ハンナアーレント「エルサレムのアイヒマン」Eichmann in Jerusalem: Ein Bericht von der Banalitaet des Boesen
来年の政治哲学教材はハンナアーレントの「エルサレムのアイヒマン」にしました。この著作はユダヤ人迫害のお話が出てくるとき、よく引き合いに出されます。最近気になっている歴史学者Peter Longerich の「ゲッべルス」と「ハインリヒヒムラー」の評伝も併せて読んでみます。
分からないながらも、カント「判断力批判」、ヘーゲル「精神現象学」「歴史哲学講義」、ニーチェ「ツァラトゥストラ」「悲劇の誕生」、ショーペンハウアー「意志と表象としての世界」の芸術部分、ハイデガー「存在と時間」、アドルノ 「新音楽の哲学」と読み進めてきました。本当は、アーレントが終わったら、ユルゲン・ハーバマスと新進気鋭のマルクスガブリエルの著作を読んで「完結」するつもりだったのですが、私の寿命がいつ果てるか分からないですしアーレントで一旦中断します。
ドイツ系哲学をせっかく勉強したので、何らかの形で役に立つといいな。
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