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地域の公園をコミュニティの場に

最近コミュニティのつながりが希薄化しているような気がします・・・💧
昔は外で元気に遊んでいる子どもたちや散歩しているおじいちゃん、おばあちゃん、ゴミ出しに来たはずが世間話で盛り上がるお母さんたち。いろんな人が地域で出会い、挨拶を交わし、交流していました。

近年、国の調査や報告でも地域コミュニティが希薄になっていると言われており、地域の方との交流も減っていると言われています。さらに「地域運営組織の形成及び持続的な運営に関する調査研究事業報告書(令和2年度/総務省)」によると、新型コロナウイルス感染症の影響で地域行事が減っているということが報告されており、地域住民の交流がますます減ってきているという現状があります。

私は育った地域を離れ、大学生として新しい地域に住んでいますが、大学での学びやクラブでの活動を通して、今活動している地域のコミュニティがより活性化したり、地域と関わりの浅い大学生も含めてもっと交流が進んでいければうれしいなと感じています。今回は、そんな私の想いも含めて地域の公園がどのような場として活用されるといいかについて紹介します😊
ぜひ読んでみてください!


地域の公園の特徴

町の中心地にあって大きな遊具がたくさん用意されていて、休日に多くの人でにぎわうような公園は都市公園と呼ばれています。周辺にショッピングモールやカフェなどがあり、比較的栄えているところに都市公園は位置します。そこには地域住民だけでなく観光客や他地域の人が訪れ、ある程度のルールやマナーを守って自由に遊びます。したがって都市公園は使用者の限定はないけれど、そこにできるコミュニティはそこまでつながりが深いコミュニティとは言えないかもしれません。

反対に団地やアパートに付属している共同の庭のようなところでは、使用者はそこの住民のみで、限定的です。しかし住民同士の交流が生まれるそのコミュニティはつながりが深いものだと言えます。

では地域の公園はどのような特徴があるのでしょうか。

地域の公園は近所の人が使うことが多いですが、地域住民だけしか使えないという規則はありません。ですから比較的オープンな場所だと言えます。またそこに生まれるコミュニティには地域住民によるつながりもあれば、はじめましての人とのつながりもあります。

つまり地域の公園は、地域コミュニティでありながら解放されたコミュニティであるという特徴があります!


地域の公園で何ができる?

皆さんは、公園へ行くと何をしますか🤔❓

・ボールを持って行ってサッカーする
・遊具で遊ぶ
・散歩で公園の周りを一周する
・犬と遊ぶ
・ベンチで休む
・早起きして公園で体操する
・四葉のクローバーを探す
・虫をつかまえる

など、いろんな使い方がありますね!

公園はマナーやルールを守れば、年齢・性別関係なく自由に使えます!


地域の公園で生まれるつながり

公園にはいろんな目的でいろんな人が訪れます。

そしてその分だけつながりが生まれます。

また、宇都明子氏の論文「コミュニティの場としての公園利用ー利用者の間の関わりについて注目しながらー」によると、子どもを連れて行ったりペットの散歩に行ったりすると、人と話すきっかけができるということがわかっています!


近くの公園を利用しよう!

公園に行くのはいいけど、遊び相手が欲しいな・・・と思っている子どもたちも多いはずです。

NPO法人クラブぽっとでは、毎月第4土曜日「公園を遊び場にプロジェクト(プレイパーク)」を開催しています!
そこでは地域の子どもたちやその保護者が集まり、公園内で自由に遊び思い思いの時間を過ごしています。スタッフである大学生たちと一緒に遊ぶこともできますし、クラブで持っている竹馬やボールなど様々な普段できない遊びや仲間が、この場所に来ることで人と人との交流が自然と深まり、友達もたくさんできます。

このイベントをきっかけに地域の公園を日常的に利用する人が増え、多世代が集い交流する公園になってほしいなと思っています!

ぜひ一度遊びに来てください♪

クラブぽっと学生スタッフ 大門明日菜


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