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【コンテンツ系】効率のいい制作ノウハウ、最新YouTube活用法を知りたい方のための「CM-Day2021」視聴ガイド

コンテンツマーケティングを実践して成果を出すために必要な、コンテンツ・マーケティング・テクノロジーの3つの領域から、「コンテンツ」領域における、課題に合わせた視聴スタイルをご提案します。ご案内は前回の記事に引き続き、川俣です。

▼前回の記事

■コンテンツ系の課題をもつ方におすすめのセッション

課題1:もっと効率よく企画を考えるノウハウが知りたい

情報発信を行うにあたっては、誰もが以下のような思いをお持ちだと思います。

・情報発信で目的を達成できる仕組みを作りたい
・コンテンツの質を高いまま、できるだけ多く作りたい
・クオリティの高い内容のネタを出し続けたい

これらの極意をお届けするのがこちらのセッションです。

情報発信によって潜在顧客の態度変容、自社ブランドとのエンゲージメントを促進していけるよう、配信者側が持つストーリーやファンとの関係性を重視した企画の作り方を、市川氏がお話ししてくださいます。

ここで知っておきたいのは、つながりたいユーザーに向けて、私たちが潜在顧客に向かって語るべきストーリーの作り方・考え方を根幹に据えることです。それによってコンテンツ作りの発想が変わり、途切れなく作り続けることが可能に。その極意が、本セッションで伺えます。

セッションは動画をベースにした企画・構成のお話ですが、企画を考える視点においては、コンテンツ制作に関わる全ての方の参考になります。

また、キャッチフレーズを起点にしたコンテンツの発想方法の講座が昨年行われたのですが、その動画が公開されました。こちらも企画の考え方に大変参考になりますので、ネタ出しに困っている方は必見です。

【さらに学びを深めたい方へ】
書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』第4章

ストーリーの力をマーケティングコミュニケーションに用い、情報を受け取る方の理解をスムーズにし、納得性を高めるこの手法を解説した、
・4-5 購買態度変容コンテンツフロー
・4-6 ビルディングオーディエンスモデル
・4-8 ストーリーは誰のもの? オーディエンスを巻き込む共創型ストーリー
テリングの可能性

書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』

課題2:もっと効率よく制作するノウハウが知りたい

MAやCRMの導入によって、パーソナライズ化されたシナリオを実現するために必要になるのは、やはりコンテンツ。とはいえ、潜在顧客のニーズに合わせるからといって全てを実装するのは、正直無理があります。無理をなくすために、制作スピードとクオリティのバランスを取りながら、きちんと成果も出せるコンテンツ制作の視点を得られるのが、こちらのセッションです。

安部氏はWebサイト上における企業の存在価値を向上させることに長年注力されてきたプロ中のプロ。Webサイトを通じて顧客に自社サービスが選ばれ、ビジネスにつなげるチャンスを最大化する方法を考えながら、コンテンツ制作で疲弊しない方法を確立されてきました。そのノウハウが、今回公開されます(!)。

【さらに学びを深めたい方へ】
書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』第3章

コンテンツマーケティングの基本的な考え方と進め方や現場で実際に行われている方法をもとにした、
3-1 コンテンツマーケティングの基本的な進め方
をご覧ください。

書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』

課題3:最新のYouTubeの使い方や広め方を知りたい

「ウチもそろそろYouTubeをやらないと……」と何度つぶやいたことでしょうか。

動画マーケティングが効くとはわかっていても踏み出せない方、お待たせいたしました。今年はYouTubeに関するセッションが目白押しです。ここでは一部しかご紹介できないのですが、YouTubeを課題に感じている方には全セッションご覧いただきたいです。

なかでも特に注目していただきたいセッションが2つあります。

YouTube1/最新のYouTube活用法

ひとつめは、おのだまーしー氏の「YouTubeチャンネルを活用した最新のコンテンツマーケティング」です。

2014年からYouTubeを始め、いまや12万人のチャンネル登録者をもつおのだ氏だからこそ話せる、“YouTubeの今”がわかります。

YouTubeを使うことでコンテンツマーケティングの効果が何倍にもなった実例、企業がYouTubeを活用すべき理由、そして実際に企業がチャンネルを始める際のポイントや制作のコツなどなど、YouTubeプロデューサーならではの実践的ノウハウをお見逃しなく。

YouTube2/企業チャンネルの運用のコツ

ふたつめは、関 小夏氏の「“作りっぱなし”のYouTubeチャンネルを最大活用する3つのポイント」です。

YouTubeは参入するまでのハードルが高いですが、参入した後どうするかもWebコンテンツ以上に考える必要があります。要は、YouTubeにもデータ分析が必要ですよ、という話です。

今伸びている企画や競合の動向、YouTube上のトレンドは最低限押さえつつ、動画コンテンツの企画の考え方、チャンネルの“成長フェーズ”に合わせた運用のしかた、分析データをもとにした改善方法などをセッションで伺えます。

【さらに学びを深めたい方へ】
書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』第5章

「この人が紹介しているなら……」という信頼から潜在顧客層に認知コンテンツを届け、企業の信頼資産を作る、
・5-3 インフルエンサーマーケティングの始め方
をご覧ください。

書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』

課題4:DX時代のコンテンツマーケティングの根幹を理解したい

最後にご紹介したいのが、CONTENT MARKETING DAY 2021の基盤となる考え方です。タイトルは、「DX時代のコンテンツマーケティングを成功させるための鍵は、エクスペリエンスとエンジニアリング」。日本のコンテンツマーケティングにおける第一人者、渡辺一男氏のセッションです。

「CM-Day2021」全体のテーマとなる本セッションは、基調講演と言ってもいいもの。データ化したコンテンツをいかに有効に使い、企業の目的を実現するか。また、DX時代のコンテンツマーケティングの基本的な考え方、取り組み方をいかに身に付けるかを知ることができます。

昨年のセッションで渡辺氏は、「コンテンツマーケティングにおいては、因果関係を知ることが非常に重要。意味や因果関係を見つける技術としてのセンスメイキングの手法を使えば、データから有益なインフォメーションを引き出せるのではないか」とお話しされています。

コンテンツマーケティングはただデータを追うだけでは事足りず、推理力も必要。その推理力をどう導くかを解説したこちらの動画も、理解の助けになります。

というか……両方知っていると最強ですよね、という話です。昨年見逃した! という方にはぜひおすすめします。ご覧になった方も記憶の強化にどうぞ。

【さらに学びを深めたい方へ】
書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』第2章

コンテンツマーケティングの基本的な考え方と進め方や現場で実際に行われている方法をもとにした、
・2-1 DX 時代のコンテンツマーケティング
・2-2 CX とコンテンツマーケティング
をご覧ください。

書籍『DX時代のコンテンツマーケティング』


ということで、「CM-Day2021」視聴ガイドは以上です。

全セッションからほんの一部のご紹介となりましたが、マーケティングやDXの第一線で活躍される登壇者の方々の濃く、熱~いセッション動画が公開される貴重な3日間です。時間の許す限り堪能できますように。私もそのつもりで3日間確保しています! 知恵熱が出るくらい楽しい時間をお過ごしください。

開催期間中には、日本初のコンテンツマーケティング・グランプリ2021の発表もありますので、こちらも目が離せません。

※収録前に執筆しているセッションもあるため、実際の内容と異なる場合があります。

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