礼法から学ぶ立ちしゃがみ

多くのトレーニー達が好んで行うスクワット!!

今回は、跼み起き上がるという動作についてお話し致します

西洋的なスクワットは、腰をそらせ、お尻を突き出す様にして膝を出さない様に跼み、膝と股関節を伸展させて上体を起こすという動作かと思います。

目的としては足周りの筋肉を鍛えて、肥大させたり、引き締めたりする事だろう。

此れはこれで一つの方法として有りだろう。

しかし、此れが全てでは無い

私が提唱している方法は、寧ろ真逆の方法を向いている

どういう事か、、

身体内部意識を身体外部に引き伸ばせるか、もしくは身体外部意識を身体内部に取り込めるかの稽古をしている

???だと思いますが、もちろん、これで終わりませんのでご安心を!

身体内部意識にも沢山あるのですが、今回重要になるのは正中線です。

この体軸の意識をどれだけ天地に伸ばせるかという事です。

まだ難しいですよね〜

そうしましたら何でも構いませんが、紐状の物を上下に持って頂いて、上下に伸ばしたり緩めたりしてみて下さい。

感覚としてはこんな感じなんです!

いかに筋肉を使った関節運動をしないか、その為には身体外部感覚のイメージが非常に大事なんです。

では、何でこんな事をするのか、、。

居着くからです!!

西洋型のスクワットでは、特に高重量を扱えば扱う程、意識がその重量に向かい、スクワット中に他の方向から圧力を加えられると対応出来ないはずです。

しかし、もう一度紐を持って緩めた状態で紐をあらゆる方向から押して見て下さい。

紐はどの方向から押しても対応したはずです!

この様な身体の状態を得る為に体軸を意識し易い正座から立ち上がり正座にも戻るという礼法を用いております。

是非是非、取り入れてみて下さいねー

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