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【現在進行形】Be動詞とDo動詞が協力するとき

みなさんこんにちは、やのゆりです。
4月から6月にかけてBe動詞とDo動詞をしつこいくらいにやってきました。

準備万端で迎えましょう!今日のトピックは【現在進行形】です。

私たちが考える中学英文法の理想的な順番で取り上げた、よく間違いが見られる3つの文章を覚えていますか?

①I am play baseball. - Be動詞とDo動詞(一般動詞)を一緒に使っている
②I playing baseball. - Be動詞がないのにing形が使われている
③He play baseball. - sが抜けている

今まで取り上げてきた文法が理解できると、この3つの文章のどこで間違いが起きているのかわかります!

①Be動詞とDo動詞のルールが入っていないので一緒に使ってしまった
→解決!

③IでもYouでもない1人や1つの動詞にsが抜けてしまった
→解決!

②の間違いは、現在進行形の文法のBe動詞が抜けています!

🍅現在進行形の文法🍅
主語+Be動詞+動詞の ing形

今まで、Be動詞とDo動詞は一緒に使わないと言われてきたので、Do動詞にingをつけたものもDo動詞だと思って使ってしまったのが②です。では、どのようにBe動詞とDo動詞が一緒に使われるようになったのか、いつも生徒さんに説明するエピソードを紹介します。

🍅Be動詞商店とDo動詞商店の関係🍅

Be動詞商店は「イコール」や「状態」の表現を商品にして、商売を営んでいました。営業は好調で、自分を紹介する「イコール」気分を表す「状態」は瞬く間に人気商品になりました。Be動詞は新商品の開発をしなくても、しばらくはこれでやっていけるだろう、と少し天狗になっていました。

「イコール」「状態」を手に入れたお客さんは「動作を表現する「働く」や「勉強する」はないのか?」と聞くようになりました。それに伴って、売り上げも下降してきました。なぜなら、Be動詞だけでは動作が表現できません

一方で、Do動詞商店では様々な動作の表現を商品にして、商売を営んでいました。営業は好調で、人々は「働く」「歩く」「走る」「学ぶ」「勉強する」など様々な動作の商品を買うことで、「表現のバリエーションが増える」と喜びます。新しい商品を求めて人々の足が止まることはありません。

営業が下降気味なBe動詞商店は売り上げが右肩上がりのDo動詞商店のことを羨ましく思い、Be動詞は、Do動詞のところへ相談しに行きました。

Be動詞「Be動詞だけではどうにもならなくなってしまって…今まで天狗になってたツケが回ってきた気分だよ、もう表現が足りないんだ。」

Do動詞「もしよければ、うちの商品に ingをつけたものなら貸せるよ!1つ条件があって、意味は『たった今』『確実な未来の話』に限定してもらってもいいかな?」

Be動詞「ぜひ貸してください。新商品は、Be動詞にDo動詞にingをつけて、『たった今』と『確実な未来の話』にするね。本当にありがとう!」

というわけで、気前の良いDo動詞のおかげで、Be動詞はDo動詞のing形を使って表現が増えました。

なので、必ず現在進行形を使う時には🍅Be動詞+Do動詞ing🍅にしましょう。

上の例文、正しくは…
×I playing baseball. は契約違反です。
○I am playing baseball.

ここでいくつか例文を紹介しますね。

You are doing great.
 (よくできています!)
He is doing his homework now.
(彼は今宿題をしています。)
She is having dinner with her friends.
(彼女は友達と夕食を食べるつもりです。)
We are using same cell phones.
(私たちは同じ携帯を使っています。)
They are going to school tomorrow.
 (彼らは明日学校に行くつもりでいます。)

「たった今」だけでなく「確実な未来の予定」の時にも現在進行形を使います。これ、中学の文法で習わなかったですよね?未来形が出てきた時にどのように使うのかまた紹介しますね。(🍅)


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