見出し画像

転職してしばらく経ちました。。。

なかなかNoteの更新まで、追いつかなかったコンスです。
そんな間にNoteのIPアドレスの話とか、安倍さんが辞意を固めるとかいろいろありましたね。

世間の話題の移り変わりに興味がわかないほどのインプット漬けの日々が続き、前職のコンサルファームから転職してようやく1ヶ月が経ちました。

本当はコンサルファームとの違いをゴリゴリ書いていきたいのですが、なかなかそんな体力もないので、簡単に近況をアップデートしようと思います。

手厚い研修

コンサルファームで新卒・中途入社した方を待ち受ける資料作成研修は、業界界隈では有名ですが、よく考えると基本のツール・フレームワークは教えて貰えるけれども、現場プロジェクトではコンテンツも違えば、お作法も違ったりと苦労される人の話をよく聞きました。

よくも悪くも、考え方や作業方法にフォーカスしたものがコンサルファームの研修スタイル

一方で、Tech企業の研修はどのようなものか

圧倒的な製品知識のインプット
会社のビジネスモデル理解
(人月・Buy Hourの考え方のコンサルではこれはなかなか学べなかった)
ハンズオンの研修(プロダクトを触る、デモの実施)
他部署の紹介とコラボレーションするタイミングの共有

などなど、3週間くらいみっちりと時間をもらって、会社の理解を深めることができました。

すごく新鮮。

そして会社の売上、目標、今後のビジョンなども公開され、他部署の人が嬉々として話し合いに参加して、お互いの方向性、どうサービスを売っていくかを話し合っていたり。

小さい会社なので、サイロやセクショナリズムもかなり少ないですし、部署毎のカニバリや足の引っ張り合いも大手企業に比べて、俄然少ない気がします。

経営コンサルタントを名乗りながらも、大手企業の一部署で仕事してるだけでは事業・会社自体を理解できていないことにも気づかされました。
ある意味コンサルも個人商店で、事業体としての意識はなかなか育みにくいものなんだと。

と言った意味でも、会社の事業ストリームに自分がちゃんと入っている感覚はすごく刺激的に感じました。

この感覚は恐らく経営コンサルとして、プロジェクトベース・お客様の一部署と働いているだけでは身につかないと思いますし、少なくともパートナー以下のレベルでも大きいファームならこの感覚を感じられることはなかなかないんじゃないだろうかと思います。

圧倒的に人柄がいい仲間が多い

外資テックなので、年齢層が高めだったりもするのですが、圧倒的に性格がいい人が多いのもまたショックでしたね。

萎縮して仕事している人がいない。
またそんな環境も許されない。
もちろん数字やファクトにはコンサル以上に厳しい面もあります。

しかし、同時にモチベーターが組織に非常に多いとも感じました。

怒鳴られて、詰められてパフォーマンスが上がる人なんていないと、コンサル時代の上司も言ってましたが、結局彼も言葉で部下を無意識のうちに詰めたりしてました。
体に染み付いた習慣や自分自身が受けてきたフィードバックってそのまま出てしまうものだなと。

そんな意味でも、数字・ファクトに厳しい姿勢を取りつつも、モチベーターが多い組織というのは働く環境としてもかなり良いものだなと感じました。

一方で物足りなさも

コンサル時代の働き方は資料を作って、お客さんにぶつけ、目の前で納得させる。脳みそが汗をかくまで、考え続けろなんて話もありました。

全ての行動・考えが最終的にプロダクト・サービスに行き着くのが、事業会社なので、自分自身の考え方を捻り出すって機会は減ったように思います。

あとはプロジェクトという単位で影響を発揮する働き方ではないので、一部署の中の一名としてカウントされます。フラットな組織構造であっても、できることは限られますし、ある意味自由にパフォーマンスする場は減ったような気もしますね。

あとは今まで自分が培ってきた、刺すようなメッセージング、刺さる資料の出番が減ったことです。
パワポを使う作業もないことはないですが、コンサルとはそもそも資料の作り方も求められ方も違うので、”形”よりも”中身”が重視されるので、少し違う世界にきてしまった感覚はあります。

全般として

転職した結果、今のところの印象はニュートラル。
良いところもあれば悪いところもあるといったところです。
ただ自分の決断自体に後悔するようなことは一切ないです。そこはすごいポジティブなことですね。

あとはリモートワークが寛大に許されているので、しばらくは自宅オフィスが働けそうです。

自宅のリモートワーク環境も整ったので、そちらの紹介もそのうちしようかなと思ってます。

コンス

この記事が参加している募集

サポートいただきありがとうございます!フォローもぜひ!