[Unity]Cinematic Studioを使ったシーン生成

Unityに追加された動画制作のツールセットCinematic Studio（タイムライン,Sequences,Recorder,Alembic,FBXエクスポーター,Cinemachine)

CinematicStudio

• タイムライン：映画的表現のバックボーン

• Sequences：映画のエディトリアルコンテンツを、整っていて、協調的かつ柔軟なものにし続けるための新しいワークフローツール

• Recorder：動画、静止画、AOV（レンダリング時に各要素ごとに分けた画像を出力する機能）などをキャプチャ、エクスポートするツール

• Alembic：複雑なアニメーションの再生を最適化するためのファイル形式

• FBX エクスポーター：DCC（デジタルコンテンツ制作ツール）を使ったコンテンツの洗練を可能にするワークフロー

• Cinemachine：すべてのアクションをフレーミングして追跡するためのカメラシステム

下記Unity公式のYoutube動画の手順に従いCinematicStudioを使ってシーン生成を行ってみた

(635) Unity2021.2で映像制作 手順を確認しよう - YouTube

環境

2021.3.6.f1

プロジェクト生成＆セットアップ

HDRPを選択してプロジェクトを生成
プロジェクト生成には数分かかる

PackageManagerの設定をInProjectからUnityRegistryに変更する

プラグイン選択肢にCinematic Studioが表示される

6つのパッケージがセットでインストールされる

追加されたアセットのWindowをレイアウト表示(Timeline/Sequences/Sequences Assenbly)

動画にあったお勧めの配置

シーンの生成

タイムラインは
TimeLine⇒Sequences⇒Sequenceで構成されており
SequenceはUnityのSceneと同レベルの模様でSetやCharacterなどのAssetで構築する

SequencesのStructureから映像のSequenceを追加する(Adobeで言うコンポジット的な概念？)

Sequenceを2つ追加。１と２でタイムライン生成

タイムラインの設定（フレームレート）

タイムラインの設定。デフォルトはフレーム表示だったがタイムコード表示が使いやすいため変更

SequencesのAsset CollectionsのSequence Assetsを選択し、背景セットを登録する

シーケンスに合わせた2つの背景セット(Traininside/Cityscape)を追加

背景セット(TrainInside)に電車を追加

背景セット(Cityscape)に球を追加

UnityをPlayすると2つのシーケンスが切り替わって再生されます

TrainSequencesにCreateSequenceから細かいシーケンスを追加する

シーケンス(Shot01,Shot02)を追加

カメラのPreview視点をそのままSequeceの視点として登録する(視点１　CM Vcam1)　

カメラのPreview視点をそのままSequeceの視点として登録する(視点２　CM Vcam2)　

タイムラインにTrackとしてSequencesを追加する

Sequencesは初期状態はCamera設定ない

SequencesにMainCameraをドラックして登録する

Shot1にカメラCM Vcam1を登録

Shot2にカメラCM Vcam2を登録

視点とオブジェクトを自動切換え