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開発会社がアサインのExcelをシステム化して年間300万円削減した話_後編

はじめに

当記事では、弊社アイリッジがメイン事業として行っている、スマートフォンアプリの受託開発を行う際の課題だったアサイン業務の効率化・人員の最適配置についてどのような失敗や苦労を経て実現し、年間300万円相当の業務コストを削減できたのかを2部構成でご紹介します。

前回は”開発会社がアサインのExcelをシステム化して年間300万円削減した話_前編”にて

どのような課題を持っていたか、システム化に踏み切るまでの経緯をお話しました。
未読の方はこちらからお読みいただけますと幸いです。


システム化の決断と運用、成果

前ブログでご紹介した課題を解決するため、改善ポイントを決め2点のシステム化・DXに取り組みました。
(1)開発プロジェクトのアサインのための情報を見える化する
→クラウドを使って、前述した6つの情報を管理する
(2)外部のリソースを活用するにあたって発生する煩雑なバックオフィス業務を簡単にする
→人材紹介会社とのコミュニケーションを一元化
→外部(SES)人材の稼働実績表をメンバーごと個別ではなく、一括でまとめる

プロトタイプを稼働させたところ、社内の各セクションで効果を実感

(1)アサイン管理を行う、開発マネージャーやチームリーダーなど
→稼働の予定が可視化され、アサインを調整する際に情報が整理・集約されているため今ではこのシステムを使いながら会議を行うことで、大幅に会議時間を短縮できています。

また、部署間を跨いだアサインも容易になったため、全社的にリソースの過不足が発生しにくく活用しきれているため余計なコストを抑えることに成功しています。
大きな工数削減となり、これだけでも利用価値があると判断しました

(2)外部人材を調達・管理する管理部門の担当者
→今まで煩雑だった、コミュニケーションを一本化できたことで、大きな工数削減となり、これだけでも利用価値があると判断しました。

また煩雑だった、毎月の締め業務(SES人材の稼働実績表Excelの受け取り・集計)、従来では月初3営業日かかっていましたが、現在では1営業日目のAM中にほぼ終わるようになり「単価の高い社員の工数を大きく削減」することに成功しました。

具体的な成果
上記の人的工数を削減できたことで、
計算上は、年間約300万円~500万円程度の効果が生まれています。


外販のためのプロダクト開発とリリース

実際にこのツールを自社で運用してみて、思ったことは、「同様の悩みを抱える企業様のたくさんいらっしゃるのではないか?」でした。

弊社のCTOである古木も、もとより世の中のシステム開発会社が抱える
「リソース(人)に関する課題を解決したい」という構想を持っていたこともあり、社外の会社様への提供を決め、4月にCo-Assignをリリースしました。

Co-Assign(コーアサイン)

Co-Assign(コーアサイン)のコンセプトは、「リソース(人)の手配と管理にかかる非効率をなくし、最適なチームでプロジェクトの成功に最大限フォーカスできるようにする」です。

DX成功のカギは、「人」にあると考えています。
働き方が多様化していく中で、社内外からプロフェッショナルな人材を見つけ出し、適材適所に配置することはますます難しくなっています。
また、社外人材の活用とともに、工数管理などの管理業務負荷も増大しています。

アイリッジが開発したCo-Assign(コーアサイン)が、
プロジェクトにおける「人」の課題に悩む企業様のお役に立てれば幸いです。

なおCo-Assign(コーアサイン)は、どなたでも無料でトライアル利用いただけます。
また今後、導入企業様の要件にあわせて継続的に機能強化も行っていく計画です。

ご興味を持たれた方は、ぜひこちらのページのお問い合わせボタンから、
お問い合わせください!


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。