【CM-Day Guide 22】マーケター担当者が"コンテンツ地獄"から抜け出すためには? サイトコア株式会社 安部知雄氏
こんばんは!ContentsMarketingAcademyの池口です。今日はサイトコア株式会社の安部知雄氏を紹介したいと思います!
鉄鋼マンからTechベンダーへ。マーケティングコミュニケーションをCMSの力で活性化
安部さんはサイトコア株式会社の執行役員ですが、元々大手鉄鋼会社で製品部品の販売に従事していた元営業マン。営業として様々な現場を見ていくうちに、国内はどれだけ品質が高くても、マーケティング・コミュニケーションの面でまだまだ足りていないと実感されたそうです。
マーケの世界へ足を踏み入れてからは、海外の技術を日本に持ち込む業務に携わり、サイトコア社に入社したそうです。
サイトコア株式会社とは、デンマークに本社を置く、主に中~大企業向けのWeb CMSソリューションの企業です。CMS=コンテンツ管理システムは、顧客のデジタル体験を最適化するもので、企業側が顧客ニーズに沿ったコンテンツを設計~企画~分析を簡単に考えられるようにします。
Gartner社のmagic quadrantでは、サイトコア社はDXP部門で4年連続リーダー、Webコンテンツ管理市場のリーダーとして10年連続で指名されるなど非常にグローバルで高い評価を得ています。
またサイトコア社は外資系の企業ではありますが、安部さんのお話しは、ご本人のバックグラウンドもあり、非常に日本国内の課題にローカライゼーションされていて、非常に説得力があります!
600社以上の国内上場企業向け調査から見えてくるコンテンツ危機
オンライン販売にてライブのチケットを購入。それなのに、購入後もライブの販売プロモーションが何度も届く……。
普段生活していて、こんな経験はありませんか?
このようなメールを知らない内に顧客に出している企業は、データとコンテンツが社内で完全に分断され、担当者たちが疲弊している現象「コンテンツ地獄」に陥っている可能性が非常に高いそうです。
広報・営業・マーケティング・販促、それぞれの部署が自身のKPIのためにコンテンツを作ることで、まとまりがなく、データが統合されていない状態にあると言います。
それぞれの部署がどんなKPIを重視しているのか、「コンテンツ」の役割をどのように考えているのか。安部さんのセッションでは、サイトコア社が2021年7月に国内調査を実施した、最新のデータを用いて、部署ごとの考え方の違いに関して具体的にお話しいただいています。
サイトコア社は外資系の企業ですが、セッションで用いるデータは日本国内の600社800サンプル!マーケティングに携わる担当者なら思わず目を覆ってしまう「リアル」な内容が盛りだくさんです。
他にも、部署ごとのKPIをどのように統合すればよいか、戦略目標、マーケティング目標、デジタルゴールの違いや目標の立て方など、非常に具体性のある濃密なセッションです。
デジタルマーケティングに携わる企業の担当者には特に視聴いただきたいセッションです!広報・営業・マーケティング・販促など職種に関わらず視聴いただける内容だと思います!
予告動画
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