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脱サラして学習塾の開業を検討しているサラリーマンのためのコンサルティングメモ

コンサルティング


コンサルと言ってもいろんなひとがいます。

僕はコンサルトよりも,コーチング,メンタリングよりのコンサルです。他に呼び方がないのでコンサルティングと言っていたり,キャリアコンサルタントは資格名称が「キャリアコンサルタント」なのでそう名乗っていたりするだけで,中身はコンサルタントのそれとは少し異なるものです。


授業形式でノウハウを伝える先生型のコンサルタントや
企業と契約して,役員や社長へのコーチングや指導をするひと

起業を検討しているひとに,しっかりと寄り添って継続的にフォローアップしていくコンサルタント。

いろんなひとがいますので,ご自身にあったコンサルにご相談いただくのがよいと思います。


僕は1on1コーチングで起業するそのひとといっしょに考えて,悩んで,起業へ向けて足をすすめていくパートナーシップ型コンサルティングの立場です。


従って,基本的にクライエントの意志を尊重し,クライエント自身が本質については考えてもらえるような寄り添い方をします。

指示や指導は原則しません。
ノウハウの提供はもちろんしますが,しかしみなさんよく考えて欲しいのですが,起業のためのノウハウなんてもうインターネット上には山のように置いてあります。

ちょっと調べればほとんどのことが調べられます。

この手の情報にはもう価値はないと僕は思っていて,実際の生のデータならいざ知らず,このレベルでの情報のためにコンサルを受けるのはもったいないのではないでしょうか。

だからこそ,コンサルはそのマネジメント知識やビジネススキルを基に,起業家のサポートをするのがよいと僕は考えています。

学習塾コンサルにおいては,

1)コンセプトの設計
2)システムの設計
3)集客についての検討
4)立地や箱モノについての検討
5)教材や教務についての検討

など,学習塾特有のことがありますから,これらを知っていることといっしょに考えることができるひとがコンサルタントとして必要な人材であるということです。

たとえばコンセプトについて,いくら僕が「この方が儲かる」と思っていたとしても,コンセプトを決めるのはクライエントです。儲かるか儲からないかの観点だけで学習塾を始めてはいけないと僕は考えています。

情報提供とさらに必要なのは,クライエントの中にあるモヤモヤしたその想いを具体化,具現化するコンサルティング。そのためのコーチングです。



無料の罠


罠というほど大げさなものではありませんが,コンサルティングとかカウンセリングとか,お金を払う価値を見出しづらいと考えられているものの場合,ついつい無料という言葉に惹かれてしまいます。

みなさん無料大好きなのは僕もよくわかるのですが,無料セミナーとか無料コンサルとかって本当に大切なことを提供してもらえると思いますか。


無料というのは入り口であって,その先に高額商品が待っているからこそ無料なのです。

無料説明会は最初から有料商品の説明会なので,無料で終わらないことはよくわかります。

しかしそうでないセミナーや無料商品,無料情報提供に本当に大切なことは含まれていないことをあらかじめ知ったうえで参加してみてください。
100%の確率でその先に誘導されます。


無料でその気にさせて,高額商品へ誘導する。
情報提供はするけれど実践訓練は有料とか,実際のデータは有料とか。
知ってるだけじゃ使えない情報とか。

結局,無料で欲しいところまでもらえることはありませんし,ボランティアでコンサルしてくれるひとは確かにいますが,そこには責任がありませんからどれぐらい本気のコンサルティングかはそのひと次第ということになります。


しかし,信頼できるひとからの無料コンサルティングはなおのこと受けない方が良いと思っています。

失敗すれば信頼が揺らぎますし,それまでの関係性を維持できなくなることもあるでしょう。いくら腕が良くても知り合いのお医者さんに無料で診察してもらうことができないのと同じです。

だからお金を払ってコンサルを受けるのが正解です。


無料で有効なのは,よくわからないけれど興味があるような場合,無料で説明を受けたり,少しだけ体験させてもらったり,雰囲気を味わったりする場合など,有料商品の購入を視野に入れたものです。

その場で購入しなくても,それが積み重なって購入に至るようなことがあれば,提供する側にとっても悪いことではありませんので,しっかりと無料部分は責任をもって提供してもらえると思います。


まとめ


学習塾やスクールの開業を考えているひとはとりま以下へ相談。


サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。