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「自己肯定感」の正体を知った日


私はこの記事を、自分を鼓舞するために書いている。

なぜなら今、私の自己肯定感は地に落ちているから。
いや、地に落ちてもまだ人並程度だと思うのだけど、ここ数日いろいろなことがあって(主に人間関係で揉めるなどして)、私は今、過去最高に落ち込んでいる。

▼ こんなことがあったよ

今の私には、いつものような自己肯定感がまるでない。

そこでこの原因を分析し、2度と繰り返さないための学びにしようと思ってこの記事を書くことにした。

▼ 自己肯定感の正体

そもそも自己肯定感ってなんだろう。

私はこれまで、「自己肯定感とは自分のスペックによって作られるもの」だと思っていた。

顔、体、学歴、職業、特技…

でも今回、それらはほとんど関係がないのだと分かった。

知人と喧嘩した。友達に嫌われた。連絡が途絶えた。
自分自身のスペックとは一切関係のないこれらの体験が、今回、私の自己肯定感を大きく削った。

いや、別に嫌われることは怖くない。
クラブで男と喧嘩してもネットでアンチが多少湧いても店で客からキレられても、自己肯定感バカ高人間の私にとっては正直ほとんど気にならないし、寝たら全部忘れている。
それによって自分に自信を失ったり、モヤモヤすることはほとんどない。

でも今回は違った。
私は今確実に、自己肯定感が低い。

最初は男の言動(飲み会で不正な会計をされたこと)が嫌だったのかと思った。それによって揉めたことにモヤモヤしているのかと。
でも3日経ち、4日経ち、今の私の頭の中にその男は存在しない。

頭の中にはただ1人。
私が男の不正にクレームをつけたとき、隣で嫌がっていた女友達の存在だった。
彼女が私の味方をせずに、無言の非難をしていたことが辛かった。
彼女は私の唯一の幼馴染で、家族ぐるみで仲が良く、結婚式のスピーチをしてほしい相手だった。

その友達との関係を失ってしまった。
いや、正確には、もともとあまり性格が合っていなかったという事実を、その晩思い知らされてしまった。

でも、もしそうだとしても、私は彼女が好きだった。
それなのに、たった数分の出来事で、私はとんでもなく彼女に嫌われた。
今やLINEもほとんど返ってこない。

この事実がすごく辛い。
私の自己肯定感は、「好きな人に嫌われると下がる」という、ごく普通の設計をしていた。

思い返してみると、クラブで喧嘩になった男も、SNSで湧いたアンチも、店でキレてきた客も、超絶どうでもいい存在だった。私の人生にとって、これまでも、そしてこれから先も全く必要じゃない存在。
嫌われることによるデメリットが一切ない存在。だから自己肯定感に影響しない。

かたや、替えの効かない大切な相手だとそうはいかない。誰かと揉めて自己肯定感が削られたとき、その人が自分の一部だったことに気付かされる。

つまり自己肯定感の正体は、【自分が築いてきた人間関係】なんだと思う。


▼ 「自信のない男」の生態

これは男女関係に当てはめてみても同じ。

思うに男性は、異性に既読スルーされたり、振られたり、ブロックされる(=相手にされなくなる)機会が女の私よりも多いと思う。格段に。

そのとき、そのブロックされた女に対してそれなりの好意を抱いていれば、その分だけ自己肯定感が削られる。

一方で、ただのヤリ目的だった場合、自己肯定感はさほど削られない。だって替えが効くから。

この作業を繰り返して、「自信のない男」と「自信のある男」が生まれるのだとすると、自信のない男は異性にしっかり向き合ってきた結果そうなっている可能性が高い。

いや、真剣な人ほど自己肯定感を削られる機会が多いだなんて、ただただ可哀想でしかないけど。

でもそんな彼らの自己肯定感が、爆発的に飛躍するイベントがある。

それは彼女ができること。

好きな異性に「本命」として認めて貰えた瞬間に得られる自信は、曖昧な関係を複数構築することで満たされる自信の域を超えている。

私の元カレの中には、童貞陰キャだったのに付き合った瞬間自己肯定感が爆上がりし、体育祭の副団長にまで上り詰めた男(通称モンスター)がいる。

自分を全面的に肯定してくれる女がいると、男は上に上がる。
いわゆるアゲマンってやつだね。

反して、自己肯定感の低い男というのは、認めてくれる女がそばに居ない。
仮にいたとしても、その女に対して好意を持っていないどころか、どちらかと言うと不満を多く持っている。メンヘラのセフレに手を焼いてる男とか大体これだね。

自己肯定感って、自分がそのとき構築している人間関係の影響をそのまんま受けている。


▼ 自己肯定感の守り方

私の自己肯定感だって、恐らくその大部分は彼氏によって形成されている。

正確には、「自ら選んだ好きな人との関係をきちんと構築できている自分に対する自信」ね。

だからどれだけイケメンとセックスしても、テストで良い点数を取っても、仕事で成果を上げても、隣に誰もいない状態が長く続くと、この自信は失われていくのだと思う。

よく『彼氏のいる女の方が魅力的』だと言う男性がいるけれど、あれは彼氏のいる女の方が自信に満ちているからだよね。

人の自信が形成されるのは、自分が好きな人からきちんと好かれているとき。それは家族かもしれないし、友達かもしれないし、恋人や上司かもしれないけれど。

親の愛情を受けずに育った子供が精神にトラウマを抱えるように、周囲の人間関係がメンタルに与える影響はハンパじゃない。

だから「大切な人」と「どうでもいい奴」の存在は切り離して考えないといけない。
今回私が遭遇したトラブル(会計不正)のように「どうでもいい奴」が何かをしたら、あとで個別で問い詰めて、「大切な人」を巻き込まないようにしないといけない。

自分の自己肯定感を守るためにも、大切な人との人間関係は別枠で考えないといけないなぁと強く思った出来事だった。


▼ ちなみに今回失った自己肯定感を取り戻すために、私はこんな行動を取りました


もし記事がおもしろかったら、伝えてもらえると嬉しいです🥰 ※近日中に個別でお礼のメッセージをお返しします💌