【整備記録】 オハネ25-551(北斗星ソロ / JR北海道)
北斗星1・2号に組成する、5号車「オハネ25-551」を整備します。
「往復」で使うのですが2両しか在籍していなかったため、検査に入ると別の車両が入ることがあったそうです。
こちらはTOMIXの「92563 混成増結B」から捻出しています。
2両で特に差異はなかったようです。
施工前
オールソロで全17個室がずらっと並びます。
模型では、下段の室内と上段の階段+テーブルが再現されていて、上段のベッドは省略されています。
このオハネ25-550には車掌室があり、その空間も模型では再現されていますが、通路の扉は再現されていないようです。
内装再現
ソロ
こちらは6号車、9号車のソロと違って鍵施錠タイプになります。
また、ベッドの配置も逆側になり、個室側の外から見て右側にベッドがあります。
ベッドサイドのランプは、他のソロと違って窓側の壁面に取り付けてあったので表現として省略しています。
あとは、テーブルの下に荷物を置く用の大きなスペースが壁面に空いていました。ちょうど上段の階段下にあたる部分になるので、デッドスペースをうまく収納に使っていたようです。
そのあたりもデザインでそれっぽく表現してみました。
車掌室
5号車には車掌室があるのでこちらも再現してみました。
写真はネットで見つからなかったものの、手元にある資料にあったのでそちらを元に再現しています。
模型では、おそらく車掌室の椅子がデザインでありますが、ベッドにもなるであろう長い椅子は省略されていますし、机や機器がある方の壁面はありません。それもデザインしてそれっぽく部屋みたいにしてみました。
机や機器がある方の壁面は、単独では立たないので裏にあて紙をしてみました。
これで、車掌室の窓を開けておいても違和感がない感じにはできたと思います。
廊下
9号車などとは違い、こちらは結構白ベースの壁面になっています。
こちらも廊下の窓はブラインドなので表現は省略しています。
扉は、上段と下段でそれぞれ開き方違うのとノブ形状も違うのでそのあたりも再現しました。テンキーのカギ部分は正直小さすぎたので、形のみ再現して中は省略しています。
デッキ側には、車掌室を過ぎたところに仕切り扉があるので、それを再現しています。
仕切り扉の個室側の脇には車掌が取り扱う扉の開閉用のスイッチがあったのでそれも書き込んでみましたが、正直外からほとんど見えないので自己満足です。
デッキ
配電盤とくず入れを再現しています。
後は特筆するところは特にありません。
室内灯
幅広が指定されています。なんとなくですが、基本的には幅狭で、個室+廊下の車両が幅広って感じなんですかね。
色調補正、加工
オハネ25-550/560は、他の車両と違い廊下とデッキが電球色(他の車両は蛍光灯だがここはスポットライトという違いも)だったようなので、それを色味だけでも再現したいと思います。
室内側+車掌室と方向幕は黄白色、廊下とデッキは電球色という感じです。
工作自体はほかの車両と同じ感じで進めます。
全体的に白のマステを貼り付け、廊下の部分とデッキ部分にオレンジのテープを貼り付け、それ以外のところは黄色のテープを張ります。
車掌室前の廊下は寝台前の廊下と違って少し広くなっているので、そのあたりも丁寧に貼り分けます。
点灯状態
実際に点灯すると、寝台部分と車掌室部分は明るめですが、電球色にしたデッキや廊下はわかりにくいですね。。
薄暗くするとついているのが分かるぐらいです。
このあたりは、逆に実車同様の光量に見えなくもないからいいかも?しれないです。
思いのほか、オレンジと黄色の貼り分けがうまくいってそれぞれ点灯色を調整できて良かったです。
全景
車掌室は室内を表現したのでカーテンを開けた状態にしていて、それ以外の個室については室内灯のそばの部屋を全閉にしてます。
他の部屋はバラバラに空いてたり半開だったりにしてみました。
上段も、閉まっているか開いているかのどちらかだけでなく、中途半端に空いている部屋も作ってみました。
純正室内灯だと、デッキ側の個室がやたら明るくなってしまうので、やはり多灯の室内灯の方が良さげです。
関連記事
車両紹介
オハネ25-550を組み込んだ編成の紹介
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?