友達たちとばったり遭遇して
みんなで一緒にあそぶことになった時、

息子のおともだちに言われたんです。

「ねぇねぇ、いま怒ってみてよ」

「ほら、やってみてよ」

と。。。

(なんだその言い方はーーー!!怒)

と内心思いながら
その場は大人な対応をしたのだけれど、

あのとき、
すごく悲しかったし
すごくショックでした。

「おかあさんはいつも怒ってる」

そっかぁ。

「みんなのお母さんはどんなひとですか?」って
幼稚園できかれたことがあったとき、
「ぼくのおかあさんはいつも怒ってるんだ」って
話したようなのですよね。

お友達にも話していたのかなぁ、と。

息子からしたら
そんなによく私は怒ってると思われてるんだなぁ、と
思い知らされた出来事でした。

当時の自分としては
そんなに怒りまくっている認識はなくて、
怒るとしても
怒り方にも自分なりに注意していたつもり、でした。

理不尽なことや
親側の主観で怒ったり叱ったりすることがないように
自分なりに気を付けてもいた。

だから、余計につらかった、というよりはがゆかった。

こんなに意識してるのに。。どうしてそんなふうに言うの?

なにか間違ったこと言ってる??
どこが、いけないの?

(わたし、マザーズティーチャーなのに、、、、、、)

荷物をいったんおろして
自分を自由にさせてあげた半年間を経た今、

息子は、自然と、
とってもたくさん笑顔をみせてくれるようになりました。

彼の好きな動画を一緒にみて
モンスタートラックの名前を一緒に叫んでみたり、

いたずらして息子に注意されたり、

おもしろ写真を二人でとって『みてね』にアップしてみたり。

バタバタする日もあるけれど
家のなかにはまいにち1つは笑いがあって、
お互いの顔を見合わせながらニコニコする瞬間があって、

幼稚園にお迎えにいくと
ニコニコして手を振ってくれる息子がいて、

(以前はかなしいかな、お迎えに行っても表情を変えなかったんですよね)

家から送り出すときは
「Enjoy~!」というと「Enjoy~!」と返してくれる。


きっと、
息子が私に対して求めていたのは
「正しさ」とか「正しいお母さん」ではなかった。

間違ってても良くて、
きっと「今のボクを見てくれるお母さん」を
求めてたんだろうな、と。



「やらなきゃいけないこと」や
「やらなきゃいけないのにやれていないこと」が
いつも頭の中にあるときは、

きっと、生活から

「あそび」や
「楽しさ」や
「笑い」が

私の場合はなくなってしまいがちなんだなぁと
今年やっと体感しました。

そうなってくると、無意識のうちに

「早く」
「正しく」
「きちんと」

を重視しがちで、余白がなくなり、
しらないうちに自分にも家族にも
これらを強要しがちなのかもしれない、と。


何を言いたいのかよく分からなくなってきた感が否めないけれど笑、

些細なことなのだけど
「あそび」「楽しさ」「笑い」が私にはとても大事で、
そんな私の状態を感じとって
居心地がいいなと思ってくれている息子がいる。

そんなお母さんが好きだなーと思ってくれる息子がいる。

こんな余白がある状態で居られなくならないために、
「やらなきゃいけないこと」も大事にしつつも
" 自分を自由に解放してあげる時間を確保すること " が
私にはとても大事だった、

ということでした。

これから先、
また色んな荷物を自分から背負うこともあると思うのだけど、

大事にしたいことや
大切な人たちを大切にするために
私と家族に必要なことが分かったから、

トライ&エラーで試行錯誤しながら
大事なことを見失わないで
また1mmずつ歩んでいきたいなと思う、今日この頃です。


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