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これを知らないと大失敗する!?Youtube広告施策

こんにちは!第四コンサルチームです。                昨今話題になりがちなYoutube広告をテーマにお話をしたいと思います。

多くのマーケターがYoutube広告に挑み、『直CVが取れない』・『CPAが爆上がりした』・『予算が大きくないと効果が出ないんでしょ』など失敗・挫折を経験しているかと思います。

取り組みの成果を先にお伝えしますと、Youtube広告を運用した結果、、、CV数160%増に成功したというものになります。
試行錯誤を経てYoutube広告を運用していきましたので
私たちの取り組みが何かヒントに繋がったら良いなと思います。


1.Youtubeについて

さくっとYoutubeについて、おさらいです!

ひと昔であれば、ただ単に動画を見るためツールでした。しかし、今。。。

全インターネット人口の1/3が利用する、世界最大の動画プラットフォーム「Youtube」。世界100カ国、80の異なる言語で利用可能であり、1日の動画視聴時間は数億時間、視聴回数は数十億回におよび、総再生時間は3年連続で前年比50%以上増加している。このメガプラットフォームにおいて配信される動画広告がYoutube広告。

そして、なんといっても!
GDNとほぼ同様な高精度なターゲティング機能と多彩な配信メニューが利用することができます。

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2.概要 ~商材と媒体~

【概要】
・商材:教育関連
・メインターゲット:50歳以上の男性
・出稿媒体:Google リスティング広告・Youtube広告
・CV:購入
・目標CPA:20,000円
・獲得KW:商品名のみ単体 or 複合

【背景】
指名系KWでの獲得のみで、獲得数を大きく伸ばすことが困難でした。過去にBIG系KWに挑みましたが、結果は惨敗でした。


【新規施策】
媒体:Youtube広告
目的:指名系KWでのサーチリフトを起こし、獲得数を伸ばす。

3.サーチリフト

検索エンジンで特定のキーワードの検索がどれだけ増加したのか計測することが出来ます。例えば、Youtube広告を配信し、サーチリフトを調査することで「どれだけ指名検索が増えたのかという指標を追うことで、施策の価値を知ることが出来ます。

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グラフは指名系KWの検索ボリュームになります。           配信月において、見事にサーチリフトを起こす事ができました!

「視聴率」が高いため、動画による影響により、サーチリフトの手助けになったと考えられます。(平均10%以下)

4.ターゲティング


 WEBマーケターとして、気になって仕方がないのはターゲティングかと思います。今回は、リマーケティングとプレースメントを用いて配信しました。

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視聴率に関しては、リマーケティングよりもプレースメントの方が約1%高かったです。リマーケティングは、CTR・CVRが高いものの、IMPのボリュームが小さいため、CL数・CV数・VCV数が少なかったです。そのため、視聴率を担保しながら、CL数・CV数・VCV数を稼げるプレースメントがおススメです。

5.リスティング広告との関連性


 Youtube広告を用いて認知拡大をしたもののアカウント全体でのCV数が伸びるのか気になるところだと思います。

4月-7月の全体広告予算・Youtube広告に使用した広告予算・CV数・CPAの4つ観点で見ていきます。

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表を見ると、Youtube広告を運用していない4月が最もCPAが良い状態です。7月は4月に比べてCPAが7000円高騰、費用帯効果が悪くなっています。
Youtube広告に全体予算の25%以上投資した5月・7月は、CV数40件以上と大きく伸びています。

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Youtube広告へかけたコストとCV数の変動を見ると、Youtube広告を配信した月はCV数が伸びることがわかります。

結論として、

『CPAは上昇傾向だが、CV数の最大化には最適な施策の1つ』

に至りました。


6.Youtube広告フロー


●準備物
① サーチリフトをさせたいKWを選定
② ①を考慮した動画
③ Youtubeアカウント&チャンネル
④ Google広告アカウント

●フロー
① 作成した動画をYoutubeチャンネルへアップ
② Googleアカウントにて、動画キャンペーン作成
③Youtube動画のリンクと遷移先URLを設定
④Youtubeチャンネル・広告アカウント・GA 携連

ここまで、読んでいただきありがとうございました!
また投稿する際は、ぜひ読んでください!



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