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ボクはやっと認知症のことがわかった

これ、おもしろかった。 数年前、NHKのドキュメンタリーで長谷川教授を見かけた。たしか独占取材とかなんとかの特番だった気がする。気合を感じた。 自らも認知症になったことを公表し、研究を続ける認知症の専門医。 まだ年齢的に認知症にはなっていないけど、 ひいおばあちゃんが認知症だったよな、 だれだれのおじいさん認知症って言ってたよな、 私のおばあちゃんが認知症になったらどうしよう。 とよくわからないけれど身近なこととして、そしていつか来るかもしれないこととしてずっと私の中に

    • 茹で栗をもらった

      ついに私も流行病にかかってしまった。 一時39.6°まで上がった熱も、1日も経てば薬も飲まず平熱に下がり、案外平気だなと思っていた。 が、熱がきついとかよりも、シェアハウスの特性上、自分の部屋に1週間篭りきりになることの方がきつくて精神的に割とやられた。 籠ってる時は「1週間しっかりとした言い訳付きでゴロゴロできるわーい」な気持ちで、今まで履修してなかったワンピースを300話くらいまで読んだりして楽しい気持ちだったけど案外やられるもんだ… 部屋にこもってる間に祖母と電話し

      • アメリ

        映画、アメリを見た。 ビジュアルが好みでこれまでにも何度か見ることを試みたことがあったんだけれども、毎回「夜寝る前、ひとりで静かに見たい気分」のときにチョイスしてしまうため最後まで見れた試しがなかった。 寝る前に見るのはキケンなので、朝イチで見ることに。 アメリは空想が好きで上手なのだけど、アメリの世界はとても可愛い。幼少期から両親しかいない世界で生きてきて、愛されてはいるものの友達もいない、狭い世界で生きていたら、それは空想の世界が広がるばかりだろうと思った。 アメリの

        • 言葉の技術

          著者は電通でコピーライターをしている磯島拓実さん 日立製作所の「つくろう。」 旭化成の「昨日まで世界になかったものを。」 SONY ブルーレイの「もったいない!」 などなど、テレビを普段見ない私でも知っているくらい有名かつ、キャッチーなコピーを世に放っている。 この短いコピーにたどり着くまで、ものすごく考えられていること、そのプロセスを垣間見ることができる。 磯島さんいわく、アイデアは閃きではなく、考えて、掘り下げて、色んな角度から見て、考えて考えた末にでてくるものだ

        ボクはやっと認知症のことがわかった

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        • 読書記録
          10本
        • 映画記録
          1本

        記事

          キッチン

          シェアメイトのみくるさんがクリスマスプレゼントにくれた一冊。 この前船の中で読もうと持って行って、結局読まなかったんだけど、家で読もうと思ったら見当たらなくて、なくしちゃった、と思ってたらちゃんと部屋にあった、よかった。 色んな装丁のキッチンがあるけど、栞にはこれだと思って、と選んでくれた。 みくるさんがくれたキッチンは、たこさんウインナーの表紙の文庫で(ん、花?)薄くて軽くて、少しざらついてて触り心地がよくて、ちゃんと栞用の紐まで付いている。 いつも鞄が小さい私でも大丈

          キッチン

          よきかなひらがな

          全国の古き良き商店街にある看板文字の中から ひらがなを集めた一冊 あいうえお順に一文字ずつ抜き出してまとめてあって、ユニークな文字たちが並ぶ。 自分ではなかなか思いつかないような書体設計が沢山あって面白かった。 ページごとに添えてある小粋な一言が文字への愛が溢れていて、クスリと笑えてとてもよかった。 早く私もまちの文字を集めて模写してフォント作りたい!

          よきかなひらがな

          常識のない喫茶店

          個性豊かなお客さんが集まる喫茶店で働く店員さんのエッセイ バイト先の人から借りていてやっと読めた。 私はこの表紙を書いているがきやさんの絵がとても好きで、気になっていた本だった。 飲食店やコンビニなんかで働いたことのある人は共感できると思うんだけど、変なお客さんっているよね。 変なお客さんにあたったとき、めんどくさーと思いつつ、どこか面白がっている自分もいたりする。接客業は人間観察も面白さのひとつだと思う。 そういうあるあるやエピソードが盛り込まれたお話だった。 私は

          常識のない喫茶店

          ペン一本で描くアート文字 ハンドレタリング

          色んなレタリング文字のアイデア、書き方が載っている。 これ見てノートに練習しよ〜っておもってたけどできずに返却期限きちゃったのでまた借りたい。 レタリングってみんなアナログで紙とペンで練習するんかな?iPad?

          ペン一本で描くアート文字 ハンドレタリング

          日本のロゴ

          15年?20年?くらい前に出版された日本のロゴが沢山載った本。 ツルツルしたタイプのカラー印刷で、その厚みの割には持つとどっしり重い。 1ページにロゴがふたつ、見開きに4つ載っていて、ロゴについての説明が書いてある。 ロゴ辞典ってかんじ。 文字が全ページつよつよなゴシック体で5ページくらいで読むのに疲れてしまって、半分ぐらいで断念した。 ロゴで押さえるべき基本的な部分は変わらないし、有名なロゴが沢山載ってるから読んだらいいかなと思ったけど、「ひとむかしまえの本」感がすご

          日本のロゴ

          フォント部へようこそ

          いろんなフォントの紹介から、フォントに魅せられた人、フォントを使う仕事をしている人たちのエピソード、フォントづくりまで 楽しく分かりやすくまとまっている。 表紙からは意外なほど中身はカラフル。 出版されたのも割と最近なのでデザインも新しくて見やすい。細めのゴシック体?が基調とされていて、見出しや文に合わせてフォントが変えられている。 紹介された人が出版している本や、おすすめの本がまとめられていて、読んでみたーい。 早速図書館で探して予約したので読むのが楽しみ。 商店街な

          フォント部へようこそ

          はじめての文学 村上春樹

          児童書コーナーで見つけた、はじめての文学シリーズ 村上春樹は高校生の時に同級生が「ノルウェイの森」を読んで性描写とか鬱々しとした感じとかで3ヶ月病んだと言っていて、なんとなく手が出せずにいた。(あと単純に読書から10年ほど離れていたので読んでいなかった) 最近ドライブ・マイ・カーが公開されて、私の周りで見た人たちが口を揃えてめちゃくちゃよかった、車ほしい、ドライブ行きたい、と言うので村上春樹か〜ええんやね〜有名やしね〜一度は読みたいね〜と思っていた所に初心者に優しそうな村

          はじめての文学 村上春樹

          っぽくなるデザイン

          誰でもできるかっこいいレイアウト集 かっこいいデザインがまとまっている。 要素ごとにいくつかの例があって、例に対してのコメント、ポイントが一言で要約されている。 レイアウト集って見てるだけじゃ案外頭に入らないというか、実践するときに引き出すのが難しい気がする。 デザインだけ見て「おしゃれ」「親しみやすい」「分かりやすい」などのふわっとした感想が的確な言葉でまとめられていて、要素が明確に理解できてなるほど〜と腑に落ちる。 読んでいくうちに、ここはこう見せたいからこうした

          っぽくなるデザイン

          灰色と青の気持ち

          Twitterで呟こうと思って下書きに書いたけど、長いし、フォローしてくれてるライトな友達に心配されそう(いや杞憂だろうけど)なのでnoteに書くことにする。 スーパーでカートを押しながらなんだか灰色と青を混ぜた気持ちだと気づき、見つめてみるとさみしさが表面化してきていて今日はそういう日かーとなった。 大体原因は分かってる。 まあその原因は解決しようとどうこうできるものじゃないので見方を変えるしかないかーあとで見方を調べて探してみよう、と思いながら さみしさはどうしたら

          灰色と青の気持ち

          ろくがつむいかにあめふらない

          夕陽がきれい。 だと、写真を撮りたくなる。 でも撮った写真見返すことってそうそうない。 むしろ写真を取らずに目に焼き付けた方が 消えちゃわないで自分の中に残ったりするかな。 綺麗な景色、絵に描きたいな、目に焼き付けよう。 でも絵に描くの、ほんとにやるかな自分。 それから、この景色のどういうところが綺麗だと思ってるんだろうか。 絵に描くならどうやって描くだろうか。 見た景色を文字で描いてみる。 もうすぐ沈みそうな雲の切れ間から辛うじて見えるぴんくの夕日。 ぴんくが海に映って、

          ろくがつむいかにあめふらない

          はなみずの海で生きている。

          はなみずの海で生きている。

          昨日の夜、シェアハウスに遊びに来た友だちを見送りに、階段を降りて外に出たとき、湿った甘い春の匂いがして高まった。過去の朧げな春の記憶が本能的な所で感覚として思い出されてたまらなくなったな〜〜

          昨日の夜、シェアハウスに遊びに来た友だちを見送りに、階段を降りて外に出たとき、湿った甘い春の匂いがして高まった。過去の朧げな春の記憶が本能的な所で感覚として思い出されてたまらなくなったな〜〜