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初期のスマホゲーム実況者を経て、クラスターのプロダクトマネージャーに。「ベスト加速賞」受賞のいかりさんにインタビュー


今回は、プロダクトマネージャーのいかりさんにお話を伺いました。いかりさんは、先日、クラスターのバリューである「加速」「チャレンジ」「リスペクト」の中でクラスター社全体を最も加速させた人に贈られる「ベスト加速賞」を受賞。入社のきっかけや仕事のやりがいについても語っていただきました。

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プロフィール
いかり
 
クラスター株式会社 プロダクトマネージャー
株式会社GameWithでWebメディアの編集者として従事。最初期のスマホゲーム実況者としても活躍。その後、株式会社コロプラを経て、クラスター株式会社に入社。クラスターではプロダクトマネージャーとして、全部署を巻き込みながらclusterをより良いプロダクトにするための企画・実行を担当している。

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社長と話して特別な印象を感じたのが決め手だった

ーまずはPMの業務内容について教えてください。
一言でいうと、clusterというサービスをより良いプロダクトにしていく仕事だと思います。PMは中長期目線だとclusterの全体戦略や方向性を決めるポジション。短期目線だと課題に対しての打ち手を決めて、実行するポジションだと考えます。日々やりたい施策はたくさんありますが、やらないことを決めるのもPMの大事な役割です。

ークラスターのPMの特徴はありますか?
clusterは大きく分けて3種類のプラットフォーム(VR、PC、モバイル)があるので、3つ同時に開発してリリースする必要があるのはかなり独特なんじゃないかなと思います。
大きく分けたら3つですが、細分化するとPCはMacとWindows、モバイルはiOSとAndroid。実は全部少しずつ作り方が違うので、デバイスによってユーザー体験が変わらないように工夫しています。
前職がゲーム会社だったので、PCとモバイルは馴染みがありましたが、さらにVRが加わるとまた全然違ってきます。これらを全て把握して、ユーザー体験の最適化を追求するのは結構大変なんですが、その分やりがいも感じています。

ーいかりさんは元々VRに馴染みがあったのでしょうか?ゲーム会社からクラスターに入社したきっかけも教えていただきたいです。
前職で別部署ですが、VRゲームの開発に力を入れていて「ちょっとこれ被ってよ」と実験台にされていたのもあり(笑)、VR自体は面白いなと思っていました。友人と新宿や秋葉原で行われているVR体験会にも行っていたので、興味はありましたね。
ただ私のキャリアとしては、ゲームメディアの編集者や、ゲーム実況というジャンルが出始めた初期のYouTubeで顔出しのスマホゲーム実況など、色々なチャレンジをしてきましたが、今まで仕事としてVRに関わったことはありません。
クラスターに入社をしたのは、リファラルで誘っていただいたからというのもありますが、一番の決め手は社長の加藤さんとの面接です。加藤さんと話をして、今まで出会ってきた社長たちとも違う特別な印象を抱きました。これは完全に第六感なんですけど、すごく強く感じて、本当に導かれるように入社していましたね!

ーちなみに今は加藤さんが直属の上司かと思いますが、いかりさんから見て加藤さんはどんな方ですか?


加藤さんはマネジメントが本当に上手で、社長の強権を発動させずに、私たちが向かうべき方向にうまく進めるようにしっかり諭してくれるんですよね。

なんでも分からないことはすぐ調べるし、それを噛み砕いてちゃんと説明してくれる。多分めちゃくちゃ本を読んでいるんだと思います。個人的には加藤さんは秀才型だと思っていて、自分とは反対のタイプなので相性が良いなと感じています。


クラスターのバリューを体現して「ベスト加速賞」を受賞

ーいかりさんは、今回「ベスト加速賞」を受賞されたとのことで、このことについても聞かせてください。コミュニケーションの加速も受賞のポイントのひとつかと思いますが、ご自身で意識されていることはありますか?

前職も半リモート勤務だったので、その時の成功体験から無意識に行っていることが多いかもしれません。リモートだと顔を見て話す機会がないので、他のメンバーとのコンタクトが少ない状態になるんですよね。その時に、何もコミュニケーションが発生しないより、少しうるさいくらいチャットで発信をしていた方が、チームの雰囲気が良くなったんです!クラスターもリモート中心なので、発信は増やすようにしています。

ちなみに、やたらめったら喋っているようにみえるかもしれませんが、会話の起爆剤になることだけは意識しています。滑ることもたくさんあると思うんですけど、私がチャットに投下した一言から話が広がってくれると嬉しいなと思います。

ーいかりさんの発信からチャットが盛り上がっている様子はよく見ます。クラスターのカルチャーにもマッチするところもあるのでしょうね!
そうですね。チャットでのコミュニケーションが加速することで、風通しの良いオープンな会社になるのはもちろんですが、チームでの成果にも影響してくると思っています。
その点で、クラスターカルチャーは1から11までよくできているなと感じますね!

クラスター社のカルチャーの根本であるクラスターカルチャー

ークラスターでは、ワールドクラフトでメタバース上にチームごとのオフィスを作っていますが、その中でもいかりさんのいるチームは楽しそうにやられていますよね!
私がいるプレイチームはすごく自由で、積極的なメンバーが、とにかく今自分のはまっている世界観を作ってくれます。

金曜の夜にちょっと覗きに行くと、こないだまで洞窟だったのが急に電車が走っていたり、次は図書館になっていたり。いきなりガラッと変わったりするんですよね(笑)
しかも1〜2か月くらいの周期で変わります。

私としては全然飽きなくて楽しいですね。


一時期のバーチャルオフィスの様子
一時期のバーチャルオフィスの様子


ミッション実現に向けてベストな選択をし続ける

ーいかりさんがPMとして日々、意識していることについても聞かせていただきたいです。

私の信念でもあるんですけど、PM、特に弊社PMは、結局エンジニアでもないですし、UIデザインもやらないですし、やることといえば、お金を得るために稟議をあげたり、注力するべきポイントに集中する力を借りるために経営会議に踏み込んでいったり、コミュニケーション部分が多いんですよね。仕様書を書くとか、今後に引き継ぐためにドキュメントに残しておくとか見えないものを形にしていく・言語化していくとかの業務もあります。

なので、デザイナー、エンジニア、QAなどの開発職はもちろん、マーケやバックオフィスまで関わってくれるメンバーに最大のリスペクトをするように意識しています。自分たちだけでは何もできないわけですから。

全部署と関わりがあるポジションだからこそ、自分から積極的に声をかけ、コミュニケーションをとるようにしていますね。

ーありがとうございます。最後に、いかりさんが思うclusterの理想とPMの魅力について教えてください!
理想は、cluster内で現実と同じようなことができること。そして、現実では絶対できないことがcluster内でできること。例えばマジシャンのように手を広げたら鳩が飛んでいくような、ないところから何かを生成したり、あとは重力が反対になったり。これって現実では有り得ない構造で、3D空間の中だからこそできる演出や仕掛けだと思います。
現実ではできないことがcluster内でできて、現実でできることも全部できるようになる。実現すれば、clusterがメタバースとして急成長していく姿が見れると思います。
クラスターが掲げるミッションは「人類の創造力を加速する」。
この実現のために、中間地点として「バーチャル経済圏のインフラをつくる」という旗はすでに立っています。しかし、そこに向かってどんな風に進んでいくのかは、その時々でベストな選択をし続けなければいけません。

その時にどんな選択をするのかという決定権を持っているのがプロデューサーである社長とPMです。責任の重い仕事ですが、非常にやりがいがあります。
今後も自分たちで道筋を描いて作ることで、理想のclusterを実現させていきたいと思います!

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いかりさん、お話を聞かせていただきありがとうございました。
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