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自己否定の成長から、自己肯定による成熟へ

「このままでいいのか?」「今のままでは不十分だ」と、自分で自分にダメ出しを行い、成長している自分を想像することでモチベーションを高める。 いい自己否定が大切だと、一般的に語られているし、ぼく自身もずっとそのように考えてきた。でも、「本当にそうなのだろうか?」という考えが、他人の自己否定的な努力を見ていて、感じるように最近なってきた。 このnoteでも何度か触れてきたが、『EO(Entrepreneur’s Organization)』という起業家同士で学び合うコミュニティ

それは努力か、才能か

幾度も繰り返される、努力か才能か、論。中には「努力する才能」なんてものも存在する、ってなると、全ては才能だとも言える。で、僕がどう思っているかというと、才能というのは自分では気づかないので、たとえあったとしても、主観的には無いのと一緒。なので、主観的には、努力が全てと思いがち。ただ客観的には、その人の才能というのは見えるので、才能の割合が高くなっていくと思います。 才能というのは、あくまで他者との比較において成り立ちます。世の中に人間が1人しかいなかったら、その人は、背が高

「東京03FROLIC A HOLIC feat.Creepy Nuts in 日本武道館」(3月エッセイ①)

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無駄が直感を増強する(2月エッセイ②)

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質問の返答・ポジティブになった時は慎重に

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果てしない文章推敲を「3ステップ」で効率的に終わらせる方法

文章は、「これで伝わるだろう」という淡い期待を簡単に裏切ります。伝えたいことを期待通りに伝えられるようになりたいのなら、「表現の質」を高めるための推敲の技術の習得が不可欠です。 この記事では、大切ながら手間のかかる推敲を「効率的に」実施する方法を紹介します。ほとんどはじめて論文を書くことになった学生さんが、論文原稿(卒論・修論)の価値を飛躍的に向上させるうえで役にたちます。また、論文に限らず、「正しく、詳しく、丁寧に伝えたい」という気持ちで文章を書こうとする場合には、さまざ

リーダーとフォロワー

 AIの活用で、人間の主体性が無くなっていっていますが。ま、AIといっても最先端のことは知りませんので、普通にスマホでおすすめ動画を出してきたり、絵を自動で生成してくれるというレベルの、おもちゃみたいなやつのことですが。おすすめ動画というのが流行ってから「検索」という行為すら廃れていっている、と聞いて、ほうほう面白いなと思いました。そりゃ、自分から情報を取りに行くより、目の前に出されたものを受け取る方が楽ですからね。そんなものです。楽な方に流れます。  AIは過去の好みから

回答・理想自己を一旦消してボールだけを見る

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回答・本心は細部に宿る

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今更Twitterについて(12月エッセイ④)

以前、Twitterについての質問に回答して頂いた皆さんありがとうございました。

中島みゆき 心の痛みがわかるレーダー

来た時点でおもしろい人(12月エッセイ②)

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宮沢賢治 金持ちの家に生まれたが…

 宮沢賢治の父を描いた『銀河鉄道の父』で直木賞をもらって、いちばん驚いたのは、たくさんの読者に、 「宮沢賢治って、貧乏な人かと思ってました」  と言われたことだった。  貧乏どころではない。賢治は花巻でも指折りの金持ちの家に生まれた。父の政次郎は家業の質屋をよく発展させ、町会議員をつとめ、そのいっぽうで浄土真宗の普及に熱心だったため、後年みずから、 「自分は仏教を知らなかったら三井、三菱くらいの財産は作れただろう」  と述懐したほどである。

宮本常一 メモは全てカタカナで

 宮本先生に初めて会ったのは、昭和39年。週刊読売の記事を一読、「先生らしくない顔をした面白そうなおじさんだ」と、着任したばかりの研究室を訪ねた。先生は「いいところへ来た」と言わんばかりに喋りまくり、私が岡山の神主の倅だと聞くと各地方の神主の拝み方の違いを熱弁した。何度か通ううち、「あっちへ行こう」「こっちへ行こう」と連れ出され、終いには「就職なんてやめて、歩け」。成り行き任せの私は先生にすっかり惑わされたのだ。 「咳払いや笑い声以外は全部書け」調査では後ろでひたすらメモを