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久しぶりの遠出 三島・沼津・熱海日帰りの旅

 旅好きとかいってるわりに、ぜんぜん千葉県から出でいないじゃないか!ということで、静岡県の三島、沼津、熱海へ出かけた。昨年秋以来の遠出だ。

 旅の目的は2つ。
1)ららぽーと沼津内の沼津コートで開催中の「暮らしのたからもの」ポップアップショップの見学
2)沼津にUターンした友達と、長らく会っていなかった従姉妹との再会
 
 神奈川在住の従姉妹は三島や沼津へ何度か来たことがあるそうだが、私はどこもはじめまして状態。見るもの食べるものもすべてがめずらしく、おまけに久しぶりの会った友達と従姉妹との話に花が咲き、あっという間の日帰り旅行だった。


予定「不」調和から始まる旅

 9時半頃、東京駅発の新幹線こだまで三島駅へ。週末だけあって、駅は旅行客で大混雑。乗車した新幹線の先頭1号車も満員だった。
 10時半頃三島駅に到着すると、ホームの目の前に巨大な富士山がドーンとお出迎え。住んでいる千葉から見る富士山の100倍くらい大きさ!!途端に遠くに来た実感が湧いてきた。

迫力満点の富士山

当初、三島駅の南口の改札で従姉妹と落ち合い、ららぽーと行きのバスに乗る予定だったが、とある理由でバスを逃す(私が原因)。さらに間違えて駅の北口に出てしまったため、南口までぐるっと遠回りせねばならず従姉妹をさんざん待たせてしまった。ごめん!こんな調子で、始めから予定調和に行かない旅が始まった。

三島のおいしいきしめん屋さん

 その後、予定を変えて、先に沼津の友達と会うことに。親切な彼女のおかげで、三島でランチをしてから車でららぽーとへ送ってくれることになった。
 待ち合わせまで少し時間があったので、近くの三島大社へ向かう。三島駅の街並みは、その昔、まだ観光客で混雑する前の鎌倉を思い出した。お寺、道沿いに流れる川、レトロな商店の建物。今度またゆっくり散策に来たい。
 
 ランチのお店は、きしめん屋「ハタトタ」。「三島できしめん?」と聞いたときは驚いたけれど、とてもおいしい!サイドメニューの種類も豊富でいろいろ試したくなる。私たちは運良くほとんど待たずに入店できたけれど、いつのまにか入り口には長蛇の列。友達がいなかったら、絶対知らなかった地元の人気店。連れて来てくれてありがとう!

欲張って野菜天盛りを注文したらお腹いっぱいに

旅のお土産選びにも最適な「沼津コート」

 ららぽーと沼津へ移動して、沼津コートで開催中の「暮らしのたからもの」ポップアップを見学。暮らしのたからものは、熱海在住のデザイナーであり友達の大沼園子さんが運営するオンラインショップ。彼女とは、Lokkiというユニット名でカレンダーや雑貨を制作している。

 ポップアップショプでは、大沼園子さんが仕入れた北欧のビンテージ食器や雑貨、以前パッケージのイラストを描かせてもらった暮らしのたからものオリジナルコーヒーがかわいく陳列されていた。こんなふうに一同に商品を見れる機会はなかなかないと思うので、ぜひお近くの方はお立ち寄りください!

 ちなみに沼津コートには、静岡で活躍する作家さんやお店の商品もたくさん並でいた。どれも素敵なものばかりなので、沼津のお土産買うにもおすすめだ。

沼津コート「暮らしのたからもの POPUP!」
会期:3月2日〜3月31日まで

 

熱海の温泉♨︎で締めくくり

 沼津の友達とららぽーとで別れ、今度は従姉妹と熱海へ。お互い温泉好きということで、旅の締めくくりは熱海で温泉に入ろうと決めていた。

 日帰り温泉で選んだのは、駅近の熱海駅前温泉浴場。地元の人が利用する公衆浴場だ。昨年夏に入口をリニューアルをして一見新しいお店に見えるが、下駄箱や脱衣所のロッカー、休憩所など内装は昔のままのよう。古い建築やデザインが好きな私には、グッとくるポイントばかり。ロッカーの鍵も施錠できるし、洗面台にはドライヤーもあるし、入浴料500円で温泉が楽しめるなんて、嬉しい限りだ。
 
 入店した午後5時半頃は客が少なく、ゆっくり入浴できた。お湯は鉄っぽく、ほんのり塩っぽい味がする。女湯の浴槽は2つあり、入り口奥の浴槽は熱いお湯で、手前はちょうど良いお湯加減。長湯ができて体の芯まで温まり、大満足!

熱海駅前温泉浴場の中
入り口のベンチも新しく設置。涼むのにちょうど良い


 実は静岡の三島あたりは、母方の祖母が生まれた育った土地でもある。これまであまり来る機会がなかったけれど、友達もいることだしこれからはもっと頻繁に来よう。そして当時、祖母が通っただろう道や見ていただろう風景から、その頃の彼女の姿を想像してみようと思った。
 

風呂上がりに浜松餃子@熱海駅ビルのレストランにて