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博多にて(郵便事業と郵送の値上げの仕組みがわかる)

おはようございます。今日は博多で知らなかった事などの出来事をお伝えします。

この郵便ポストご存じでしたか?
博多口の丸井の横にあるハートの郵便ポストです!
とてもキュートで思わずカメラを向けてしまいました。

ところで、郵便ポストですが、全国に『17万5千本』もあるそうなんですが、最近ではその4分の1が、1か月に30通しか入ってないらしいんです。郵便事業はかなりのアナログですので、投函した枚数などのデータ管理をする事が出来ぬまま、毎日郵便局員が全ての郵便ポストに数回、回収に来ているそうなんです。シンプルに無駄から生じる人件費の高騰ですよね。

とうとう23年度には、初の赤字転落になりました。
そもそも2001年には、262億通もあった郵便物件数が、23年には144億通まで下がってしまっているんです。45%も低下する事業は、改善•改革が必要ですが『やれること』は沢山あるような気がします。

なぜなら、赤字の原因がとてもシンプルで、配達にかかる『人件費とガソリン代』が主なんだそうです…
確かに請求書のweb化や企業の郵送による販促費用なども減らしているのが実態ですもんね。カラの郵便ポストを確認するためにぐるぐる回っているのがモロに影響してしまっているんです。

その結果値上げとなるわけですが、1981年の郵便料金が①ハガキ40円②封書60円でしたが、24年秋からの値上げは①ハガキも63円から85円②封書は84円から110円。相当上がりますよね。

確かに最近は家の郵便受けを何日も見なくても全く影響がない位、郵便物は減りました。ハートを射止める素敵な博多の郵便ポストに喜んで投函する人が増えるように、仕組みを考え改善していく勇気ある人の登場に期待します。


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