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備忘録1128-1204|表現

1. 泣きそうになる

久々に聞いて、うわめっちゃいい曲じゃん…と思ったので書いておく。
特に、

「傷ついたって笑い飛ばして 傷つけるより全然いいね」

「信じる事は簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね」

って歌詞がぐっときすぎた。
傷ついたり信じすぎたりして自分が疲弊してしまうのは良くないかもしれないけれど、相手を傷つけたり疑ったりするより"自分の心持ちがいい"ってのはすごくある。

最近なんかGReeeeNの曲が泣けすぎて。


2. なんかわかる

結構自分の好みと合う本が多くて、よく本選びの参考にさせていただいているアカウントなんですが、この引用部分が結構印象に残ってます。
小説を読んで感想なんかを人に伝えるときに、「こういう話で、こういうことを考えさせられたんだよね」とか話したりしますが、「そんなことより実際に読んでほしい」と思うのは、解釈では足りない要素がその小説にたくさん詰まっているからなのかもなぁと思ったり。
人が面白いと言う小説があればちゃんと読んでみようと思いました。


3. 自己満かもしれなくても

素敵な取り組みだなと思って微力ながら支援しました。
実家に大きな本棚があって、好きなときに本に触れられる環境が当たり前のようにあったから、ずっと本が好きで、本からたくさんのものを得られているんだろうなと思うと、たとえ1冊の本でも手元にあることで何か変わるんじゃないかななんて思ったりします。
もしかしたら自己満的な部分もあるのかもしれないけど、どんな家庭環境だとしてもほしい本があったら手に入り、その子の知的好奇心が満たされる状況であればいいなと思う。


4. 強烈

今、三島由紀夫の『金閣寺』を読んでいるんですが、読んでいて本当に鳥肌が立つような表現があったり、登場人物の内面に共感できる部分と、そもそも難しくて理解できない部分とがあったり、なんかすごく強烈な読書体験をしている気がします。
文体や表現に慣れていなくて本を開く前まではちょっと気が重くても、読み始めてしまったら夢中になってる。

読書とかを通じて「表現を受け取ること」は結構楽しめていると思う一方で、その経験を「自分で表現すること」に活かしたり、それを楽しんだりということはできていないかもなと思います。そのために本を読んでいるわけじゃないのでいいんですが、いざ自分が何かを書こうとしたときに自分の表現力のなさに愕然としちゃう。そもそも目の前のものをどう見るか、そしてそれをどう言い表すかという時点で、捉え方や表現の仕方が凝り固まっているというかつまらないというか、そんな感じになってしまう。こんなときに「まるで〜〜した〇〇のように」なんて気の利いたことが言えればいいのかもしれないけど、別に上手いことが言いたいわけじゃないし、その前に私の自意識が「それっぽいこと書こうとしてんじゃ〜ん」と邪魔してくるので無理。そしてそんなこと言ってる時点で「伝えたいことを伝える」という目的が霞んでいて、自分に矢印が向いてしまっているんだよなぁ、と思う。