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ぶらり台湾一人旅 2泊3日 ②前半

前回の続き。
二日目は,当初台中に足を延ばしてずっと行ってみたかった宮原眼科を訪れたいと思ったのだけれども,往復2時間で新幹線代も6,000円くらいかかることを考えて,今回は台北のみを楽しもうと決めました。

今日は食い倒れの日

行きたいところをいくつかリストアップしていた時,迪化街にいくつかあるなと気が付き,さらにそのまま歩いて有名な寧夏夜市にも行けるじゃないということで,そのあたりをぶらぶら歩くことにしました。

今回一つ失敗したなと思ったのが,いつもの習慣で朝食付きの部屋を予約してしまったこと。台湾なら!朝ご飯は外にいくらでも選択肢があるじゃないの!!
この日は食い倒れの日にしようと決めたので,ホテルの朝食はパスして外に出ることにしました。

メトロに乗って大橋頭駅へ

8時頃出発,迪化街を目指します。
ホテルを出て割と早い段階で気が付いたのですが,私,どう考えても薄着で出てきてしまった。
前日は快晴で,最高気温30℃近くいったんじゃないかというくらい,むしろ暑かったのです。
(余談ですが,これ多分伝説的晴れ女な私の友人のおかげで,旅行中晴れるように祈っとくね~って言ってたのが効いたんだと思う。まじで。)
それはきっと例外で,大体昼間は20℃くらいって調べておいたのに,何故ヒートテックの上に薄いシャツ一枚で出てきたのだ私よ。まわりを見てごらん,ダウンやニットを着ているぞ…。
そんな感じで若干震えながら今日の朝ご飯のお店へ。


賣麺炎仔 金泉小吃店で切仔麵を

地元の人に人気という賣麺炎仔 金泉小吃店で,切仔麵を頂きました。2019年にはミシュランのビブグルマンにも載ったのだとか(後で知りました),店の前には行列ができていたけれど,サクサク進んですぐに入れました。お店の入り口で注文するスタイル,英語も日本語も通じなさそうな感じだったので,料理名を携帯で見せて注文しました。お肉料理も頼んでみたかったけれど,ここで腹を満たしすぎるわけにはいかんのだとぐっと我慢…(でも頼めばよかったな。笑)

こういう味わい、中華料理としては
なかなか日本で出会えない気がする

あっさりとしたスープにやわらかめの麺が入っていて,最初少し物足りなくも感じたのだけれど食べ進めていくとどんどんスープの滋味深さの虜に。身体がすっかり温まりました。
お店を出て大きい通りに出たときに,交差点の角に苺大福のお店を発見。しかも朝早いのに開いている。一個買って外のベンチで頂きました。

苺大福だいすき

苺はちゃんと甘くて,あんこは粒がしっかり主張するタイプ。これ好きだわ。苺大福は苺が主役のタイプと大福が主役のタイプとあるけれど,これはどちらも負けじと前に出てくる感じ。
うまうまと堪能していると,どこからか首輪をしている猫が歩いてきました。猫を見ると挨拶せずにはいられない私,そうしたら猫ちゃんもこちらに来てくれました。

人懐っこい。かわいい。
おしりポンポンでこの通り。

血中猫度も上げたところで,次に向かうは江記華隆。肉紙という,ぱりぱりの乾燥肉が買えるお店です。

江記華隆

なんかおめでたい外観

しかし,お店の前まで来てはっと思い出す。日本,加工肉の持ち込み禁止じゃね?えーだめじゃん,どうしよう,でも気になるとお店の前をうろうろしていると,店員さんが声をかけてくれる。どこから来たの,と聞かれて日本と答えると,アーと残念そうな顔になったので,知ってる~~と答える。じゃあ台北にいる間に食べちゃえばと言ってくれて,それもそうだなと一番小さい袋を一つ購入。

お店を出て地図を見ていると,淡水河まですぐ歩ける距離だなと気が付いたので行ってみることに。

台湾三大河川の一つということで、
運河として活躍していたのもわかる大きさ

もともと迪化街は,昔貿易で栄えた大稲埕という地区の一部でその趣を残す場所です。街角にはアートと街の保存を融合させようという取り組みが見られるし,古い建物も多くあったりと歩いているだけでも楽しい場所でした。

さて,朝の光をたたえて悠々と流れる川を眺めながら,先ほど買った肉紙(杏仁蛋紙という商品名でした)を一つ食べてみることに。

こんなの。
思い出してまた食べたい

これがですね,もうちょっとびっくりするくらい美味しくて!
極限までカリッカリにしたベーコンを,薄いサクサクのクレープに巻いたみたいな。そこにほんのり五香粉のかおりがして,なんなのだこれは,うますぎる。
お茶請けにもよし,お酒のつまみにもよし,絶対みんなこれ好きでしょって味でした。許されるならば,全てのお土産をこれにしたのに!!!

合間にちょっとお買い物

川沿いにいたせいか体が冷えてきたので、一度ホテルに戻って上着を取ってこようと決め、駅に戻りつつ気になったフルーツが美味しいお店に行くことに。
途中でカラフルなカゴバックやら籐で出来た小物を売る店が並んでいたので、それぞれでお買い物。
キッチュなバッグと、何を思ったかせいろをゲット。笑

やっぱり猫が寄ってくる
夏に持ちたいチープなかわいさ

せいろはずっと欲しかったので、えーい買っちゃえと完全に衝動買い。出張に持って行く一番でかいスーツケースで来たので無敵です。笑

豐味果品で美味しいフルーツを

フルーツが美味しいと噂の豐味果品さんを目指して歩くも何故か見つからず。おかしいなぁ、この辺のはずなんだけど…とググったらなんと移転していた...!
しかしラッキーなことに、泊まっているホテルの最寄駅近くだったので、戻りつつ行ってみることに。
お店ではいちじくのスムージーを頂きました。

果肉ごろごろ!

何も余計な甘さを足していない,いちじく本来の味だけで使ったスムージーはとても贅沢で食べ応え◎。
店主の方に日本から来たの?と聞かれ,そう,東京からと答えたら,一回行ったことがあるよといって,えーとなんて地名だったっけ・・・と言いながらメモ帳に「浅草」「雷門」と書いてくれました。
わかる,私も漢字は日本語読みしちゃうから読み方わからないよね。
いいチョイスだね!とお喋りしていたら,マンゴーは好き?と聞かれて,サービスでドライマンゴーを頂きました。
これがもうちょっとハッとする美味しさで。甘みと酸味のバランスがいいのもそうだし,香りのよさもねっとりと濃い噛み応えも今まで食べたことないくらいの美味しさ。これは台湾産のマンゴーなの?と聞くとそうだとのお答え。今までフィリピン産のしかドライマンゴーって食べたことなかったかも。
あまりに感動したので,お土産用にいくつか購入しました。

荷物も大量になったところで,いったんホテルへ。
そしてまだ半日分なのにいい加減長くなってきたので,次に続く。


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