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コンサルタントと営業職の違い

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はじめに

どうもコンス(@cnsltntatgaishi)です。

新卒採用をうけるとき、みなさんもXX職なる謎の区分けに頭を悩ませたことはあるだろう。総合職、一般職、基幹職、専門職、地域限定職、なんとかなんとか。ルートは敷かれているが、実際に入社するまではどんな仕事場、職種に配属されるかわからないという典型的な日本体系の就職スタイルである。

私はこれが嫌で、日本企業には就職しなかった。望まない人事異動、よくわからない社内キャリアパス、見えない専門性、、、もちろん、コンサルに新卒で入社する場合も不確定要素はある。ただ、日系大手なんかよりも配属リスクなんてものははるかに少ない。嫌ならプロジェクトを変えるなり、社内異動するなり、人に理解される力・スキルさえ手に入れれば割と自由なのだから

ちょっと話が横道にそれたが、今回はコンサルタントと営業職の違いに触れていく。あくまでコンサル視点なので、事実と異なる点があればご容赦いただきたい。ちなみに、私は職種に偏見をもっているわけではないので、営業職だから~とか、コンサルはこんなところが~みたいなケチつけ目線は一切ないことを予めご留意いただきたい

コンサル初心者の方は、社会人何年目だろうとこの本を読んでほしい。必ず上司や同僚から指摘されていることが解説も含めて、載っているはずだ。加えて、営業職の方に読んでいただくと、こんな考え方もあるのかと思っていただけるかもしれない。

かたやコンサル界隈の方達は、営業目線(売り上げる)も身につけたいところ。売れる営業がおすすめしていた本を載せておく

さて、ここから本題に入っていく。

追記(2021/09/24)

コンサル界隈から転職し、外資ITの門戸を叩いたわけでが、セールスメンバーと働く中でも、この違いは大きく的を外しているものではないと思う。価値観も違うわけだが、売れる営業も、キレキレのコンサルも、いわゆるいけてる人達は、視座とプロフェッショナル意識が非常に高い。マクロな話ができるという点では、両者に共通点は多いのかもしれない。

会社にもたらす価値の違い

一般的に営業職とは、新しいお客様を開拓、もしくは既存のお客様に更なるアプローチをかけること等で、企業がもつ商品やサービスを購入してもらうことだと理解している。企業の立ち位置的には”稼いでくる”人たちである。その振る舞いは、企業の内側に向くものではなく、外(=お客様)に向いているものである。稼げば稼ぐほど正義。そしてそれに見合ったインセンティブを受け取っている方も多いはずだ。99件契約がとれなくても、1件の大口契約、かつノルマ達成とった具合であれば、会社に”価値”を提供したと言えるだろう。

では、コンサルタントはどう会社で”価値”を出しているのか。コンサルタントはクライアントに雇われてからが仕事なので、どのようにクライアント企業に価値を提供できるかという視点で話を進めていく。

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