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自己啓発という哲学
自己啓発,とりわけ僕は「7つの習慣」と「アドラー心理学」,その支流であるコーチングの技術を10年以上追いかけ続けていますが,やっぱりこういう話をすると「宗教っぽい」とか「できっこない理想論は自分を傷つける」とか,時々言われます。
できっこないと言われれば,確かに初めて僕がアドラーや「7つの習慣」に触れたとき,これは理想だけれど,誰もできない聖人君子向けのヤツだよね,と思った記憶はあります。
しかし,心構えとしてもっているだけでも10年後の自分は,そうでない自分と比べてずっと在りたい自分像に近いのではないだろうかと思います。
(というと,また精神論を繰り返しているだけになってしまいそうですが)
曲がりなりにも,僕は「7つの習慣セルフコーチング」をみなさんに知ってもらって,実践してもらいたいという身なので,自分はこれを知って,これを実践して,どうなったのか?どんな変化があったのか?について少しずつお話していきたいと思っています。
セルフコーチングは,言ってみれば「内省」に近いものですが,自身を客観視しつつ,その中で課題を見つけクリアするためにはどうしたらいいだろうか?と考えること,これだけでも十分な効果はあります。
できないこと,失敗を重ねてしまうことから目を逸らして,「できるようになりたい」と思う気持ちに蓋をしてしまうと,いったんはそれを忘れることができるかもしれないのですが,結局また違うところで,似たような問題に出くわします。
その都度,嫌なことから逃げ続けることも可能なのですが,もしも克服できたらいいなぁとわずかでも思うのなら,チャレンジしない手はないと思っています。
まったく興味がなくて,自分が進む道の途中にその課題がないのならスルーしてもかまいません。
しかしそうでないなら。
超えなくてはならない壁があるのなら,これはもう逃げ口上や言い訳を重ねるよりは,ダメな自分と真摯に向き合って,どこがどうダメで,具体的にどんなことをすればそれをわずかでも良い方向へ向けられるか?と考えるほうが建設的です。
あとビックリするのが,そういう「がんばり」を認めてくれるひとは必ずいるということです。
宗教みたいとか,できっこない,という反応をするひともたくさんいるけれど,反対に,チャレンジすることを応援してくれるひともたくさんいるのです。
それがたとえ,他の人からみたら他愛もない,簡単にできてしまうことでも,あなたができていない,できるようになりたいと願うのなら,必ず応援してくれるひとはいます。
なんなら僕が応援します。
哲学で宗教的で,手が届かない理想論で,聖人君子向きのそれだと言うひとがいてもいいし,僕らのように信じてまずは自分がやってみよう,というひとがいてもいいじゃないですか。
仲間を増やしたいと思って活動しています。
もしも今,自分にできないことをできるようになりたいと思うこと,うまくいっていない人間関係や自分の課題があって,それがいつも頭の中をグルグルと回り続けているひと,自分の人生に変容を求めているひと,そういうひとがいたら声を掛けてください。
セルフコーチングの技術は,必ずそれに応えてくれると思います。
サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。