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第七芸術 彷徨の旅

〜キラキラ輝く80年代ニューヨークで彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はキラキラ輝く80年代ニューヨークで彷徨の旅です。世界的に明るい雰囲気が漂っていた時代、というイメージがありますし、ファッションも実は現代の感性と近いような気がする80年代。そんな時代のニューヨークを舞台としたコメディ作品を3つご紹介します。

1. ゴーストバスターズ(原題:Ghostbusters)
1984年公開のアメリカ映画。アメリカの大学で超常現象や幽霊の研究を行なっていた3人の研究者たちは、大学を追い出されたことをきっかけに会社「ゴーストバスターズ」を開業し幽霊退治を行うSFコメディ映画です。
軽〜いノリで幽霊映画だと忘れちゃうくらい脱力系で楽しいです。80年代だからこそのキャラクターの造形もあっていいです。あとレイ・パーカー・ジュニアの同名主題歌がいいですよね。盛り上がります。

2. ビッグ(Big)
1988年公開のアメリカ映画。移動遊園地のコインゲーム機に「大人になりたい」と願った少年のジョッシュは翌朝、望み通り大人の姿になっていた。身分を偽りおもちゃ会社に就職した彼は子どもの感性を活かして出世していき、やがて選択を迫られるコメディ映画です。
すごく好きな映画です。単にコメディとして楽しいだけではなく、大人と子どもそれぞれの良さや違いを感じる作品です。おもちゃ売り場の華々しさやキャラクターが皆可愛いです。

3.  摩天楼はバラ色に(The Secret of My Success)
1987年公開のアメリカ映画。成功を夢見て田舎からニューヨークに出てきたブラントリーは遠縁の叔父が経営する会社に乗り込みメール・ボーイとして働き始め、あの手この手で出世を目論むコメディ映画です。
とにかく全編明るさで推し進めていく作品で、どんな手を使っても夢を叶える、という姿勢が当時のアメリカ、特に金融系の実態だったのかなぁと考えちゃいます。この作品でもマイケル・J・フォックスがいつも通りラブリーです。


いかがでしたでしょうか?コメディの中でもずっと明るいタイプの作品を集めたのでちょっぴり物足りないと感じることもあるかな?来週は愛おしさの形の一つで彷徨の旅です。木々に花が実り始めてだんだんと春を感じますね。また来週、より一層の春にお会いしましょう。

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別

△毎回予告動画はできるだけ公式の動画を探していますが、古い映画だと公式のものがないことが多いです。今回ご紹介した作品はどれも公式ではないのですが、恐らく当時流れていた動画だと思います。今と少し予告の作りが異なるのも味があってワクワクしますよね。

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