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【整備記録】 オロネ25-501(北斗星ツインデラックス / JR北海道)

こちらの種車は、TOMIXの「92786 北斗星 JR北海道仕様II 増結セット」から捻出しています。
北斗星の運行当初から連結されている、ツインデラックス車になります。

今回整備するオロネ25-501は、北斗星3・4号ではなく夢空間3両以外はJR北海道車で編成された、夢空間北斗星の5号車として組み込みます。

施工前

古い製品から内装の金型が変わっていないのか、いたってシンプルな内装になっています。ツインデラックスの個室は下段のベッドと椅子、テーブルが表現されています。
廊下は本来デッキ側の扉は斜めに設置されていましたが省略して通路に対して直角に設置されています。逆側も扉や通路の行き止まりの表現はありません。

オロネ25-500の寝台側内装

内装再現

ツインデラックス

寝台はソファ状態でデザインしました。
モケットは時期によって変更が無かったようなので濃赤にしています。椅子はポスカのダークレッドで塗ってます。

寝台はソファ状態で再現。シートバックと金具の位置があっていないのはご愛嬌

JR北海道車の特徴だったテーブルランプは、壁面に書き込んでみました。
ロッカーも立体的に再現しようか考えたのですが、今回は対応しませんでした。

テーブルランプはに書き込む形で再現

廊下

通路側の窓はカーテンを全部閉めた状態で再現しています。窓はもう少し暗めでも良かったかもしれません。
通路端の扉と、行き止まりにある非常ボタン関連も印刷で再現しています。
デッキ側の小部屋はオーディオ準備室とのことだったので、メンテナンスハッチで表現しています。

オーディオ準備室はメンテナンスハッチと同じ体裁で再現
通路の突き当たりにある非常ボタン類も再現

デッキ

デッキは扉が斜めだったところを一応再現するようにしています。
配電盤は少し手前に出ていたようですが、ちょっと省略して平面にしています。
内装パーツがデッキまで来ていないので、下に紙を重ねてかさ上げしてデッキ部分を表現しました。

デッキから通路へ行く実車に合わせてドアは斜めで再現

室内灯

デッキは電球色、個室や通路は蛍光灯色で良いかと思ったのですが、個室のベッドわきの照明やスタンドライトが電球色だったので、個室内をどうやって表現しようか悩みました。。
室内をベッド脇とスタンドライトを使っている部屋は電球色、つけていない部屋は蛍光灯色という感じで少し分けてみました。
カーテンを閉じている部屋は基本的に電球色で、カーテンを開けている部屋は蛍光灯色と電球色で分けている感じです。
このあたりは、Youtubeの夜間走行シーンなどを見ながら決めてみました。

オロネ25-501の点灯状態

全景

カーテンの閉じ具合ぐらいしか魅せられるところが無いのですが、カーテンはレースカーテンとカーテンで分けています。ロイヤル個室でやった表現になります。
上段ベッドのカーテンも開閉させていて、下段窓を閉じているところはカーテンを閉じ、それ以外の部屋は基本的には明けているけど中途半端に空いていたり、閉じ切っているという状態も再現しました。走っていたら分からないので自己満ですね。。
室内表現が無いと室内灯を入れてもパッとしないので、やってみてとてもよくなりました。特に廊下側は白い一枚壁に表情が出るので、見ていて飽きないです。

オロネ25-501の全景

余談ですが、JR北海道車は全個室化前後にトイレ窓が埋められているのですが、このJR北海道IIセットのオロネ25-501は、金型の関係(JR東日本車はトイレ窓あり)なのかトイレ窓ありになっているので、厳密には全個室化前の仕様ということになります(全個室化後すぐはトイレ窓ありということもあったかもですが、資料を見つけられませんでした)。
2023年秋に発売されるJR北海道セットではトイレ窓無しのオロネ25-501を再現するそうなので、全個室化後編成を組みたい方は今度出る新製品を使うと幸せになれると思います。

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車両紹介

オロネ25-501を組み込んだ編成の紹介

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